温泉クンの旅日記

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喜多方ラーメン 福島・喜多方

2010-11-24 | 食べある記
  <喜多方ラーメン>

(あれっ、やっていない。もしかして今日は休みかよ!)

 この店の開店は10時30分である。もう開店時間から15分が過ぎている。休みは不定休で、平日の今日はもしかして休みかもしれない。マイッタなあ。



 喜多方ラーメンにはひとそれぞれ好みの店があるようだ。だいたい喜多方ラーメンは煮豚がいっぱい載っている店がやたら多い。
 わたしの場合、チャーシューにうるさいので、嫌いなチャーシューがびっしり載っているラーメンなどご免である。
 だから、あまりそれが載っていないシンプルなラーメンを出すこの「松食堂」がお気に入りなのだ。

(どうしようか・・・他の店行って『チャーシューはいりません』って言うか・・・)
 困った。
 やっ、よくみると店内に電気がついている。

「すみません!」
 引き戸を開けて、奥に声をかけた。
 まずい、お客さんらしいぞ。もう、そんな時間になっていたのかよ。そんな声がして女性が慌てて飛んできた。
「今日は営業しますか」
「お待たせしてすみません。どうぞどうぞ、お入りください」
 急いで入り口に暖簾を掛けている。



 助かった。手近な席に座ってラーメンを注文する。







 喜多方は、対人口比でいうと日本一ラーメン店が多い。それゆえ札幌、博多と並んで日本三大ラーメンに数えられることもある。



 喜多方はもともと「蔵のまち」として知られていたが、その後喜多方ラーメンがブームとなり、現在はどちらかというとラーメン目当ての観光客のほうが多い。 

 運ばれてきたラーメンをみて、これだこれだと安心する。



 喜多方ラーメンといえば麺は太めの平打ちの縮れ麺、スープは豚骨ベースと煮干しベースをブレンドしたもので、飽きのこない醤油味である。会津は寒いので味は濃いが。具はチャーシュー、ねぎ、メンマ、もやしなど。
 記憶よりチャーシューの数が三枚と多かったが、二枚食べて、悪いが一枚はスープの底に沈めさせてもらう。
 麺の量はかなり多めなので、半分ほど食べてから胡椒で味を変える。


 支払を済ませて、市役所の敷地を抜ける。予定通りに「松食堂」で無事にラーメンを食べられてほっとする。
 食堂が予想通りに禁煙だったので、市役所入り口の前にある洒落た喫茶店で一服することにした。



 喜多方でラーメンを食べるのであれば、市役所近辺の駐車場に車をとめて、徒歩で店探しをするのがベストだ。目当ての店に駐車場があるとしても、そこまでが迷路のような狭い道で、しかも一方通行が多いのである。

 喜多方の有名店としては源来軒、坂内食堂、あべ食堂、まこと食堂、まるやなどいろいろある。因みにわたしの好みの「松食堂」のすぐ隣はその有名店のひとつである「坂内食堂」で、土曜日曜などは長い行列ができている。
 だけど喜多方では有名店志向はやめて自分好みの店を見つけたほうがいいと思う。
 きっと見つかるはずだ。



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