OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

電離層遅延パラメータ

2011-01-19 11:29:44 | OSQZSS
本業が忙しく,L1-SAIF対応はペンディング.

みちびきの定常観測も,手作業でRINEX変換などしていると面倒なので,
海洋大の学生さんが自動に観測データをwebにアップしてくれるシステムを
構築中です.T君,がんばれ.

公開している観測データに,電離層遅延パラメータを加えました.
GPSの航法メッセージに含まれる電離層遅延パラメータが,全世界的に
フィットするように計算されているのに対して,みちびきのパラメータは
日本およびその周辺の領域で最適化されています.

IS-QZSSには,最低でも一日に一回は更新としか書かれておらず,
更新頻度が不明でしたので,とりあえず全て出力してみました.
ご活用ください.

http://www.sensorcomm.co.jp/osqzss/data/20110107/


この日のデータでは,GPSのみだとVDOPが劣化して高度の誤差が
極端に大きくなる場合であっても,天頂に位置するみちびきのおかげで
安定した高度の推定値が得られるケースが観測できます.

コメント
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