汎用性、冗長性、いいかげん

キャサリンさんが、もし今の仕事を辞めたら九州に行って掃除の仕事をしようと言います。

そうすれば時間通りに終わって帰れるから、などと楽天的な考え方をしているらしいのです。


どうしてそんな事を言い出すのかと言うと、今の仕事の帰りが不定期で時々遅くなるからです。そしてもう1つには、それでも残業代がつきません。実質年俸制のようなものです。


お掃除の仕事はした事がありませんのでどんなものかわかりません。

世の中にはやった事がない事がたくさんありまして、つまりはわからない事だらけです。想像したり何かで読んだり見たりして知っているような感じのことはたくさんありますが、実際にここまで生きてきて知る事のできたことなどとてもわずかです。


ただ、人間と言う生き物は機械や動物と違ってその身体にはかなりの汎用性があるようですし、脳みそには冗長性が備わっています。だから鳥はどの鳥も餌を啄ばんでいますが人間はもっといろいろな方法で餌を食べます。もしかしたらお掃除の仕事もできるのかも知れません。

別の見方をすれば人間はいいかげんにいろいろやっても生きられる生き物なのかも知れませんね。ただ、それはやってみないと証明できませんが。