アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ホームレスがめっきり減りましたねぇ…

2013年02月10日 | Weblog
 飛行機、新幹線と乗り継いで、牧之原まで行ってきたのですが、途中、久々にホームレスを一人見ました。懐かしいというかぁ、田舎暮らしをしているとホームレスにお目にかかることはついぞないもので…まあ、懐かしかったです。しかし、なぜ一人しか見つけられなかったのか?上野駅を占領しかねないほどの多くのホームレスを見た世代としましては、非常に不満でしたね。ホームレスは減っているのでしょうか?

 ホームレスの数のランキング…御三家は…
 第一位 東京都 2,672人
 第二位 大阪府 2,500人(まったく大雑把な統計だなあ、大阪は…)
 第三位 神奈川県 1,685人
 ホームレス暮らしが出来るということは、「健康である」と、いうこと。暮らしは羨ましくはないが、健康が羨ましい。私など、一晩外に寝ただけで翌日は間違いなく入院してますね。

 興味深いのは、ホームレスが少ない県…
 第一位 島根県 1人
 第二位 鳥取県 2人
 第三位 徳島県、奈良県、青森県 3人
 これがなぜ興味深いか?1人とか、3人なら容易に、保護するなり、逮捕するなり出来るんじゃないか?そして、真っ当な暮らしが出来るよう支援してあげればよいのに。
 逮捕はないだろうって?軽犯罪法1条4号の「浮浪の罪」に該当しますから、逮捕ですよ。「働けるのに無職。かつ、一定の住居を持たないもので諸方をうろついたもの」…これで、昨年、奈良県で逮捕者が出ました。この逮捕者が、今回発表された奈良県のホームレスの3人に含まれているかどうかは不明。
 犯罪者は少ない方がいいので、とりあえずホームレスが一ケタの県は対策に乗り出していただきたい。

 沖縄県の136人には、頷けました。この時期でも、戸外で楽に暮らせる。ハブにさえ注意すればホームレス天国。
 では、北海道はどうか?ホームレスの数は、71人。これは凄い。本州最北の青森を、はるかにしのぐ数。男ー52人、女ー9人、性別不明ー10人。疑問は当然、マイナス30度にもなる北海道の冬を、どうやって過ごすのか?まさか、かまくらを掘って…。それはなさそう。札幌、旭川、函館、苫小牧の四市にだけしかいない。地下街等で創意工夫して冬を過ごしているようです。

 日本のホームレス総数は、9,576人。2003年に、25,296人を記録してから連続して右肩下がり。これは、良いことです。ホームレスを見られるのも今のうちってことでしょうか。