OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

Nios II JTAG UARTモニタ

2012-03-28 21:25:18 | FPGA
Namuru-Nanoの観測値は,JTAG UARTからprintfで出力しています.

Nios II SBT for Eclipseでnios2-terminalが開くのですが,
一度止めるとどうやって再接続すれば良いのか判りません.
また,出力結果をログに保存することもできません.

JTAG UARTと通信するためのソフトウェアが無いものかと
forumを漁ったのですが,jtag_atlantic.dllを使えば
出来そうだということは判っても,dllの詳細が情報が
ありません.Visual Studioを使おうと思うと,使えそうな
サンプルもひとつしか見つかりませんでした.

Altera Forums: Re: jtag interface from user aplication

nios2-terminalの出力のログが取れれば良いので,
リダイレクトやtailを使えばなんとかなるのですが,
モニタしながら好きなところでログを取得とはいきません.

nios2-terminal > log.txt | tail -f log.txt

どれもいまひとつ気に入らなかったので,結局自分で簡単な
ログ機能付きのモニタソフトウェアを書きました.

Processでnios2-terminalを起動して,標準出力をTextBoxに
出力しながら,ログも取るというだけの簡単なものです.

(クリックで拡大)

コマンド機能はありませんが,追加するのは簡単です.
ソースコードをアップしておきますので,nios2-terminalでは
満足できない方は,お試しください.

http://www.sensorcomm.co.jp/osqzss/fpga/namuru/nios2mon.zip

【追記】
nios2-terminalをEclipse以外から起動するためには,
環境変数のPATHに以下のフォルダを追加してください.

<altera install folder>/nios2eds/bin
<altera install folder>/quartus/bin
<altera install folder>/quartus/bin/cygwin/bin
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GPS信号追尾のソースコード | トップ | MAX2769基板の動作試験 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

FPGA」カテゴリの最新記事