ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

ずっこけ歴。

2006年01月11日 | 四方山話
鏡開きと言う事で、年末に電工のMさんから頂いた小豆と、トンボが石臼でついたお餅で、お善ざいを作って頂いた。

午後、私の行きつけの美容院が、今の青山店を引き上げて、木馬の近所に来ることになったと、挨拶に来られた。
この辺りが、楽しそうで来たかったと言われた。又木馬界隈はオバタリアンの巣になりそうだなぁ。でも嬉しい。

それで「カツラたくさんあるんだけど、どなたかいる人いませんでしょうか?捨てるにはおしいし、かと言って邪魔になるし・・」
「どんなカツラです?」
「文金高島田です。」

すかさずトンボが言う。
「あんたらぁ、それかぶって、白い“かっぽう着”着て店に出たら?このままじゃジリ貧だろう?何かアイディアを出さにゃ、つぶれるよ。そうすれば新しい客も増えるよ。全国でも有名になるよ。顔は下向いときゃ、わかりゃせん。白塗りすればいいんだぇ。」

何を言い出すかわからない頓珍漢なトンボは、呆れて怒る気にもなれん・・

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安光姫に高額医療の払い戻し請求の書類が来た。
秋に心臓が悪くて、検査やら、通院やらしたのが対照らしい。

提出書類は3枚だけど、記入箇所はたくさんある。83歳の年寄りには少し無理だと思いながら、記入してあげて、提出に市役所に行った。
健康長寿課という課は、よその市町村はわからないが、わが市は、2階の奥にあった。(2階といっても階段の踊り場を2回もラセン状に回る。)
私でさえふうふう言うのに、年寄り相手の部署にしては少し配慮が足りないのではないのかと思いつつ、提出した。
やはり抜けている所や、過ち箇所があり、訂正する。
一人暮らしのお年寄りの場合、ヘルパーさんに有料で記入してもらうのかな?
とにかくも提出した。最後に振込先の口座番号ということで、郵便局の通帳を差し出した。
「役所は郵便局は取り扱って降りません。農協か、銀行の口座はないですか?」
「母は、たった一箇所からしか年金は貰えません。少しの金額をあっちこっち分けられません。おまけに農協も、銀行も我が家から遠いんです。郵便局でダメならいいです。」
「そうですか?それでは窓口扱いと言う事にしますが、これからのこともありますので、口座を開いてください。」
そうか郵便局は対象外なのかぁ、知らなかった。
ぶつぶつ言いながら玄関の自動ドアーを出たところで、視覚障害者用の凹凸の黄色い線にブーツの先が引っかかり、今年初ずっこけで、右の手の平をすりむき、印鑑が地べたに転がったら、なんだかじわじわと腹がたってきた。
老人医療手帳なる物が見当たらず、再発行してもらった時、私はパソコンの画面をのぞいて見た。名前だけで全て一覧表に出るのなら、全部記入して、印鑑だけ押せばいいように出来ないのか?せめてお年寄りの場合はと思ってしまう。

またまた過去の話で申し訳ないが、私のずっこけ人生で一番の金メダル級は、何といっても40歳代の頃、妹と買い物に行った時、出雲の生活センターの一階から二階の吹きぬけの階段の二階部分から下まで、ハイヒールの踵が、階段のすべり止めの金具にひっかかり、転げ落ちた時だ。
タイトスカートは後ろのスリットがお尻の辺りまで裂け、ハイヒールは片方踵なしになるわ、人だかりは出来るわ、恥ずかしいやら痛いやら、今思い出しても赤面する。
その後サンコー夫人が調べてくれた所によると、よく転ぶのは、脳の運動神経をつかさどる神経が切断されているか、発達してないと言うことらしいから、この先 何度ずっこけるか、考えただけでぞーっとする。

晴れ 12℃