秋の朝長

何故か目が覚めてしまった午前3時
どんなに転がっても
どれだけ羊を数えても
眠れない。
ねむれなーい。

諦めてこれまで溜めていた？本を片っ端から読み始めることにしました。
暫く小説を読む余裕が無くなるかなーなんて思うと
いっそ読まないのは売るなり捨てるなり
どーにかしなきゃと思う。

さて、気づいたら6時過ぎ
窓の外が明るくなってる！
夜が明けたことに神妙にほっとしたら眠くなって…
人は、これを2度寝と呼ぶのだろうか？

月

今年は3回満月が見えるという、珍しい年
（9月8日、10月6日、11月5日）
そんなことから本日の茶事は「月を3回見つけて貰う」がテーマになりました。
棗の模様に、
焼き魚を乗せる大皿に、
そして掛け軸「月清千古秋（つききよくしてせんこのあき）」に、
秋の心地を感じて貰う揃えた道具やお菓子、懐石料理
本当にこの1日のためにどれだけの時間を費やして催すのか
開催側の亭主を務めてみてしみじみ、感じた。



普段のお稽古ではあり得ない失敗（茶筅通しを忘れた！）とか
清めるタイミングを間違えたとか…
お点前中にそんな自分に悔しくて悔しくて

『茶事で（本番）6割の力が出せたら良い方で、
これがぴたり、と上手く行ったときは【よく精進されましたね】と言うのよ。
それくらい、完璧に点前をすることは難しいのよ』
一旦最後のお点前位、すっきりした後味で終えたかったな。
悔しさが残って、、、
その一方で
お客様には案内の巻き手紙や、昨日頑張った料理等
かなり好評で喜んで頂けた事を先生から聞いたときは
自分の不甲斐なさにしょんぼりと同時に
結果オーライで考えた方が良いのかな？って思った。
微妙な気持ちは棚に上げて、喜んで頂けて良かった！
そういう気持ちに塗り替えてしまった方が私も幸せかな？
気持ちの切り替えをもっと上手になりたいと思った。


今日で和服自体着納めかなーって思ったけれど、
来月の初めにちょっと着るかも（笑）
ただ、こんなに格の高い和服は確かに今日で納めだわ。


いつも着物を着ていると
凛とした気持ちになり、守って貰ってる気になる。
日本人だなぁと思うと同時に、私のアイデンティティは確かに、日本だ。

「もてなす」事の奥深さ

明日の茶事へのお手伝い

なめてました。
13時に先生の自宅へ行って、夕方には終わるだろうと思ってたんだけど
いやいや、いやいや。
結局帰宅したのは22時でした。
先生自身は「へたすると夜中の2時とかまでするのよ」と。
どーしてこんなに準備することが多いんだろう…
確かに、手際が良くないのもあるし
“事前に手順を確認されないのかしら？”と
先生に突っ込みたい所もあるけれど
色々ひっくるめても
100歩譲っても大変な準備だわ。

萩真じょう（エビ、ぎんなん、小豆入り）を拵え
琥珀豆腐（中身の無い飛竜頭）を作り
出汁を取ったり
味噌汁の味噌を溶いたり
変色しない野菜を切っておいたり
和菓子を栄のお菓子屋さんまで取りに行ったり
初めてのことばかりで
分からないことが分からない状態。。。
まだ拵えなきゃいけない料理は他にもある～…先生徹夜かしら？


分からないなりに、
出来ることから精一杯やるって決めてるから
ひとまず、明日。
亭主としてやれるだけ、やろう。
料理も「美味しい」って喜んでくれるといいな

これからの私へ

三重県のとある高校へ授業見学をさせて貰ってきました。
ついでに「青年海外協力隊とは何ぞや」簡単講演もさせて貰いました。

高校へ行ったんだけど、
たまたま中高一貫の学校だったので
空いた時間に
なんと、中学校の英語の授業（ネイティブの先生）へもお邪魔してきました。
自己紹介をさせられたものの
英語で話せたら格好良かったのになー
ちょっと悔しい思いをした。
頑張って挑戦すれば良かったかな。。。
突如の出来事にちょっとワタワタした心理でした。


先生について一緒に行動をさせて貰って気づいたこと。
実習前の準備の慌ただしさと
授業の合間の休みの時間の足りなさ
「これは大変だ」と。
担任を持っていたら、確かにパンクしそうだ。
と同時に、
OL時代の忙しなさと生徒へ対する指導の忙しなさは、
似てないようで同じかな、と思った。
優先順位をつけて捌いていく
どこへ行っても仕事は、仕事だ。


帰宅してから今日お世話になった先生からメールが来た。
「ぴよすけさんは、意外と説明上手ですか？
放課後に生徒が『本当の先生みたいに話が上手だった』と言ってましたよ。
隠れた才能ですね。なので自信を持って現地でも挑んで来てください」
そんな有り難い言葉を頂いた。
全くもって上手に話せた自信は微塵もない。
うー…とりあえず、素直に喜んでおこっと。
勝負はまだまだこれから、ですね。

