朝から降らないことを願ったけど、雨の中440回目の「火曜日行動」始まりました。
今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです、今日も心一つに発信いたします。
長崎さんの第一声始まりました。
☆長崎さん
今日はあいにくの雨になりましたが、子どもたちが自分の民族の言葉を安心して学べるように願って、私たちは2012年4月17日から毎週火曜日、もう9年以上もここに立ち続けて、今日で440回になりました。
かつて大阪府は、太田知事の時、テポドンの発射実験によって在日の子どもたちが不利益を被らないようにという私たちの要請を受けて、子どもたちが差別を受けることのないようにと教育現場に通達を出しました。
しかし、今の大阪府は逆に朝鮮人・朝鮮学校に差別をしてもいいという態度を取っています。
このなかなか変わらない差別の現状に対して、私たちは様々な立場からアピールを行っています。私は日本人として。また、火曜バンドのみなさんは、音楽の演奏や歌や踊りなどのパフォーマンスで表現しています。
その火曜バンドの一人森本さんは、この間、何度も「朝日歌壇」に短歌を投稿して、掲載されるたびに皆を元気づけてくれます。朝鮮学校支援のキムチ販売にも、「大和高田出張所」をなのり、ご近所の注文を集めて、購入してくれます。
この場が人との出会いを作り、それが楽しみにもなっています。
朝鮮大学1年生の李さんは、今日も参加です‼️
大和高田から毎回参加されている森本さんがマイクを持たれました。
☆森本さん
奈良は大阪に比べると規模も小さいかもしれませんが、がんばっております。
先日、奈良県議会で、沖縄戦戦没者の遺骨を含んだ土砂を基地建設の埋め立てに使用しないよう求める意見書案を全会一致で採択しました。
奈良には、日朝親善奈良県議会議員連盟がありますが、さらに奈良県日朝友好親善協会がこの10月には立ち上げられることになっています。
すでにキムチ販売などで、休校中の奈良朝鮮学校から大阪の朝鮮学校に通う子どもたちの交通費の援助などを行っていますが、こうした朝鮮学校支援の活動をもっと広く知ってもらおうと、みんな張り切っています。
最近できた短歌を一つご紹介します。茨木のり子さんという詩人が韓国の現代詩を日本語に翻訳していますが、私は気に入った詩を暗唱して楽しんでいます。
「好きな詩を そらで覚えて 手土産に 知る楽しみが ひとつできました」
退院されたばかりなのに10キロのアコーディオンを胸に古賀さんが演奏をされています。涙が出そうです。
大西さんがマイクを持たれました。
☆女性
今日は仕事がないので、ここに来ました。私は先日、中国人男性が入管収容中に死亡した裁判に行きました。
日本もそろそろ先進国になりませんか。まったく先進国ではありません。朝鮮人も、外国人も皆、日本に住んでいれば税金を払っています。それなのに差別するのですか。世界に恥ずかしくない顔を見せてほしい! ずっと、がんばろう!
崔さんもアピールです。
崔さん
私は朝鮮学校で長年教鞭を執ってきました。
今私は行政に対する憤懣が積もりに積もっております。
今年の4月、日本政府は閣議で、「従軍慰安婦」「強制連行」という表現を使うべきではないとする答弁書を決定しました。これによって今後教科書ではこれらの表現が使えなくなってしまいました。
県立公園群馬の森にある朝鮮人労働者追悼碑の設置許可を巡る裁判で、東京高裁は8月27日、一審で違法とされた不許可処分を「適法」と判じたのでした。その理由が、市民団体が「強制連行」という文言を使ったために政治的行事と見なされたから、というものでした。こんな形式論理で判決を下す東京高裁に、私は唖然としました。歴史修正主義が、歴史の歪曲がここまで来たのかと。
我々朝鮮人の歴史が抹消されるということは、存在そのものを抹消されるということです。事実において朝鮮人は日本に存在しているがなぜ存在しているかわからない、と考える人にとっては、朝鮮学校は「あなた方のわがまま」であり、補助などするものではない、ということになってしまいます。無償化の問題もここから来ています。
あらゆる歴史を消し去るつもりですか。考えましょう。考えて、行動しなければなりません。
☆長崎さん
駿台予備校で政府見解と異なる内容が書かれたテキストに対して、批判が殺到し、駿台ではテキストを書き換えるということがありました。こんなことがヘイトスピーチを後押しするのです。
私たちの活動の原点は、歴史を知ることです。私たちが見える存在として、ぜひ私たちの訴えを聞いてください。
雨の中レポートを書き続ける木村さん‼️
☆大野さん
日朝市民連帯の大野です。今週は9.11の集会がありますので、ぜひ来てください。
3年前中国の人が被害の掘り起こしをしていました。「慰安婦」は20万人、強制連行の被害者は300万人~400万人に上るそうです。
大阪府職員の皆さん、私たちは差別を助長するのに反対しています。トップのすることに反対できないのはわかりますが、なぜ朝鮮人にだけ差別するのでしょうか。この行動が1,000回になる前に、私たちが死ぬ前に、止めてください。
☆オモニの歌とシュプレヒコール
緊急事態宣言が延長され、体は自宅で、気持ちはここに、という人がたくさん居ます。そんな人たちの気持ちを込めて歌います。
『声よ集まれ、歌となれ』
・大阪府は補助金支給を再開せよ!
