Nexus 9で取得できる搬送波位相で果たして精密測位が可能なのか,
GPS信号シミュレータを使って実験してみました.
基準局の周りを移動局が半径100mの円を描くシナリオです.
FIXする個所もあるものの,高度方向に1mのオフセットが
生じるなど,いまひとつ.衛星数が少ないとまったくFIX
しません.
(クリックで拡大)
(クリックで拡大)
残差を見てみると,搬送波位相がドリフトしているのが
気になります.このままでは使いものにならないな.
(クリックで拡大)
Geo++ RINEX Loggerの搬送波位相の生成にバグがあるかも
しれないので,本家GoogleのGPS Measurement Toolsでも
ログを取って比較してみよう.
GitHub: google / gps-measurement-tools / releases
【追記】GoogleのgnssloggerからRINEXファイルを生成しても,
結果は変わらず.受信環境が良くないのかな.
GPS信号シミュレータの信号を直接入力したいので,iFixitの
記事を参考にNexus 9を分解してみました.
iFixit: Nexus 9 Teardown
カバーは簡単に開いたけれど,リアカメラも一緒に外れてしまった.
まあ,カメラなんてどうでもいいけれど.
アンテナ基板とは,同軸1本で繋がっている.これで全部の信号を
受信しているらしい.
コネクタは何なのだろう?刻印を読んでみるとIPXと書いてある
ように見える.幅が2mmで高さが1mmなので,MHF5かな?
変換ケーブルを入手せねばなるまい.
【追記2】分解した中身をよく眺めてみると,アンテナ基板以外にも
アンテナらしきものがいくつもある.それらが基板と押しピンのような
もので接続されている.
どれがGNSSモジュールに繋がっているのか,基板を眺めるだけでは,
わからない.試しに,IPXのケーブルを引き抜いてみたら,それでも
測位ができた.どうやらこれじゃない.
ちなみに,この状態でWiFiにも接続できた.何のアンテナなんだ,これ?
【追記3】メイン基板の部分だけでも全部分解してみないとダメかな.
Fixez: How to Teardown the HTC Nexus 9
GPS信号シミュレータを使って実験してみました.
基準局の周りを移動局が半径100mの円を描くシナリオです.
FIXする個所もあるものの,高度方向に1mのオフセットが
生じるなど,いまひとつ.衛星数が少ないとまったくFIX
しません.
(クリックで拡大)
(クリックで拡大)
残差を見てみると,搬送波位相がドリフトしているのが
気になります.このままでは使いものにならないな.
(クリックで拡大)
Geo++ RINEX Loggerの搬送波位相の生成にバグがあるかも
しれないので,本家GoogleのGPS Measurement Toolsでも
ログを取って比較してみよう.
GitHub: google / gps-measurement-tools / releases
【追記】GoogleのgnssloggerからRINEXファイルを生成しても,
結果は変わらず.受信環境が良くないのかな.
GPS信号シミュレータの信号を直接入力したいので,iFixitの
記事を参考にNexus 9を分解してみました.
iFixit: Nexus 9 Teardown
カバーは簡単に開いたけれど,リアカメラも一緒に外れてしまった.
まあ,カメラなんてどうでもいいけれど.
アンテナ基板とは,同軸1本で繋がっている.
受信しているらしい.
コネクタは何なのだろう?刻印を読んでみるとIPXと書いてある
ように見える.幅が2mmで高さが1mmなので,MHF5かな?
変換ケーブルを入手せねばなるまい.
【追記2】分解した中身をよく眺めてみると,アンテナ基板以外にも
アンテナらしきものがいくつもある.それらが基板と押しピンのような
もので接続されている.
どれがGNSSモジュールに繋がっているのか,基板を眺めるだけでは,
わからない.試しに,IPXのケーブルを引き抜いてみたら,それでも
測位ができた.どうやらこれじゃない.
ちなみに,この状態でWiFiにも接続できた.何のアンテナなんだ,これ?
【追記3】メイン基板の部分だけでも全部分解してみないとダメかな.
Fixez: How to Teardown the HTC Nexus 9