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もんく [とある南端港街の住人になった人]

トイレに冷たくしないで

今朝は遅く起きた。気付いたらもう9時半だった。

10時半になってアパート前からバスに乗ると仏教の大切なお祭りの日だと言うのに普段と変わらずに中華系のお店は開いている。バイク屋さんもいつもと同じだった。もちろん中華系の人達が全員仏教徒と言うわけではなくて、キリスト教や道教である場合が多いので関係ない人が多いのかも知れない。

KLへの道は途中けっこう混んでいるところもあったけれどバス中は客が少ない。KLセントラルのモノレールは大混雑だったけれどそれもインビまでだった。ショッピングモールはどうしたわけか中華系の人達がいつもより少ないようで空いていた。どこかでお祭りでもしているからなのか?

とりあえずスーパーマーケットで缶飲料のパックを4つ買い去年世話になった小さなホテル、サンプルナに向かう。従業員とオーナーは中華系とマレー系とインドネシア人といろいろなので全員に良い物というとこんな一般的な物になってしまう。挨拶だけだけれども手ぶらで行かないと言うに過ぎない。

その2軒ほど先に先日日本語のミニコミ誌に載ってしまった中華系の食堂がある。載ったのはそこで出す料理の方ではなくて脇で焼いているお菓子の方だ。普段から評判が良いので昼までにほとんど売り切れてしまうのであまり誌面には書いては欲しくない。焼ける数が限られているのでお得意さんが迷惑するだけだ。いつものようにクッキー1箱とエッグタルト、パイナップルケーキ、卵入りの饅頭を少しづつ買う。今日はここもお客さんが少し少なかったようで昼だと言うのにまだクッキーが3箱残っていた。卵入りの饅頭は台湾で食べていたものより美味しいかもしれない。

KLのあのあたりを歩くとけっこう声をかけてくれる人が多い。去年3ヶ月そこにいただけなのだけれども、それもありがたい。ついでにパビリオンの地下の蕎麦屋のTARO氏にもガラス越しに挨拶をして通り過ぎる。いつもの笑顔が良い。彼はいったい日本人なのか中国人なのか未だに謎だ。まだあの蕎麦屋では食べたことが無いからなのだが。あの前を通るのはいつも昼の食事の後だと言うのがいけないが、しかしそこにたどり着く前に声をかける食堂の店員が数人いるのもいけないのだ。

KLCCでは身体が冷えるので暖かいミロを飲む。グラス(東南アジアでは一般に熱い飲み物でもグラスだ)が大きいので量が多すぎる。今さらミロでそんなに育ちたくはない。

KLCCの地下からRapidの電車に乗りパサール・スニ駅で降りて中華街に行く。何かイベントでもあるかと思ったがこの観光地には何もなし。近所の寺に人が集まっていたけれど。とりあえず天津甘栗を3リンギットで200g買って食べる。久しぶりの味だ。ここでも栗は1年中食べられるが天津の栗は1年中収穫できるのかどうかは謎のままだ。(実はマレーシアの栗は天津甘栗と名乗ってはいない。)

中華街は相変わらず偽のバッグと靴がたくさん並んでいた。それらが道を占有する面積比率は人間が歩けないほどだと言ったら知らない人は信じないだろう。以前にここに来た時に警察が2tトラック数台分押収していたけれども、それでも以前に増してそれらが売られているのは売る方が懲りないのか警察が懲りてしまったのか、どちらだろう。


今日は今朝から下痢してしまった。もともと下痢はし易い方だ。マレーシアで困るのは人が多く集まるショッピングモールでもトイレの数がとても少ないのと、トイレの場所が変な通路を通った先にあったりする。マレーシアで一番のKLCCでもそうで、左右に翼のように広がったショッピングモールの両方の翼にあたる部分に付け根に1つづつあるだけだ。しかもよく一方は使えなくなっている。今日もだ。そしていつもトイレの外まで行列ができている。マレーシアではトイレは冷遇されているらしい。

トイレと対照的に食べる部分には大きな床面積が割かれている。マレーシアでは食べることに不自由はしないのだ。しかしそれだけ食べればそれだけ出すわけで、トイレを冷遇するのは片手落ちと言うものだ。ただ、食べる方はお金を稼ぐが出す方は稼げないわけだから仕方ないとも言える。そうだ、飲食費にトイレ使用料を税金のように少し足せばトイレも食べる方とセットになるわけだからトイレも厚遇を受けるかも知れないな....そんな事誰もするわけないが。
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