法廷

知り合いと地方＆高等裁判所へ見学に行ってきました。
いやぁー中学校の社会科見学ぶりじゃないのかな？

テレビよりも濃厚な
決してワクワクするような心境では無いんだけど
人、としての人生は本当に多様だと思う。
ただ、人、としての
この日本に生まれてきての、
法を犯す事に対して「それはないだろー」と叫びたくなるほど
聞くに堪えない裁判もあった。
フィリピンで見てきた【生きる】生活感や価値観、
今この法廷で聞いている彼らの生活感や価値観、
基本的人権は守られているけれど
どーしても納得のいかない価値観に悲しくなった。
様々な、人が暮らしている。
改めて社会のそんなことを考える。

師

シェフに出会ったのは調理学校時代
2011年7月のイタリア料理店でアルバイトをしてた時
そこにシェフはいた。

あれから3年
調理の世界にも進まなかった私なのに
何故かお店のお手伝いを続けてきた。
シェフの作る料理の世界観は変わらず、好きだ。
本当に「常に前へ」進化を続ける為に努力をする姿勢を尊敬する。
決して楽しかった時間ばかりではないけれど
「育ててくれている」
その志や技を見る度に有り難いと心底思う。



シェフと出会えたのは
これまでの私にとってとてつもない幸運だと思うし、
心から尊敬する2人目の師匠だ。
ありがとうございました。



前にしか進まない蜻蛉は勝ち虫と呼ばれ縁起の良い印になっており
よく戦国時代の鎧や茶道の道具にも用いられている。
また車も前進するという意味で、縁起の良い贈りの証。
そんな蜻蛉の一椀に込められた「いってらっしゃい」

巡り続ける気持ち

本当に、空気が冷たくなってきてて
あっという間に冬への移ろいがやって来そうだ。



夜の
テレビ塔に登って
行ってみたかったサンシャインの観覧車にも乗って
取り留めもない事や悩み事を喋っていた。
前向きに愚痴を聞いて貰える友人がいること
茶化すことなく
ただ静かに頷いて
励ましてくれることに
その懐の深さが染み渡るほど、ありがたい。

第二の実家

岐阜の知人である良子さんに会ってきました。
私の母的な存在の人（70歳）で
行く度に
「あんた結婚はいつ？」
「最近何してるの？」
たくさんご飯やおやつを振る舞って子ども扱いしたり（笑）
色々と世話を焼いてくれる面倒見のいい人

来週の茶事への着物を借りるついで？に
年末からの出国を報告してきました。
初めは「また、あんた行くの？」と
聞いたことのない国の名前を聞いてちょっと苦い顔してたけれど
次第に「仕方がない子ねぇ」という感じで
「元気に帰ってらっしゃいね」と言ってくれました。

良子さんの旦那さんは
もう5年以上介護が必要とする状態で
かなりしんどい毎日を過ごしていて
明らかに介護疲れの彼女を見ていると
2年後…「2年後帰ってきて、私が結婚するまで生きててね」と言ったものの
ちょっと不安がよぎったりもする。
実家の父よりも
一番に彼女へ「結婚したよ（笑）」って報告したいなぁと思う唯一の人だと思う。

茶事が終わって
北海道から帰ってきたらお土産持って会いに行くからね



良子さん宅のわんこ：こまちゃん
全く吠えない！いつもニコニコしっぽを振ってくれる可愛い子♪

弟と飲む

昨夜、女子トークの最中に
「ここ良いよ！」と教えて貰って
今朝一番で向かった先


下北沢にある【白髭のシュークリーム工房】
こちらではトトロ形認定のシュークリームが販売されている唯一の店、とのこと。

しかし、あまりにも早く到着しすぎて
50分くらいお店の前にあるベンチでうたた寝～
木漏れ日と秋風が心地よかった。


らぶりー
木イチゴ＆クリームチーズの中身は美味しかった♪
お店にあった村上春樹の［1Q84］を読みながら
ちょっと優雅な一時。
ついでにパスタランチも御馳走様でした。


お次は移動しまして、両国、スカイツリー、浅草をトコトコ巡り。
結構歩きくたびれて電車に乗る度に隣の人の肩を借りてうたた寝（笑）
もちろんイケメン＆おじさまの隣を狙って？

両国にある東京江戸博物館で「思い出のマーニー展」を観てきまして、
展示の仕方や模型類が素晴らしかった。
映画を観ていないけれど
マーニーの世界観を凝縮した数々が素敵

そう言えば今年の初めにツリー登りました。
なので軽くショッピングも兼ねて


外人さんわんさか居ましたー


浅草の花やしき前にあったパンダのポスト




今回の主要目的である「弟に会う」為に20時に東京駅で待ち合わせ
勿論、今夜の夕飯は弟のご馳走で（笑）
新丸の内のちょー高級レストランへ行く予定が
花金のため満員御礼、普通に居酒屋で
刺身とサラダで飲んでました。
ヘルシー？兄弟です。

弟も仕事も恋も色々あるらしく
まぁがんばりまっしょ
こんなにゆっくり向き合って話すのは久しぶりで
楽しかったです。じゃ、またね。

トトロ

ずっと行ってみたかった東京の三鷹にあるジブリ美術館へ
念願達成しました！


天道虫、何だか幸せな気分になるよ。



意外とこぢんまり纏まった館内で
ここしか上映していないショートフィルムも面白かったし
細部まで行き届いた彩りのある小物が
ディズニーランドに匹敵するくらい可愛くて
ファンタジー溢れていたな♪




夕方までのんびり過ごした後は
東京に住む大学時代の友人宅へお泊まりさせて貰いました♪
女子トークと東京旅は、そのまま明日へ続く