もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

文化振興計画って何?

2008-06-19 | Weblog
議員たるもの、あまりカリカリせず、冷静に冷静にと自分に言い聞かせているが、時々ボルテージが上がって、いちゃもんつけたくなる。全くの独断と偏見なのだが、「なんだこりゃ?」と文句のひとつも言いたくなるときがある。だからこれは1市民としての意見をいわせてもらう。

私の地域デビューはささやかながら文化である。
「子どもたちに本物の文化を」とおやこ劇場や絵本や図書館の活動をずっと続けてきた。、生きていくことが素敵と思えるような芸術の香りのエッセンスが少しでも味わえるようにと、コンサートや美術館にも足を運んできたつもりだ。遠い昔から受け継いだ有形無形の地方の財産を受け継いでいくことも、途切れてしまっては取り返しがつかないことを感じている。まあそんな程度のささやかな文化愛好者である。

しかし同じ市民なのに『三木は文化不毛の地」とか平気で言う人がいて、三木にも、文化を大事にしている人はいっぱい居るのに、それを本当に行政が理解し支えてきたか、については、偏りがあると感じていた。だから簡単に不毛の地なんていって欲しくないと思っていた。

今度三木文化振興ビジョンなるものが策定されるそうだ。文化振興のビジョンが出るなんてすごい、と期待もしていた。
その策定方針とやらが案として出されたようだ。思わず、ため息が出た。どのようなプロセスでこのような方針が出されたかは知らないが、何でいきなり10地区なんだろう。これを見ていても、行政がよく出しているまちづくりとどう違うのだろう。ちっとも見えてこない。むしろそうした切り口ではないところから出発するのが文化ではないだろうか。
地域に根ざした文化というのが、安易に10地域に分けるということ自体、発想のひろがりが感じられない。文化って何だろうという論議からしていかないといけないだろう。

文化はとても範囲が広く、簡単にはくくれないと思う。もっとグローバルな視点があり、それと同時に、身近なところでの文化発信があるのだと思う。

たぶん、何で私がこんなにカリカリ来るのかご理解いただないとは思う。私の発信力のまずさだ。しかし、この紋切り型としか思えない策定案にはがっかりしている。冷静になって論議を組み立ててから、議会でもの申すことにしよう。

100万人のキャンドルナイト

2008-06-19 | Weblog
電気を消してスローな夜を!と夏至の日を中心に行われていることイベント。今年は環境サミットもあって6月21日から7月7日までの呼びかけだそうです。
去年は日月倶楽部で、蜜蝋づくりとろうそくの灯でのライブでしたが、ことしは場所を変えて、玉置家住宅の町家と美嚢川べりで開かれる予定です。
6月22日の町家ライブ『こちらは有料で申し込みはいっぱいらしい)
7月6日の七夕祭り 星に願いを1000本のキャンドルライト@みき
こちらは、誰でも参加できて、無料。
竹や牛乳パックでキャンドル容器を作るんだって。
みんなでつくったキャンドルを並べて天の川に見立てたら・・・・。
ロマンチックな夜になりますよ。
家の電気は消してね。

さて、三木四季あそび応援団では、そこでかみしばいをします。
自転車に積んで、カチカチカチ、拍子木の音で、よっといで!という昔ながらの紙芝居や産をイメージしています。
暗くなる前、夕焼け空のころ(晴れたらいいなあ)かみしばいがやってくる!
自転車も、拍子木も、かみしばいも、みなエネルギーを使わず環境にやさし鋳物ばかり。テレビを消して紙芝居をみよう!
ろうそくの飾りを作って、七夕の短冊に願い事を書いて、かみしばいを見よう!