“親の意見と なすびの花は 千に一つの 無駄もない。”近所の畑も、やっと雨がふり、お茄子の花が、咲いていました。とっても可憐ですね。
同じ県人とは思えない。
けさ、ラーフル夫人と話した。
先月、松江温泉の中にあるてんてん手毬という温泉旅館に、ラーフル夫人が、松江在住のお姉さんと行った時の話、同じ県人とは思えないほど、言葉がわからなかったと言った。
お昼にお蕎麦屋さんで、お蕎麦を食べた時、
「これは二、八そばですか？」（そば粉が八でつなぎが二のこと）と聞いたら、
「きゃぬはつ」です。（これはが、“きゃぬ”で八が“はつ”らしい。）
道を尋ねたら、「ダイハツの先です。」と言う所を、「でいへつの先です。」といい、裁判所を「せいべんしょ」と聞こえたと言う。
それではこちらが、「きゃぬはつ」と言ったら、「二八」と聞こえて、「でいへつ」と言ったら、ダイハツと聞こえるのかね、と笑った。なんせお姉さんがバイリンガルだから通訳が要らなかったそうだ。
出雲弁の横綱は「だんだん」ありがとう。「ばんじまして」こんばんわ。今でも使われている。
警察にもばりばりのズーズー弁がいるぞ。「うんすぅ ふらたの すっすん」「雲州、平田の出身」
まぬけは「ほーけまち」粗悪なは「ざまくな」
コーヒーを飲みながら、「同じ島根とは思えんよね。」
出雲弁一覧表を見て、大笑いしていたら、
「出雲弁は、朝鮮から渡ってきた言葉で、最古の言葉だよ。宮中言葉で今でも使われている。神社で使われている祝詞などは、出雲弁だよ。」
窓際の席で、サンドイッチセットを食べてた、痩せて腰のベルトが余って、背中まで廻っているお客さんが、突然言った。
「出雲の方ですか？」
「生まれも育ちも出雲です。」
とズーズー訛りで言われた。
そのお客さんが、帰られた後、「悪口じゃないよね。」「感じ悪かったかなぁ。」
そんなことない、私達は唯、同じ島根県人とは思えないと、言って笑っただけよね。
曇り時々晴れ。２９℃
