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もんく [とある南端港街の住人になった人]

チャイニーズニューイヤーの風景

朝遅く、駅前のスーパーマーケットに少しの買出しに出かけた。5分ほど走ったところでスクーターの動きがおかしいと感じてすぐに止まった。予想通り後輪がパンクしていた。幸いにもまだ空気が抜け始めたばかりだったので手で押すのは楽そうだった。

ただ、今日は正月で多くの店が閉店している。バイク屋も多くが閉まっている。最悪、この道端にスクーターを置いてバスで帰るしかない。正月が開けたらバイク屋に連絡しなければならないだとうと思った。

通りかかった人にバイク屋はあるかと聞いてみたらすぐ近くにあるよと教えてくれた。スクーターを押して行ってみた。100mも行かないうちに近所のアパートの地上階にバイク屋が営業していた。何とラッキーなのかと思ったら、インド人経営だったのでニューイヤーは関係ないのだと言う。しかも祝祭日にはほとんど営業するのだそうだ。

スクーターのタイヤ交換を任せると次から次へと修理のバイクが入ってくる。なるほど休日営業はこの店にとって甘いのだとわかる。タイヤ交換にマフラーまで外さなければならなかったにも関わらず、料金はチューブ代と工賃で16リンギット(430円ほど)で済んだ。もっと取られると覚悟していたのに日本だったらその値段ではチューブも買えない。そしてリムの内側が錆びていたのでチューブレスのリムとタイヤに交換した方が良いとのアドバイスもいただく。残念なことにチューブレスの在庫が店に無いのでそこで交換はできなかったが仕方ない。正月明けにはチューブレスを注文してみようと思う。

旗日の合わない人たちが住んでいる国でよかったのと、通勤の途中でなくて幸いだった。全くラッキーだ。


タイヤの修理をしてスーパーマーケットに着くと、思ったよりも人出が少なかった。ただ、イベント会場では高い棒の上で踊る獅子舞を披露したり、中国伝統曲芸独楽のような出し物をやっていて正月らしさを盛り上げている。披露しているのは中国人だけれども見ているのはマレー系やインド系が多く、どう言うわけか中国系の人たちは少なかった。今日は家でゆっくり過ごす日なのだろうか。そう言えば台湾でも正月は街がゴーストタウンになっていたのを思い出す。
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