マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

休日の徒然になるままかな?

2011年12月11日 07時30分54秒 | ひとりごと
毎日の新聞ではヨーロッパの金融危機と英国の孤立化などが盛んに報道されている。また。それにもましてイラン情勢がなにやら怪しげな方向へ進みつつある。過去の歴史から学ぼうとするなら、当然ご破算に願いましては・・・・の唯一の解決策が戦争であることは明らかで、英国とイランの小さな小競り合いをきっかけに、大規模な戦争に発展する可能性は徐々に現実の問題になりつつある。いつでもそうなのだが、ほとんどのきっかけはやらせが主体であり、西側の常套手段である(イランの英国大使館への乱入など、まさに自作自演以外考えられないではないか。)そして戦争への機運を煽り、火に油を注ぐのが報道の役割である。まあ、我々ぐらいは常に冷静に眺めて行く必要があろう。

いずれにしてもアラブの春と呼ばれるものがまったくの欺瞞であり、数年のうちに民主化とはこんなものだったのかとの落胆に変わるだろう。当然のことながら、日本でおきた政権交代が何の意味もなかったと我々が気づいたのと同様である。

私は毎日新聞を見ながら思うのは鳩山首相が退陣し、菅政権が誕生したのが日本の終わりだったということで、影の総理、小沢氏の思想があまりにも官僚国家日本にとって過激だったというよりも、むしろ国民に知らしめたかったのは「国家は国民の物ではないこと」をこの際はっきりさせようとしたことだった。日本国家のオーナーは今でも天皇の物であり、国民は公民という名の国有財産である。これは天智天皇が日本を征服した時に決まったことで、表面上はともかくとして常にそうだったのだ。
日本に限らず、世界的な傾向として格差のさらなる拡大、そして貧困層の増加が進んでいる。これも戦争への可能性が高まりつつある一つの指標である。食うに困った若者が、とにかく食べれることを理由に軍隊に進むことを誰が批判できよう。もはや、世界的な公共事業として破れかぶれの戦争を望むのは必ずしも軍需産業だけではないのだ。

吉野家やすき屋、そして松屋などの低価格フーズの中心価格帯が今や200円台に下がってきた。そしてビジネス街の街角で立ち売りしている弁当の主流は280円である。私は飲食業を営んでいるから分かるが、10年前の最低価格と思っていた物はもはや時代遅れで、貧者のジャンクフーズがビジネスマンの主食になってきたのである。それだけみんなの財布が軽くなってきたということだ。しかし、しかしである。日本の貧者は年間所得200万円であり、今の円高を考慮するなら、日本の貧困は序の口である。国家の運営を任されている大和朝廷の官僚たちにとって「まだまだ日本は国民に優しい」のであり、さらなる国民からの収奪が画策されるのである。
今朝の報道で、車の重量税・取得税等を軽減するなどと言う方針が出された。安くなれば何でもいいというわけではない。何かを安くすれば、どこかでその穴埋めが必要になることは当たり前で、車を買った人と車を売った人だけが潤い、その他の大勢の人に負担が転嫁されるのであれば、最初からやらないほうがいいではないか。それよりかはガソリンにかかっている暫定税率はどうなったのかとお聞きしたい。
民主党は野党のころはまともな政党であったが、与党になったら自民党と同じである。もっとも、自民党は野党になってもいまだに与党時代と同じで、どうして今野党になっているのかまったく自覚がないのは同情を禁じ得ない。

震災の傷跡が癒えぬままこの2011年という忌まわしい年が終わろうとしている。雅子さんは48歳を迎えた。そうなのだ、私と同じウサギ年だったんだ・・。
ここへきて、秋篠宮が「公務の定年制は・・・」とか、ハゲが「女性の宮家の創設を」とか、色々騒がしいことだ。
こんなことなら側室を置けばよかったと悔いる人が多いと思うが、なに心配はいらない。日本の皇室は表以外にいくらでもお種を保存させているから、軽々しく動くものではない。トヨタのカンバン方式のごとく、必要な時に必要なだけ手に入るようになっている。そんなことは国家の中枢の人は分かっているのだから、今、色々な雑音が入るのは別の意図があるからだろう。
一般論とお断りして、つまり、韓流ドラマ、特に李王朝を勉強してだが、世子(皇太子)と世妃(皇太子妃)は東宮にいて王宮と対立するのが常で、それはその取り巻きも同様である。したがって東宮の住人は「今に見ておれ、こちらが王宮に住むことになった暁には・・・」と思い、王宮の住人は「今のうちに芽を摘んでおかないと後が怖い・・・」と考えるのである。いじめが激しければ激しいほどその怨念は増すのである。デビさんが騒ぎ、「廃妃」を言うのも「その時」が怖いからである。
雅子さんが皇后になったら、自分を貶める記事を書いた報道陣、そして廃妃を画策した者どもをどう扱うか・・・・考えただけで私は恐ろしいのでごじゃいますぞ。

韓流的に読み解くなら、次の皇太子が即位すると、皇太子は秋篠宮となり、世孫は血筋的には愛子様で、男系に限るなら悠仁様なのかな・・・、われわれ庶民には関係ない話だが、韓流ドラマと考えるなら実に見ごたえのある舞台背景なのである。韓流ドラマではなくウキウキドキドキの日本国の大河ドラマであるぞ。
え?韓流のどれを見ればいいのかって?そうだな・・・、「女人天下」か「王と妃」あたりが一番参考になるのかな・・・・。でも、長いぞ・・・。