上図は或る架空の男性の命式です。
彼の命式は…
・日干：甲
・天干の並びは、月上の比肩を中心とする偏印と傷官との並び。
・地支には寅卯辰の方合がある。
・時上の傷官は旺相する帝旺（羊刃）。
・金の官星の星（●）が不及。
・気の流れは比肩を中心として偏印→ 比肩→ 傷官と流れる。
この様な命式の場合、以下の様に捉えることが出来るかも知れない…
1. 自分がどの様にしたいかが物事の中心となる場合が多い（比肩が4.5個＋α）。
2. 金の官星が弱いので、木の自星を抑えるものがない→ 我儘。1＋2から、組織の中では生き難い。
3. 太過した比肩星が旺相（帝旺：羊刃）する傷官を強く生じる→集中力が増し、物事を鋭角に捉える。
4. ユニークな思考（偏印）と、鋭い観察力を持つ場合が多い（傷官と偏印の並び）。
5. 繊細さとユニークな思考で財を作りだす事ができるが、流す時は流す。
6. 平均的サラリーマンの様な生き方は出来ない。→ 個性的な才能を活かした仕事の方が良い。
7. 平凡な生き方ではなく、才能を活かして世に出る方が良い。
8. 子供運（特に男の子）は弱い傾向がある。また、奥様には優しくして下さい。
9. 人生に別れがある場合が多い。
10. 故郷から離れた方が運気が上昇する場合がある。
11. 行運に財星が来ると良いかも知れない。
12. 結婚相手には優しい家庭的な人が良い。
13. 一刻前に生まれると、比肩倒食となってしまう。
14. その他…
同じ家に生まれた兄弟姉妹でも、命式によって性格や運勢が異なる場合が多い。
自分の命式を知って、それを活かすことが幸福の一歩だと思います。
一言でいえば、自分らしさを出すですね…。
野球選手の「イチロー」は自分を知って、自分を活かした生き方をされたと思います。
特に、命式本体に偏りがある方は、自分らしさを追求して下さい。
その様な方は、非凡な方だと思います…
特に、これからの時代は、ご自分の命式を活かす生き方が、成功（幸福）への一歩だと思います。
人間はロボット（ＡＩ）とは異なります。
「知命と立命」ですね…。
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