アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「…ですよね」は、狡猾な人が使う文尾…?

2024年09月04日 | Weblog
「レディー・カガが、石川県の加賀温泉郷の旅館や飲食店で働いている」まあ、日本びいきのレディー・ガガだからそういうこともあるのかなと思ったら…レディー・ガガではなく、レディー・カガでした。つまり、「レディー加賀」。

「白い恋人」が「面白い恋人」を提訴しましたが、「レディー・カガ」は、提訴になりませんですよね?
 加賀温泉の女性たちだから、レディー・カガ…!何の問題もないですよね。レディー・ガガは、むしろ歓迎するでしょうし。
 馬場地区の女性たちは、「レディー・ババ」。その通りですが、なんだか気の毒ですよね。

 東京大学を東大といいますよね。その省略法でいくと、東大は多いですよ。東洋大学、東海大学、東邦大学…みんな東大。東大の門が広くなりました。東部国際信用経済工業大学へ通う学生の親が、「うちの子は、東大です」と、言ってもウソにならない。ウソつきを減らすという観点からもありがたい省略法ですよね。

 ずいぶん、「ですよね」を多用するじゃないかって?「ですよねぇ~」
 これは、「です」「よ」「ね」を全部合わせたもの。

★「です」は、丁寧な断言です。私の場合、断言できるだけの根拠がなくても断言してしまいます。エヘヘ。
★「よ」は、少々自信がない主張。だけど、「共感してよ」という哀願が込めら れております。泣き落としだね。
★「ね」は、様々な意味合いがありますが、私の場合「ね」を使う多くの場合、「無理矢理、念を押して、読んでくださる方を強引に味方につける」こういう意味あいの「ね」です。
「です」で断言しておいて、「よ」「よね」で懐柔作戦に出る。なかなか狡猾なのです。
 なぬ?狡猾は、自慢にならないって?そ、そうだったんですかぁ!?

 講演などで、「よ」「よね」を多用する講師の場合、「この人は自分の言葉に自信を持っていないな」と、判断して間違いないです。

 口語の場合は、「です」と決めつけることは少ないですよね。「よ」の場合は…
 1 自己主張の「よ」・・・「私が委員長になりますよ」
 2 よびかけの「よ」・・・「ごはんですよ」
 3 相手(聞き手)の利益になる「よ」・・・「お財布落としましたよ」
 4 相手の不利益になる「よ」・・・「闇カジノへ行くなよ」

 えっ?皆同じ「よ」に見える(聞こえる)?
 イントネーションが違うでしょうがぁ!じゃなくて…イントネーションが違うんですよね。