ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

安物買いの達人。

2006年01月12日 | 木馬の事
いいお天気に誘われて、星高山へ登ってみた。
水平線が見える。突き出して見える黒い突端は、敬川の大崎鼻だと思う。
とても温かかった。

*****

昨日の日経新聞の出久根達郎のコーナーで、ふと目に付いた文章があった。
島根県浜田市の、ある小学校所蔵のピアノ物語。
テレビでもこのドキュメンタリーはしていたので見たが、このたび この小学校が新しく建て変わり、この古いピアノが出てきたと言う事で、このピアノの修理再生に視点を置いた物語りだったように思うが、
昭和8年に、父兄たちがお金を出し合って、子供たちのためにピアノを購入した。当時2千4百円、現在のお金に換算すると、およそ一千万円という。
決して豊かな時代ではないが、児童たちが大らかな美しい人間にそだってほしいと、いう願いからお金を集めピアノを求めた。そしてピアノの旋律に育まれた子供たちは、やがていやおうなく戦争に狩り出されて行く。時代を見つめたピアノのドキュメンタリーだった。講堂の壇上にあったグランドピアノがそれだったのだろうか?私が少しの間在籍した学校の物語だった。(映画を見てこの講堂の壇上で怒られたり、風邪をひかずに表彰された学校)

*****

大根と白菜がまた木馬にやってきた。
奥の方の雪で野菜の値段が高騰しているときで、本当に有難いのだが、もう少し日にちを開けてくれないものかと、贅沢なわがままを言っている私達。

さてもし安物探しの達人がいるとすれば、イリコさんは、そのうちに入ると思う。
新聞のチラシを隅から隅まで見て、今日は、あそこがキャベツが安い。レタスはこの店が安い、グラニュー糖はこの店が安いと私に買い物を命令する。
なるべくなら某スーパーで買うようにしているが、やはり仕入れに関するものは安いに越した事はないから、大雑把な私は助かってはいる。

買い物を行く順番に紙に書いてくれるので、その紙を見ながら買出しに行く。
今日、紙に書いてある通りに買出ししていたら、ミツカン味ポンが二個と書いてある。この野郎と思いながら買った。600ミリの瓶入り味ポンを2本とグラニュー糖3袋、バナナ2袋、重たくてビニール袋の取っ手がちぎれそう。駐車場まで行くのがやっと。袋の中で、瓶のすり合う音、あ~重いよぉ~。

「この味ポン誰の?」「はいすいません、大根と白菜に反応しました。鍋にします。今日は味ポン特売でしたから、書いておきました。」

お陰で、手が小刻みに震えて止まらなかった。
市中のスーパーではきっと、「木馬のママさんは、毎日紙を見ながら、特売品ばかり買いあさっているよ。」と評判になっているかも?でもこれはイリコさんのせいです。

晴れ 朝霜が一杯降りていた。13度