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もんく [とある南端港街の住人になった人]

インドにてちょとした思い出話(テーマサロンより)

インドについて・・・
インドに悪い印象は無い。
と言ってももう10年以上前のことで、しかも滞在したのはほんの10日程度、滞在先はデリーだけだったから本当にごくごく一部しか見ていないのだけれど。

そのときのエピソードで一番印象的だったのがリクシャー(人力車)に乗った事だ。観光客もほとんどいないデリーの街でリクシャーをつかまえるのは簡単だ。肌色が真っ黒で妙に手足の細いリクシャー運転手に申し訳ないかなと思いつつ宿へ帰ったのだが、下りるときに法外な値段を言われて戸惑っていると周りからだんだんと人が集まってきてたいへんな事になった。たいへんと言っても自分が責められているのではなくてそのリクシャー運転手に回りの皆がそれは高すぎると抗議し始めたようなのだ。もちろん現地の言葉などわからないのだが集まった人の中の一人が英語でもう良いからここから離れなさいと言う意味の事を言ってその輪から出してくれた。
リクシャー運転手には申し訳なかったのだがびっくりするやら嬉しいやらであった。

その後ある本で読んだ話だが、インド人と親しくなった(日本)人がインドに来て住むことを勧められたそうだ。その人にはそんなにお金がなかったのでそれが心配だと言ったらそのインド人は「心配することはありませんよ。家なら周りの皆が協力して建ててくれますよ。何も心配要りません。」との事。これを読んでなるほどそう言うこともあるかもしれない、とあのリクシャー事件を思い出した。
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