もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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一問一答の議会傍聴

2008-06-17 | Weblog
明石市議会へ傍聴に行ってきました。今地方議会は6月議会真っ最中。どこの議会でも、本会議が開かれているので、日程が重なることが多く、よその議会の傍聴は行けるようで行けないのです。今回たまたま本会議の日程が重なりませんでした。

たまたま、明石の議会の一般質問が、16,17の両日だったので、10時から傍聴にいってきました。明石は、今回から一問一答が導入されました。
各地で議会改革が進められていますが、議員定数や報酬の見直しや、一問一答は、そのなかでも導入されやすい制度です。

従来は質問のとき、まず議員が、まとめていろいろな質問をします。それを理事者側である、市長や担当部長が答えます。
その答えを元に2度目の質問をします。それをまとめてまた答えます。
通告に基づきですので、最初に質問内容がわたされており、それに答えてもらう形になっています。より適切な答えを求めるために、それはある適度必要かと思いますが、論議をするというところまでいかないのが実情。
いわば、質問のオンパレードで、あれもこれもと総花的になってしまいがちです。
(私の質問がまさにそうでした)こんな論点があるんですよ、と市民にも知ってほしいとなると、まず出していかなければならない。しかしその論議が深まらず、いつも
消化不良を起こしてしまうような気がします。

一問一答は、ひとつのテーマについて、議員と理事者側とが、何度もやり取りができるので、聴いているほうはわかりやすいし、論議が深まると思います。
どちらも、論議するテーマについて、把握していなければできないので、緊張感はたかまるかもしれません。ただし、双方の問題的に仕方、答弁によります。

明石の場合も、はじまったところで、議員さんやテーマによって、論議の進め方は違うように思いましたが、自席でのやりとりで、いちいち壇上に上がってという形式的なことがなくなり、時間も短縮される気がします。ちなみに明石は一人60分。三木は90分でした。時間が短いだけ多くの人が質問することになります。
また、議案と一般質問を分けて日程を組んでいるのではないでしょうか。きょうは一般質問だけでした。
議会改革は進めていかなければならない大きな課題ですが、まずはいろいろなところを調査して、どのような方法を取るのがいいのかを、検討することが必要だとおもいました。ほかの議会にも足を運んで、実際に見てこようと思います。
三木での論議はこれからです。