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常識のないお客に腹が立つ。
朝 Kさんが、「おしぼり貸してください。」と言われた。
当店は、食べ物以外は原則としておしぼりは出さない。
お絞りで顔を拭いた後、ブルゾンの泥のよごれを拭き出した。
え~ お絞りは雑巾じゃない。そんな汚れは、家で拭いてほしい。
なんだか、おしぼりは何を拭いてもいいと思っているようだ。
薄いピンクのおしぼりは無残にも泥汚れでうす汚くなった。
それを「困ります。」と言えない私にも腹が立つ。
お客が多ければ、強くも出れるが、数少ないお客さんだから、つい黙認してしまい、朝しょっぱなから、頭にきた。あぁ~宝くじでも当たらないかな?
そんな一日の始まりだからろくな事はない。
私は誰に似たのかなで肩だ。
このなで肩が、着物を着る時はいいかもしれないが、そんなチャンスも着物も持ってない私には、非常に不便だ。第一エプロンが下がる。そしてショルダーバックが肩からいつもずり落ちるから颯爽と歩けない。だらしなく見える。
そして顔が大きい私は、肩幅がないと雪だるまのように見える。
いつか何かの本で阿川佐和子がやはり同じ悩みで、いつも両面テープを持ち歩いている、肩パットを止める為と書いてありそのアイデァを借用している。
最近のセーターやブラウスには肩パッとが縫い付けているのもあるが、その既製品に別にもう一つテープで止めるのだ。
アメリカンフットボールの選手みたいになるが、顔が大きいのでそんな違和感はないと私は一人で思っている。
いつだか「江津のイメルダ夫人」と言われた時はさすがに笑ったが、そん時は一つはずせばいい。
今日も今日とて、肩パット入りセーターで買出しに出かけた。
エスカレーターで鏡に写るのを見るのが嫌で、エプロンを直していたら、後ろの子供が、「おばちゃん、何か落ちたよ。」
見たら、茶色の半円のものが落ちている。
一瞬何かわからなかったが、肩パットだぁ~。
男の子は何だろう?と言うような顔をしている。
とりあえずお礼を言ったが、子供でよかったぁ。でも最近の子供はませてるから、胸パットと間違えたんじゃなかろうか?
話は全然変わるが、東京地方は大雪みたいで、テレビのニュースで流していた。
東京は雪が降ると、大勢の人が転んで怪我をするんだね。
女の子などミュールをはいて雪道を歩いている不届き者もいた。
センター試験の時は時化るのよね。
またまた話は変わって、自分のことで申し訳ありませんが、夕方5時15分にばば、ばばになりました。
晴れのち曇り 6℃