OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

RTKLIBでの可視衛星予測

2012-11-26 12:57:07 | みちびき
RTKLIB 2.4.2 beta 5が公開されました.
TLEによる可視衛星予測機能が追加されたので,
早速試してみました.

まず,RTKPLOTを起動し,Optionsを開きます.



Optionsでは,Receiver PositionにLat/Lon/Hgtを選択し,
Lat/Lon/Hgtの欄に,ユーザの座標を入力します.

さらに,TLE Data Fileの欄で,TELファイルを指定します.

 (クリックで拡大)

サンプルのTLEファイルがdataフォルダに入っていますが,
最新のファイルを作る場合は,衛星名を自分で編集する
必要があります.

Optionsの設定が終了したら,FileからVisibility Analysisを
選択し,ダイアログで期間と間隔を指定します.





Skyplotの画面で,ツールバーのShow Track Pointをオンにすると,
開始時刻の衛星位置にPRN番号が表示されます.

さらに,スライドバーを左右に動かすことで,衛星の動きをアニメーション
することができます.

 (クリックで拡大)

すばらしく便利です!

最新のTLEファイルをダウンロードして衛星名も自動に書き換える
ツールでも作ろう.

【追記】

CelesTrakのMaster TLE Indexには,BeidouのMEO衛星が掲載されていない.
そうなると,space-track.orgにログインして,衛星番号で検索するしかないけれど,
HTMLのフォームへの書き込みとか,どうやって自動化するんだ?

【追記2】

beta 6ではspace-trackのフルカタログに対応していただけるそうだ.
ありがとうございます!

ちなみに,全衛星カタログの入手は,space-track.orgにログインして,
Two Line Element Set (TLE) DataのBulk Catalog Data Downloadsをクリック,
Full Satellite CatalogのThree-Line Format (includes object names)をダウンロード.
コメント (4)
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