私の友人のミスターXさんです。
彼の命式を簡単に解説します。
生れた時間で約30%の影響がありますので、生時不明での判断となりますが…
・日干:辛の偏印を中心とした印綬との並びの命式で、変通星の並びもそうですが、五行(木火土金水)の土(印星)に星が太過するので、完全な「多印星」の命式となります。
彼の母親は婿養子で、身内に女性が多い中に初めて生れた男性(長男)です。
1.偏印にはお祖母ちゃん、そして印綬にはお母さんという意味があり、また彼のお姉さんたちも近くに住んでいます。
女系の家系の中で、初めて生れた男子だったので、お祖母ちゃんや母親、そして、お姉さんや身内から可愛がられて育ったと思われます。
2.印星は自分を育ててくれる母親や親族等を表します。
3.印星が多過ぎる(多印星)ということは、やや過保護になりやすい傾向が出て来ます。…その結果として、依存性が強い男性になったり、甘えん坊の傾向が多くなります。
4.「多印星で比肩が1個」…男性には独立心が必要です。或る程度の独立心が無いと、成人してから「夫として、父として、あるいは社会人として」の自覚が不足し、責任感が欠如する場合も出て来ます。…その場合は嫁さんは少し苦労しやすいですね。
5.日干:辛…辛は自然界では貴金属(宝石)を表しますが、その宝石は鉱山から掘り出します。しかし、土(印星)が多過ぎて辛(貴金属)が埋まっている状態(土が多過ぎる)を「埋金の命」ともいいます。…この場合は、親や身内が過保護にし過ぎて、この方の良さが出難いと判断します。
6.印星が多いと、表面は柔らかそうですが、内面は頑固になる傾向があります。また、年配の女性とも話しが合います。
※あまり、過保護にし過ぎると、結果的に男性が立たない家系(女系)になる傾向がありますね。
また、女性の場合は、考え過ぎて結婚が遅くなる場合もあります。
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新栄堂