アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

嗚呼、顔がぁ…でも、あるだけ幸せ

2021年06月14日 | Weblog
    もう、がっかりしました。なぬ?「いつもがっかりしているけど、またがっかりしたのか」って?そ、そうなんです。例の、「紙芝居」の制作で、地方紙のコラムに写真入りでとりあげられたのですが、その写真を見てがっかり…。実年齢プラス10歳。どう見ても傘寿…よぼよぼの年寄りが写っておりまして…。加齢って、残酷です…。

 アンチエイジェング…いったい何なんだ!…怒るとこじゃないですね。新聞に掲載された自分の顔に腹を立ててしまいましてつい。アンチエイジング、直訳すれば「抗老化」「抗加齢」。そんなもん、無駄な抵抗。老化を防ぐことなど出来ません。断言します!老化をゆるやかにさせることならできるだろうって?できません!加速させることならできます。まだ怒ってるね。

 それにしても、最近とみに、見た目では人の実年齢が分からなくなってきました。30歳代でも50歳前後に見える人(…小太りで薄毛の方はこのタイプ)がおられたり、還暦前後に見える人が、「古稀」を過ぎていたり…。その逆だったり。犯人目撃情報で、「20~30歳の男」と流れたが、捕らえてみれば64歳だったりも!

 コンビニのレジでお金を払おうとしたら、妙な音(ブザー?)がした。店員がちょっと狼狽…。ニセ札は使っていないのだが?ともあれ…買い物は無事終えたが…レジで一体何が起こったのか?
 POSレジで、私の買い物にブザーが鳴る要素はぁ…思い当たらない。
 日々進化しているから現在はどうなっているかは不明ですが、数年前までは・・・店員は、お客さんからお金を預かると精算処理として、「客層キー」を押す。レジにより違いがあるが、おおむね「男性客は青のキー」「女性客はピンクのキー」「ニューハーフは、紫のキー」となっている。訂正…ニューハーフについては、判別出来ないので専用のキーはありません。だったら書くなって?つ、つい、調子に乗ってしまいましたぁ。

 次に店員は、年齢層を打ち込むわけですが、多くのレジが、「12・19・29・39・49・50」この6段階。12歳以下なら12のキー。13歳から19歳までなら19のキー。…40歳から49歳なら49のキー。50歳以上なら50のキー。
 私の場合、「男で50歳以上」なので、「青と50」が打ち込まれることになる。あくまで店員の主観による判断なので、「赤と49が入力される」ということもぉ・・・これは、ないですね。

 アメリカでは、50年前から「POS(point of sale)」を導入してきた。元々は、店員(レジ係)の不正防止や販売価格の間違いなどを防ぐためのもの。今は、それらの役目のほか、さらに進化してきている。
 商品名や価格、数量、日時などの販売実績情報を収集する。そのため、「いつ、どの商品が、どんな価格で、いくつ売れたか」を、瞬時に把握できる。これは大きいです。勝算十分の販売戦略が立てられます。そして、販売戦略に密接に関係ある購入者の性別、年齢層、天気もデータとして収集できる。
 ですから、日本でもPOSシステムを取り入れるところが増えました。コンビニがいち早く取り入れましたが、今は、スーパーマーケット、キヨスク、外食産業、ガソリンスタンド、ホテル、ドラッグストア…。一般の商店にも…POSの簡易版が普及しはじめています。
 私が知っている一般商店は、店主の頭の中にPOSが入っていまして、客の年齢性別、親類縁者、今晩のおかずまでインプットされている…んじゃないかな。

 コンビニのレジでの、妙な音。私が買ったものは、ワインとカマンベール。会計時に鳴ったブザーは…(あくまで推測ですが)…店員が、顧客キーで、「あ、この人男性だな。年齢は…若々しいから未成年だな、19(13~19歳)」このように押した。すでに購入品のワインが打ち込まれている。そのため、レジは、「未成年にワインを売るな」という意味で「ブーッ!」と警告した。このように考えられます。
 若く見られることはまずないのに、ここへ来て未成年に間違われるとは! 
 なぬ、「妄想を文章にするな!店員の単純なミスだろう」だって?
 そーかなあー?…そうだよね、顔面崩壊寸前だもんね…。ハイハイ、大変失礼いたしました。顔があるだけでも幸せと思わなければね。


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