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もんく [とある南端港街の住人になった人]

静かな子ども

6時過ぎに雨の音で目が覚めた。

7時になって雨が止んだので久しぶりに朝のマジュマジュで朝食にした。マサラ・トーサイとテー・タレ・クランマニス。3.2リンギット(90円)インド食の基本はベジタリアン・ミールらしくこうしたベーシックなメニューに肉類は使われないようだ。サラリとした味わいでお腹にちょうど良い。

食堂には一人で新聞を読みながらロティを食べている人が多いが家族連れもいる。その女の子はまだ幼稚園位の年齢だろうけれども大人と一緒にきちんと座って高すぎるテーブルからロティを口に運んでいる。お父さんとお母さんは向かい合って座りながら静かな声で話しながら食べているが、良く見るとその子も話しに参加している。

見た目はその子だけ小さく凹んでいるが話をする様子は1+1+0.5ではなくて1+1+1の様子。お父さんは子供に対しても大人にするのと同じように普通に対応しているのが印象的だ。


そう言えば、マレーシアでは子供がダダをこねて騒ぐ光景をほとんど見たことがないかと思う。観光地でもマジュマジュのような食堂でもショッピングセンターでも。日本だと、ダダをこねて騒ぐ子供とそれに対してキーキー怒る母親と言うのはどこでも頻繁に見るものだ。けれど、マレーシアではこの1年を振り返って思い出せない。近所のいく組かの親子も静かで言い争うような声や子どもを大声で叱る声は全く聞いたことがない。

子供の育て方が全然違うのだろうなと想像する。

そう思ってみるとマレーシアの人は仕事でも何があってもほとんど怒ったりいきり立ったりする事がない。(1年で1回だけあったのを見た。)それに対して日本人はよく怒る。
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