もんく [とある港街の住人]

本をいくつか

日本ではいくつか本を買ったけれども、日本にいる間にはあまり読む事ができなかった。重いけれども出掛けに近所のBookOffでまた買い足して数冊持ってきた。ほとんど105円で買えるものばかり。


嵐山光三郎の「死ぬための教養」
本の中身とは無関係に、この程度の事(と言ったら失礼だけれども)で1冊書いて出版できるものなのか?、とちょっと思う。なぜなら著者自身も数回死にかけてはいるにせよ、書いていることは他人の多くの著作を読んでそれを羅列しているだけなのだから。とは言え、死をキーワードにそれだけ読む人も他にはあまりいないと言うこともあるのでそれでこの本がダメと言うことにはならないが。

本の中身については、・・・・まあ、止めておこう。


姜尚中の「悩む力」
現代の人間と言うのは自分の事について考える、と言うか悩む事が止められないのだろうと思う。それをしない選択もあるにはあって、群れの中でその論理に従っている方が楽でもある。ただ、結論は出るか出ないかわからないにせよ、悩めば悩むだけ得られるものもあるものだ。

悩む事について"そんなの誰にでもできるよ"と言われそうではあるけれども、それにも少しの技術、ノウハウはある。通常悩んでいる時にはそんな事知らずに右往左往してしまうだけになってしまうものだが、ちょっとした教養がそれを助けてくれるはずだ。だから、できれば悩む前に本はたくさん読んでおく方が良さそうに思う。



山田玲司の「非属の才能」
この漫画家さんがあの「ゼブラーマン」の作者だとは知らなかった。とは言っても彼の他の作品を読んだ事もなければ何があるかも知らず、その前に漫画作品についての基本的な知識すらないのだけれども。

人の「才能」と言うのはよく言う天才的な何かそう言うものではなくて、本人も親も先生も友人たちであっても気付かないと言うか、気にしないほどのもっとずっと身近にあるものなのだと言う事らしい。確かに言われてみればそうなのかなと思いあたる事も無いではない。取るに足らないそんなちょっとした才能を本人が大切にするかどうか、または親や周囲の人がそれを承認してあげられるかどうかで人生を幸せに過ごせるかどうかが決まるだろう。こんな本が105円で買えるなんて素敵だ。



まだ数冊あるので続きは後で。
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