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もんく [とある南端港街の住人になった人]

長居がトレンドになる?

州内の移動が自由化されたにしても罰金は重くなるし警察は張り切って生贄を探しているらしいので遠くの街へは出かけない事にしている。なのでいつものように隣村へ。ちなみに1万リンギの罰金を払う代わりに定期預金しとくだけで半年で3000円になるわけだし、投資信託だときっともっとだ。3000円と言うと15〜18回分の外食に相当する額だよ。

ところで、今日の村の食堂はマレーシアの街や村にならどこにでもあるコピタンだ。コピタンは要は昔ながらの喫茶店と言うか軽食屋さん。コーヒーやお茶があって、トーストがある。店によってメニューはいろいろだけれど食事もある。あの全国区になったオールドタウンホワイトコーヒーも元はイポーの普通のコピタンだ。今でもその店はあるが。

まあ、日本でも昔ながらの喫茶店と言うの残っているかもしれないが、日本のコーヒーは以前はちょっと気取った飲み物だったから位置付けは少し違う。マレーシアのは庶民的。そして今の日本のコーヒーショップやカフェだと回転数で稼ぐのが多いから基本としては長居はして欲しくない店になっているかと思う。高い店は除いて。コピタンは安い店で近所のおじいちゃんとかが新聞読んだり話をしたりの場所なので微妙に日本の類似ビジネスとは違っているかもしれない。コーヒーなんてスタバの1/10の値段だしトーストもだいたいそんな値段。



以前から思っているのだけど、アメリカ映画でレストランのボックス席に何人かの爺さん達が座っていてああだこうだと話をしていたりする場面がある。店的には独立系地元資本の感じだけど、作りはちょっとファミレスに似てる。あれも長居してるよね。それとヨーロッパの都市部のカフェだと孤独な老人なんかがカウンターの毎日決まった席に陣取ってコーヒーとクロワッサンか何かを注文して新聞読んで長い時間を過ごすと言うのもある。

これらの長居と言うのが日本にはそう多くない。地面の値段が安くなったり高齢者が多くなったり、下手すると過疎になったりでこれからのトレンドとしては長居じゃないのかなと思う。それに料金が個々の値段じゃなくてサブスクリプション方式が浸透すればと言うのもあるし、高齢者は時間とお金が適当にあるわけだし、孤独に家にいる人も増えているだろうから。

今、日本だと新聞取る人も少なくなってるかも知れないけど、多分高齢者の家は新聞止めないで取り続けていると思う。それにかかる毎月のコストが3000円程度として、それをどこかの店にある新聞を読みに行くとかに換えて、お茶かコーヒー飲み放題、空調も効いていて長居できるのならそれもありかもと自分では思う。送り迎えなんかあったら最高って感じ。自分がもうちょっと歳とったらね。
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