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もんく [とある港街の住人]

ミニコンポでオーディオを悟る

きなこに蚤対策の薬を滴下。
3ヶ月に1回のもの。




ミニコンポという代物を修理した。引き出し式CD トレーが出てこないのだ。

ネットで調べるとローディングモーターのプーリーにかかっているゴム輪が伸びているから交換せよとなっているが、どう見てもそんな感じではない。ばらしてみるとどこかに引っ掛かるところがあるがわからない。結局、ラッキーなことに全部ばらして組み直して動くようになった。(簡単に書いたがそこまで行くには紆余曲折があった)

問題はそこじゃなくて、音の方。これが何年前の製品かはわからないが、デジタルアンプで駆動する製品で、スピーカーなんか片手で持てるほど小さいのに音が良いのだ。もちろん聞いているうちに少しずつ不満は出てくるにしてもとてもよく出来ていることに間違いはない。

うーん、時代は進んだものだ。この小型でラジオもBT. も必要そうなものが全て組み込まれた機器でここまで音が出せているとなると、現代においては昔のような意味でのオーディオ趣味は成立しにくいだろう。これ以上を求めるとすれば本当に重箱の隅をつつくことしかできない。

昔も重箱の隅はやっていたけれども働いてお金を使えるようになると大きいスピーカーや電源がばかに重いアンプのようなのにアップグレードする道はいくらでもあった。今ではアップグレードしてもコストに対して満足度はそれほど上がらないだろう。

というわけで、おじさんは90年代初期程度まででオーディオは止めておくのが幸せなのだとミニコンポの修理で悟るのだった。
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