ちょっと前に、玄米の食べ方の講演会を聞いてきた。
その時の話によると…
超要約すると
玄米は食べ方を誤ると逆に身体に悪く、
なら寧ろ白米を食べた方がマシ、だとさ。
だから玄米を食べていても
体調が良くない人は調理法方を誤っている、と。
そんな極論のような話を熱弁されていました。
12時間位水に浸して、
玄米の色が乳白色になったらokだけど
もしならなければ
その玄米は食べない方がいいらしい
(先生曰く芽が出ていないor芽が出てしまった=×)
何故なら玄米の胚芽部分に悪物質があるので
水に浸してから芽の出具合によって
悪物質が無くなるのか残るのか変わってくるらしい。
詳しい物質名も聞いたが忘れてしまった。
んーでも、なんか聞かなきゃ良かったような心境。
知ってしまった以上
玄米を炊く時に心に引っかかる?ような気もするし
久々に”なんだかな”と悩む講演会でした。
悪物質とかよく分からんけれど試しに
実際に12時間位水に浸した後
(芽が出たか出無いか分からんかった)
改めて白米と一緒に鍋で炊いたら
芯の残り具合が程好かった♪事を発見した。
このブログを読んだ方へも…
玄米の食べ方を悩ませることになったらどうしよう、
とちょっと気が引けますが、
そんな中書きたかったことがあって
ネットで改めて玄米の炊き方を見たり、
知合いの管理栄養士に聞いても
まぁやっぱり様々で
今までの私みたいに「白米1合に玄米大さじ1」という量の話もある。
あるブログを読んでなるほど!と思ったのは
「丁度戦前後頃の玄米を食べていた世代(父親世代かな?)は
今みたいに調理時間の短縮や如何に手軽に作れる
調理器具も食材もあるわけではなかった。
そんな今のスピード料理や
電子レンジの手軽さがあるわけではなく
寧ろ下拵えや下準備(下湯でする、水に浸す、灰汁をとる等)が
当たり前のようにどの家庭でもおこなわれていた」と。
何が言いたいのか、というと、
今この時の当たり前と
以前(私が生まれる前とか)の当たり前と
当たり前の基準は変わってきてて
それがいいとか、
どっちが優れているとかそりゃあるけれど、
ただ、
手間をかければかけるだけやはり味は違うな。と思う。
レストランの厨房で
一般の主婦では気が遠くなるような仕事を
間近で見てきた経験からそう思うんだと思うけど。
身体にいいとか、悪いとかもあるけど
それがどうしたら美味しく食べられるか
圧力鍋とか保温鍋とかシリコンスチーマーとか
活用しつつも
手をかけて美味しく作れるなら、
手間はかけたいな、
愛情込めて作ろう
なんて改めて思った。