新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

劫殺・亡神

2020年07月08日 | 吉凶星
●劫殺(ごうさつ)・・・(凶星)年支と日支から繰る吉凶星。
劫殺は三局の五行から見て12運が「絶」に当たる地支を取り、凶星の代表的な星とされています。
三局の旺を司る12支が滅びるところ(絶地)をとった神殺で、劫殺の柱に死や絶の12運があれば、その運気を絶の方向に誘導する暗示が生じるといわれている。
(木局)地支➡「亥・卯・未」の場合、「申」が劫殺。 甲(木局)は申が絶。
(火局)地支➡「寅・午・戌」の場合、「亥」が劫殺。 丙(火局)は亥が絶。
(金局)地支➡「巳・酉・丑」の場合、「寅」が劫殺。 庚(金局)は寅が絶。
(水局)地支➡「申・子・辰」の場合、「巳」が劫殺。 壬(水局)は巳が絶。
※亡神を冲尅する星(建禄を冲する星)

破財、損失、口舌、不和を司る星。
交通事故や山岳遭難事故等の外部からの災難の暗示がある。
劫殺が重ねて出る場合は注意。

●亡神(ぼうしん)・・・(凶星)年支と日支から繰る吉凶星。
亡神は三局の五行から見て12運が「建禄」に当たる地支で、三局の五行の気を漏気する干を蔵するので、この名が付けられている。
(木局)地支➡「亥・卯・未」の場合、「寅」が亡神。 甲(木局)は寅が建禄で、蔵干に木を洩気する丙の蔵干がある。
(火局)地支➡「寅・午・戌」の場合、「巳」が亡神。 丙(火局)は巳が建禄で、蔵干に火を洩気する己庚の蔵干がある。
(金局)地支➡「巳・酉・丑」の場合、「申」が亡神。 庚(金局)は申が建禄で、蔵干に金を洩気する壬の蔵干がある。
(水局)地支➡「申・子・辰」の場合、「亥」が亡神。 壬(水局)は亥が建禄で、蔵干に水を洩気する甲の蔵干がある。
身体の気を洩らすので、疾病や内部からの災厄を暗示する。
命式に2つの亡神があると経済的に不安定。3つあると犯罪や性病などの悪疾に悩まされるといわれている。
しかし、建禄の象意から、命式が良ければ運気は安定するとも言われている。
※ 事件発生時の行運に亡神が出ている場合もある。

新栄堂
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