もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

みみずのカーロ

2008-06-20 | Weblog
午前中は建設・水道委員会。朝日が丘の市営住宅立替工事の入札により、業者と価格が決定。その承認を得るための委員会。
午後は、なんだか疲れてしまい、久々のごろ寝の昼寝と読書。
返却期間を延長しまくっていて、そろそろ返さないとマズイ本。
このまま返しちゃおうか、と思ったのですが、まあせっかくと読み始めた本。
これ、なかなかいいです。
「みみずのカーロ シェーーファー先生の自然の学校」今泉みね子作。ドイツの環境教育を紹介した、子供向けの環境教育の本なのですが、大人でも充分にフムフムと感心しながら読めます。学校二もってくるおかしや飲料のゴミからはじまって、みみずのカーロを素材にしたさまざまな取り組み、川や森の問題、失業の問題にまで及んでいます。こうした長いスパンで考える、環境教育が必要なのでしょう。

ドイツが環境の産業で発展を遂げているのは、こうした、環境教育などの積み重ねがあるからではないか、と思ってしまいます。 今度、ゴミの問題を切り口に環境問題取り組もうと思っているのですが、なかなか奥が深く、簡単に答えが出そうにありません。
しかし、表面だけのイベント環境教育ではなく、継続性のある環境教育は是非必要だと思っています。そのプロジェクトを市でも立ち上げたらいいのにと思いますが、
とにかく、縦割りの担当課を超えた、取り組みをしていかないと、いけませんね。
きのうの文化振興ビジョンもそうですが、市長部局と教育委員会との溝を、何とかしないと、環境教育もおそらく難しいでしょうね。

ともあれ、今回の1000本のキャンドルライトと七夕も、これっきりにおわらせないような仕掛けが必要ですね。どなたかいいアイデア出してください。