名古屋市民ののどを潤すのはもちろん木曽川である。上流へ行くまでもなく水質は抜群である。直接飲むのははどうかと思うけれど、その気になれば誰でも利用できるし、もちろん無料である。ただし、農業用や工業用、さらには個人利用であろうとも積極的に引き込むような事は、川の公共性を考えれば制限されるのは当たり前だろう。これは長い歴史の中で、皆が争わないように出来上がったいわば自然法みたいなものだ。もちろん水利権と呼ばれ、不合理な点は無きにしも非ずだが、一応国民もほぼ納得しているものだろう。
さて、先日大須のアメ横ビルへ行った時、ある店に変な機械が置いてある。「ねえ、この機械なんなんですか?」、「うーん、画像安定装置だよ。」、「なんに使うの?」、「そりゃ言えねえー、ただ、レンタルDVDを借りてきてコピーできたりすると言う噂は聞くがね・・・。」
お値段は一万数千円、いわゆるコピーガードを無効にする装置のようである。
やはり日本は健全である。これでなくっちゃ。
これが画像安定装置、名前は意味不明だが・・・・

配線はこのようにするのだそうだ。なかなかおもしろそう。私は必要がないので買わないけどね・・・。

いわゆる家電量販店にはこのような怪しげな商品はまず売っていない。いわゆる犯罪行為を推奨するわけにはいかないからだ。でも、国民にとって垂れ流される画像や音声をコピーするのは、川の水をダムを作ってため込みたいと思うのと何ら変わらない。いわば、もったいないのである。
もちろん番組を録画し、それを販売する行為を制限するのはやむを得ないと認めるが、個人と個人が楽しんでやり取りするのまで禁止し、犯罪行為と決め付けるのは権利の乱用だと感じる。
私はシーグレイプ氏の英語版を翻訳し、無断でネット公開したが、これはどこかが版権を買い、出版しなかったからである。いわば、国民の知る権利が制限されたのである。私は翻訳本の頒布に対し絶対に代金を請求しなかった。実際は一冊作るのに1000円ぐらいかかったのである。しかも印刷は自分のプリンターで両面印刷してである。結構大変だったのだ。弁護士にも相談したが、翻訳する権利がない以上、どのようなことも犯罪になるから止めた方がいいと警告を受けていた。わたしはそれよりも国民の知る権利は優先すると考えた。言ってみれば、やる価値があると判断した。
そして「GOLDWARRIORS」は300冊以上は製作した。ただし、「無償で送りますが、どうしても代金を払いたいとお考えなら、いくらとはいいませんのでカンパをお願いします。」という原則を貫いた。また、ネットでも二百人以上の方に無料でダウンロードしていただいている。
実はシーグレイプ氏はこの事を知っていて、怒るどころか大いに喜んでくれているとのことである。また、二十世紀のファウストも鬼塚さんの宣伝に大いに役立ったと思っている。(再出版することになったのは私がネット公開を始めた後のことである。言うまでもなく鬼塚さんの了承を得ている)
シーグレイプ氏の本は何よりも日本語版がないので読みたい人は困ったであろうし、「二十世紀」はそもそも自費出版だったため、誰も手に入らないなかったのだ。私は自分のためでもあるし、人のためにも役に立とうと思ったのである。これが犯罪になるのなら法律が間違っている。
著作権という化け物が一人歩きしているが、人間のゲノムが解析され、著作権で保護されると、そりゃもう、どんな事になるのかまったく予断は許されない。まずは国民の権利が優先されるべきだという事を忘れてはいけない。
さて、先日大須のアメ横ビルへ行った時、ある店に変な機械が置いてある。「ねえ、この機械なんなんですか?」、「うーん、画像安定装置だよ。」、「なんに使うの?」、「そりゃ言えねえー、ただ、レンタルDVDを借りてきてコピーできたりすると言う噂は聞くがね・・・。」
お値段は一万数千円、いわゆるコピーガードを無効にする装置のようである。
やはり日本は健全である。これでなくっちゃ。
これが画像安定装置、名前は意味不明だが・・・・

配線はこのようにするのだそうだ。なかなかおもしろそう。私は必要がないので買わないけどね・・・。

いわゆる家電量販店にはこのような怪しげな商品はまず売っていない。いわゆる犯罪行為を推奨するわけにはいかないからだ。でも、国民にとって垂れ流される画像や音声をコピーするのは、川の水をダムを作ってため込みたいと思うのと何ら変わらない。いわば、もったいないのである。
もちろん番組を録画し、それを販売する行為を制限するのはやむを得ないと認めるが、個人と個人が楽しんでやり取りするのまで禁止し、犯罪行為と決め付けるのは権利の乱用だと感じる。
私はシーグレイプ氏の英語版を翻訳し、無断でネット公開したが、これはどこかが版権を買い、出版しなかったからである。いわば、国民の知る権利が制限されたのである。私は翻訳本の頒布に対し絶対に代金を請求しなかった。実際は一冊作るのに1000円ぐらいかかったのである。しかも印刷は自分のプリンターで両面印刷してである。結構大変だったのだ。弁護士にも相談したが、翻訳する権利がない以上、どのようなことも犯罪になるから止めた方がいいと警告を受けていた。わたしはそれよりも国民の知る権利は優先すると考えた。言ってみれば、やる価値があると判断した。
そして「GOLDWARRIORS」は300冊以上は製作した。ただし、「無償で送りますが、どうしても代金を払いたいとお考えなら、いくらとはいいませんのでカンパをお願いします。」という原則を貫いた。また、ネットでも二百人以上の方に無料でダウンロードしていただいている。
実はシーグレイプ氏はこの事を知っていて、怒るどころか大いに喜んでくれているとのことである。また、二十世紀のファウストも鬼塚さんの宣伝に大いに役立ったと思っている。(再出版することになったのは私がネット公開を始めた後のことである。言うまでもなく鬼塚さんの了承を得ている)
シーグレイプ氏の本は何よりも日本語版がないので読みたい人は困ったであろうし、「二十世紀」はそもそも自費出版だったため、誰も手に入らないなかったのだ。私は自分のためでもあるし、人のためにも役に立とうと思ったのである。これが犯罪になるのなら法律が間違っている。
著作権という化け物が一人歩きしているが、人間のゲノムが解析され、著作権で保護されると、そりゃもう、どんな事になるのかまったく予断は許されない。まずは国民の権利が優先されるべきだという事を忘れてはいけない。