「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



アップセットもジャイアントキリングもなし。
青赤や朱色のクラブ(ウチもそうか・・・)は結構やられたりしてたのに。
J1もJ2もリーグ戦が佳境に入る中行われた4回戦。
そう簡単にカテゴリーが下のクラブに負けるわけにはいかないからね。
(危ないチームは幾つかあったけど)

「ペースメーカー」としての天皇杯(1/2)(sports navi)

相手選手への温かい拍手、じゃないんだけど、
リーグ戦独走か、なんて思ったことはないけど、
仰せのとおり、かな。

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懐かしい曲たちが迎えてくれた駒場スタジアム。
“あ、帽子忘れた”
正面から浴びる日差しが視界を狭くする。
散漫になりがちな天皇杯初戦。
“集中、集中”

GK都築
DF堀之内・闘莉王・ネネ
MF岡野・啓太・長谷部・アレックス・暢久
FW達也・シトン
リザーブ山岸・内舘・相馬・酒井・細貝・大山・カニ
都築が「復帰」。負傷離脱した選手に代わり、細貝、大山くん、カニが抜擢される。
“点差がつけばチャンス、あるかもね”

様子を伺うような立ち上がり。
当たりに来る相手をいなし、交わす。
5分、中央からのロングボールに達也が反応。
ループで決める。
“いい感じだねぇ”
いつものように歓喜する訳でもない、冷静な僕と仲間たち。
“勝って当たり前だからね”
右から岡野が上がる、シトンのポストプレーが決まる。
競り合いの度に相手が倒れる。
“これが力の差、なんだよね”
22分、長谷部のシュートが決まる。
“あれが決まっちゃうんだ”
“GK、判断遅かったかなぁ”
ややまったりしていた時間、長谷部が目を覚ましてくれる。

真昼の日差しが正面から照りつける東側。
目を細め、ピッチを見つめる。
“やばい、眠くなってきた・・・”
単純なミスを連発する選手たち。
芝生に足を取られるシーンも散見する。
“しっかりしろよ”
自分に、選手に問いかける。
枠に飛ばないミドル、上がったままの闘莉王。
“もう1点取ると安心なんだけどな”
目の前の微動だにしない人たち。
コールの合間に聞こえる雑言。
“集中、集中しようよ”
40分過ぎ、アレックスからシトンのヘッド。
“決まらないのか・・・”

前半終了、2-0。

HT堀之内out内舘。
“ホリ、怪我??”
“怪我とイエローは勘弁だよ”
47分、暢久のCKにワシントン。
“来た!!決まれ!!”
易々と奪った3点目。
“もう大丈夫でしょ”
練習試合を観ているような、そんな感じさえしてくる。
54分、長谷部警告。
“もったいない・・・”
“激しくやられてたからな、ハセ”
“2枚で(天皇杯は)出場停止だったよね”
57分、アレのクロスが入る。
ゴール前の混戦から最後は達也、4-0。
もう喜ぶこともない。淡々と経過を見守る。
62分、啓太out酒井in。
“休ませられるね、点差があると”
65分過ぎ、中央のシトンから達也、右から岡野。
“フリーだ、岡野!”
“打て、決めろよ!”
“あ~あ、やっぱり岡野は岡野だよ”
67分長谷部out相馬in。
“ボランチだねぇ、相馬”
相変わらずつまらないミスが目立つ浦和。
河村優(選手)がDFラインを突破する。
“藤枝東から札幌入ったんだよね、彼”
“ヤな動きするよ、まったく”

70分過ぎ、岡野が倒れる。
“ダメ、なの・・・?”
“交代枠使っちゃったじゃん”
ピッチ外で治療、戻ってきても走れない。
“大丈夫かよ、岡野”
“もう年だからなぁ・・・”
左に開く相馬、右に張るアレックス。
“あれ?どうなってんだろう”
押し込まれる浦和、もう一歩、攻めきれない静岡。
“都築もいい選手だよね”
“リズムが出てくるきがしない?都築だと”
時折織り交ざる「跳ね」が眠気を振り払ってくれる。
ロスタイムは3分。
スルーパスに達也が抜け出す。ゴール前に詰めたシトンが決める。
5-0。
“達也が決めたらハットだったのに”
さらに相馬のシュート、暢久のミドル。
これは決まらず、試合終了。

快勝、かな。
無失点が、いい感じだね。
昔は格下にも苦戦してたから。
次はリーグ戦。
さぁ、次行こうか。


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