休日だから仕方ないなと思っているとしばらくして原因が判明。おまわりさんが車を止めてパスポートのチェックをしているのだった。バスの中まで入ってきてパスポートを出せと言ったがいいかげんに見ただけで終わった。なんだ、本当の渋滞じゃなかったのか。バスはコタ・ラヤまで行って、AnCasaホテル前(中華街入り口)で待っているRapidKLバスのBukit Jalil行きに乗り換える。30分。そこで長距離バスに乗り換えて1時間45分でマラッカ・セントラルに到着。さらに市バスに乗り換えて少し行ったらオランダ広場に到着。

観光客で混雑していたがスタダイズに入る。入り口の階段は駆け上がらなければならなと決まっているらしい。(キャサリン談)そこからずぐにセントポール教会、のはずがけっこう遠かった。(深夜特急の映像ではすぐだったらしい。)海までの道を聞こうにも木の根元にはカップルは座っていない。(大沢たかおはカップルに聞いていた。)代わりにオウム遣いのインド人がいた。それでは海への道を聞く雰囲気じゃない。

3枚目の写真はカンポン・クリン・モスクの内部。ミナレットの形が変わっているので有名なモスクだけれども観光客の中国人はモスクに興味が無いらしくなかなか落ち着いた雰囲気。お祈りの時間ではなかったのでおじさん2人が雑談していた。見せてほしいと頼むと簡単にOKしてくれた。

マラッカの観光は中華街が中心のようになっているけれども、街路にはモスク、ヒンドゥー寺院、中国寺院が肩を寄せ合うように並んでいる。オランダと戦った英雄はムスリムの英雄でもあるがその墓地もそこに大切に保存されているから正確にここが中華街だ、とは言えないのじゃないかなあと思った。

宿はもちろん"ババ・ハウス"だ。中身が迷路のようになっていて不思議な雰囲気だった。

中華街は暗くなると観光夜市に早変わり。台湾を思い出させる。臭豆腐も出ていた。ドリアンのシュークリームは美味しい。お昼には名物のチキンライスボールを食べたが、チキン出汁で炊いたご飯が硬く卓球の玉のようになっていて、珍しいが単にそれだけだった。