新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

星の並びと優先順位。

2024年08月13日 | 今日の出来事
気の流れは比肩→食傷→財星→官星→印星と流れます。
比肩・敗財(劫財)で2年、食神・傷官で2年、偏財・正財で2年、偏官・正財で2年、偏印・印綬で2年、一回りで10年です。
この10年を10回繰り返すと100年…そろそろ、この世を分離して次の世界へ行く年齢になります。
気が付いて見ると人生あっという間ですね…。

一般に四柱推命では、天干の星の並びが良くて、そこそこの比肩(自星)があり(男性3個、女性2個)、五行のバランスが良い命式が良い命式と言われています。
一年も春夏秋冬の4つの季節がバランス良くある方が良いですよね…
最近は猛暑が続き、春と秋が短くなっています…異常気象ですね…。
地球が熱病に罹っているようなものです。
そのウイルスが人間かも知れませんね…

春(食傷)は青春、恋もして未来に希望を持つ時期ですね…。
この年頃に人生の目的・目標を持ち、自分らしく生きられる方向性を持てれば良いのですが…
「青年よ大志を抱け」…人生の目的を知ることは大切だと思います。

次に初夏を迎え、人生ではお金を稼ぎ家庭を持って、自分の家庭的な土台を作る時ですね…。
同じ目的目標を持った夫婦…夫婦は天地ですので、家庭は世界の縮小です。
変通星では、偏財・正財の20代中半から40代中半の頃でしょうか…。

財星の次期が終わると、社会で責任を持って頑張る官星(偏官・正官)の40代中半から60代中半の頃…
社会の中で、自分の良さを発揮し、社会に貢献する時期です。
社会的な基盤の造成ですね…。
特に男性には重要だと思います。

そして65歳以降が偏印・印綬の晩年期…稔の秋と言われている年齢です。
夫婦二人で始めた人生ですが、子孫も増え、故郷にも貢献できる人生…
退職して、健康で良い趣味で楽しめれば最高ですね…

四柱推命的には、命式本体の星(変通星)の並びがどうなのか…
比肩→食傷→財星(特に偏財)と気が流れれば、お金を生み出すエネルギーを持っていますし、
女命の場合は、食傷が子供ですし、財星が家庭ですので、子供や家庭に対する優先順位が高くなります。

天干の並びが財星と官星の場合は、現実的な思考で一般的にはサラリーマンになる人が多い様です。

その他、官星と印星の並び…
印星と比肩との並び…
あるい比肩を中心とするは食傷と印星との並び…

並びによって、組織人として成功するタイプなのか、スペシャリストで成功するタイプなのか…
お金を稼いでも全て流してしまうタイプなのか…
学者肌なのか?
商売人のタイプなのか?
普通には生きられない個性的な人間なのか…
タイプが異なって来るのですね…

この天干の並びと五行のバランスで喜びも異なります。
当然何を優先するのかという拘りも変わってきます。

命式を車で例えるなら…
・道路工事で活躍するブルトーザーの様な命式もありますし、
・赤のフェラリーの様な命式…
・クラウンのセダンの様な命式…
・SUV
・軽自動車
・その他、様々です。

車という命式も自分に合った走り方や環境(大運)が重要です。
そして、大運という季節に恵まれれば、車という人生も楽しいと思います。

しかし、マイナス60度の大寒波の様な大運もあります。
例えば…
月上の天干が財星(偏財・正財)の命式で、
20代~30代の結婚適齢期に、分離を表す比肩 建禄や、敗財 帝旺等が来ている場合は…
中々、結婚の環境が整わない場合が多いものです。
敗財 帝旺などの場合は、結婚できない様な男性に情を流してしまい、大切な期間を失ってしまう人もおられます。

命式本体の星(変通星)の並びを知って自分の特徴を知ることが重要ですし、
今の大運を知って、リタイヤしない様な生き方(運転の仕方)が出来れば良いのですが…
特に、何か事を起こすときには…
自分がどんな天命(役割)を持って生まれてきたのか?
そして、今がどの様な時なのか?
そして、自分の長短を知ることも重要だと思います。

その様になれれば、自分も成長し、物事がスムーズに運ぶと思います。
また、何か挫折を感じた時は、本来の自分へと戻るチャンスの時なのかも知れませんね…。

四柱推命等を学んでみると、結局は命式のままに生きている自分を感じます。
宇宙の真理を知って、命式に振り回されずに、命式をコントロールする自分になりたいものですね…。

比肩太過…自我を優先しやすい。
食傷太過…感じ過ぎて神経質になりやすい。
財星太過…男性の場合は女と金に注意。
官星太過…プライド高く、瞬間湯沸し器になりやすい。
印星太過…考え過ぎて、ネガティブになりやすい。

何処かに星(●)が太過する人は、命式の良さが出る様な工夫や考え方を知ると良いですね…。

孫子は言う。
敵情を知って味方の事情も知っていれば百回戦っても危険が無く、
敵情を知らないで味方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、
敵情を知らず味方の事情も知らないのでは戦うたびに必ず危険になる。

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