もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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まだ間に合うのなら…図書館新築計画

2012-09-17 | マイ日記

上: 図書館内部にある和室

中: 併設の展示室と奥は視聴覚室。市民の文化に貸し出されています。視聴覚室は映画や人形劇などができる小ホール。ときにはパーテーションで展示室になります。

必ず関連の図書が並べられてあり、貸し出しています。そこが公民館や教育センターとは違うところ

図書館の一角にある、まちのこしカード。自分たちの街を知るツールになります。

図書館の見学会に行ってきました。滋賀県の八日市→湖東→愛知川と3つの図書館に行ってきました。八日市は2度目の訪問です。1回目は三木市の主催で行きました。あのころと変わらず、というかより、市民にフレッシュに働きかけている図書館という印象でした。

巽館長のおはなしをききながら、図書館への思いや信念が感じられました。ぶれない、主張する、そして遊び心。図書館は人だ、とおっしゃっていましたが、まさに「図書館人」を体現しているような館長さんでした。

湖東は時間の関係でちょっと見学させていただきたいとお願いしたら、書庫まで案内していただけました。ワンフロアーの立派な建物というだけでなく、裏の書庫もきちんとせりされていました。周りのゆったりとした風景と相まって落ち着いたたたずまいです。

3番目の愛知川図書館も女性の館長さん。この4月に仙台から来られたそうです。被災地での図書館のおはなしなども伺いました。

ここは図書館業界でも有名な、こだわりのある、町の人に根付いた図書館。様々な工夫があちらこちらに見えます。

三木でも新築の図書館の図が示されたようですが、三木の図書館の顔が見えません。決められた枠に、分割線を入れたという印象です。図書館のポリシーや動線、図書館計画が盛り込まれているようには見えないのです。

これから書き加えられると思いますので、もっとふくらませてほしいです。三木市が何をめざそうとしているのか、それがみえるような図書館の計画図であってほしいです。


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