ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

お金で買えないもの・・

2006年01月25日 | 木馬の事
いいお天気になったので、某スーパーに買出しの帰りに、少し寄り道。
運動公園道路から降りて高速道路入り口を撮影。

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お店に置く新聞を来月から一年間代えることにした。
山陰中央新報から中国新聞にしたのだ。
毎日、販売店のセールスが来て頼むので、根負けした。
まぁ どちらも地方新聞だから、いいか・・

午後、トイレに入ったイリコさん、「ギヤァー!
「Tさん、おかしいんじゃない?穴が塞がっていたんだろうか?ちゃんと○○器に入れてない、べチャべチャよ。もう~頭に来る・・」
大騒ぎ……。
本当に常識のない大人がいて嫌になる事がある。
トンボがすかざす言う。「当店はトイレは用意してません。御用の方は新川にどうぞ。と書いときんさい。」
出来ることならそうしたいよ。

話は変わるが、「天国と地獄」の映画じゃないが、今まさにホリエモンにこの言葉が当てはまるんじゃないだろうか?
でも私のように株も経済も全く無知なものが騙されるのならまだ話もわかるが、3兄弟(かしまし3姉妹じゃないよ。)(小泉、竹中、武部)や、経団連の奥田会長まで、しかも満場一致でのおまけ付きで騙されたというのが私は理解できない。

横道にそれるが映画の話になったら、止まらない。
黒澤映画はみーんな好きだが、(晩年は?と思うものもあるが・・)初期の作品で、「素晴らしき日曜日」がもの凄く好きな映画なので、書いてしまう。(何度も見た)

時代背景は、戦後の荒廃した東京の街を舞台に描かれていて、日曜ごとにデートをする恋人同士、今日は二人合わせてお金が35円しかない。家をみにいったり、子供達と遊んでガラスを割って弁償したりで段々お金が少なくなる。
けんかもしたり、雨が降って彼女のクツの破れから水が入る。「これはね、入った水が出やすいように穴が開いているのよ。」
しかし励ます彼女に、こんな時代に嫌気がさしている彼氏は暗い顔ばかり。
そんな中、日比谷公会堂で未完成交響曲の演奏会のポスターを見つけて、それに行くことにする。それは二人の思い出の曲。少しばかりロマンティックになる二人。
しかしダフ屋が切符を買い占めて、高いお金で売りつけていて二人は買えない。

落ち込む彼氏に彼女が月夜の明るい焼け跡で、将来の夢を語る。次第に元気になってゆく彼氏。
この後の架空の野外音楽堂の場面。しばさん思い出したよ。このエンディングも素晴らしい。
私が今日言いたかったのは、この映画のテーマは“貧しくとも(お金がなくても)愛によって幸福は得られる”と言うものだったような……。

私がこの映画を初めて見たのは(勿論リバイバルで)30代だったが、お金で買えないものはたくさんある。真の愛情も、真の友情も、・・そしてお金がなくても手に入るものもたくさんある、
そう思っていた。
ホリエモンは33歳でお金で何でも買えると言っていた。
そこの所が、いまだにお金で苦労している私との決定的な違いだろうか?

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