アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

七不思議財団 不思議な財団って?

2024年09月05日 | Weblog
 二大政党、三大夜景、四大文明、五大夏子、六大宗教、七大生活習慣病、八大…、九大…、十大…。日本人は、このようにナンバー熟語が好きかも。五大夏子は、シャレで入れておきました(本当は、伍代夏子さんですね)。
「一大○○」はないのかって?一大事とか一大決心とかがありますが、「四大美術館」などとは意味が違います。ナンバーをつける場合、「他との比較で突出した、二三四五六七・・・」ということのようですから。

「不思議」につけるナンバーは、「七」に決まっているようです。「四不思議」「五不思議」…は、しっくり来ない。やはり、「七不思議」です。

 「あなたが選ぶ世界の七不思議は?」に、アンティークマンとしましては…
1 ナスカの地上絵
2 空中都市マチュ・ピチュ
3 トルコのカッパドキア
4 万里の長城
5 イースター島(モアイ)
6 ガラパゴス諸島(象ガメ等)
7 ピラミッド
 そもそも、「世界の七不思議」って、正解も不正解もないはず。国連で決める?国会で決める?そんなはずはない。誰かが勝手に決めている。
 観光振興、遺跡保護、自然保護運動拡大などの意図をもって、「世界の七不思議は、これこれだ」と、言っている。
「世界の七不思議の決定版、誰が何と言おうがこの七つなんだ!神様が決めたんだ」というものは、ないですよね。

 そんな中でも、決定のためのサンプル数の多さで権威がありそうなものが出現。スイスの「新・世界七不思議財団」が決める七不思議。
 この財団、新・世界七不思議を決定しようと世界中からの投票を呼びかけた。七不思議にちなんで、2007年7月7日に、リスボンで、「新・世界七不思議」を発表した。
 7月7日は分かるが、なぜリスボンで?これ、不思議でしょう!
 もちろん私は、自分なり(←独断と偏見)の回答をもっていますがね。
 リスボンは、起伏に富んだ丘陵地帯にあり、「七つの丘の都」という異名を持っています。不思議財団の人たちは、「おもしろがり屋の集団」でしょうから、発表場所を決めるにあたって、「七不思議の丘の都 リスボン」というノリでリスボンにした。どうでしょう!いい線いっていると思います。

 2007年7月7日に発表された七不思議は…
1 万里の長城(中国)
2 タージ・マハル(インド)
3 ローマの古代競技場コロッセオ(イタリア)
4 古代都市遺跡群ペトラ(ヨルダン)
5 リオ・デ・ジャネイロのコルコバードのキリスト像(ブラジル)
6 インカ帝国遺跡マチュ・ピチュ(ペルー)
7 マヤ遺跡チチェン・イッツァ(メキシコ)

 有力視されながら選に漏れたのは、チリ・イースター島のモアイ、フランス・パリのエッフェル塔、日本の清水寺、英国のストーンヘンジ、ギリシャのアクロポリス…。

 私の第一の不思議である、「ナスカの地上絵」は、不思議がられていないようです。と、いうより、ナスカの人々は、観光振興行為は武士道に反すると考えたのでしょうか。早い話が、「宣伝しなかった(ロビー活動なし)」でしょう。