・行政が差別するな!
・朝鮮学校の幼稚園に補助金を支給せよ!
・私たちは最後まで諦めない!
「声よ集まれ 歌となれ」を合唱しながらシュプレヒコールです。
大村さんがマイクを持たれました。
☆大村さん
今日で440回目になります。
今日も朝大生が来られています。大学ではオンライン授業も始まっていますが、大学生支援給付金を朝大生はもらえません。バイトができないのは同じなのに。
国連から差別を止めるようにとの勧告があり、それに基づく集会がありました。
大学生が、これまでずっと小学生から高校生まで差別されてきたのにと発言すると、政府側は「制度上の問題であって差別ではない」「国は差別してない」と言うのです。
こんな理不尽があるでしょうか!
これから何年かかっても諦めません。早く差別を止めましょう!
最後の歌は「勝利のその日まで」‼️
いつものように駐輪場での申し送りです。
東京在住の友人が「火曜行動」の皆さんにと、送ってくださった愛のキャンディを配ってくださっています。朴明愛さん、ありがとう!皆さんが食べてくださっていますよ。
大雨にならず本当に良かったです。来週もいいえ、勝利の日まで頑張ろうねと約束しながら帰路に着きました。
今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです、今日も心一つに発信いたします。
長崎さんの第一声始まりました。
☆長崎さん
今日はあいにくの雨になりましたが、子どもたちが自分の民族の言葉を安心して学べるように願って、私たちは2012年4月17日から毎週火曜日、もう9年以上もここに立ち続けて、今日で440回になりました。
かつて大阪府は、太田知事の時、テポドンの発射実験によって在日の子どもたちが不利益を被らないようにという私たちの要請を受けて、子どもたちが差別を受けることのないようにと教育現場に通達を出しました。
しかし、今の大阪府は逆に朝鮮人・朝鮮学校に差別をしてもいいという態度を取っています。
このなかなか変わらない差別の現状に対して、私たちは様々な立場からアピールを行っています。私は日本人として。また、火曜バンドのみなさんは、音楽の演奏や歌や踊りなどのパフォーマンスで表現しています。
その火曜バンドの一人森本さんは、この間、何度も「朝日歌壇」に短歌を投稿して、掲載されるたびに皆を元気づけてくれます。朝鮮学校支援のキムチ販売にも、「大和高田出張所」をなのり、ご近所の注文を集めて、購入してくれます。
この場が人との出会いを作り、それが楽しみにもなっています。
朝鮮大学1年生の李さんは、今日も参加です‼️
火曜バンドは不滅です。
大和高田から毎回参加されている森本さんがマイクを持たれました。
☆森本さん
奈良は大阪に比べると規模も小さいかもしれませんが、がんばっております。
先日、奈良県議会で、沖縄戦戦没者の遺骨を含んだ土砂を基地建設の埋め立てに使用しないよう求める意見書案を全会一致で採択しました。
奈良には、日朝親善奈良県議会議員連盟がありますが、さらに奈良県日朝友好親善協会がこの10月には立ち上げられることになっています。
すでにキムチ販売などで、休校中の奈良朝鮮学校から大阪の朝鮮学校に通う子どもたちの交通費の援助などを行っていますが、こうした朝鮮学校支援の活動をもっと広く知ってもらおうと、みんな張り切っています。
最近できた短歌を一つご紹介します。茨木のり子さんという詩人が韓国の現代詩を日本語に翻訳していますが、私は気に入った詩を暗唱して楽しんでいます。
「好きな詩を そらで覚えて 手土産に 知る楽しみが ひとつできました」
退院されたばかりなのに10キロのアコーディオンを胸に古賀さんが演奏をされています。涙が出そうです。
大西さんがマイクを持たれました。
☆女性
今日は仕事がないので、ここに来ました。私は先日、中国人男性が入管収容中に死亡した裁判に行きました。
日本もそろそろ先進国になりませんか。まったく先進国ではありません。朝鮮人も、外国人も皆、日本に住んでいれば税金を払っています。それなのに差別するのですか。世界に恥ずかしくない顔を見せてほしい! ずっと、がんばろう!
崔さんもアピールです。
崔さん
私は朝鮮学校で長年教鞭を執ってきました。
今私は行政に対する憤懣が積もりに積もっております。
今年の4月、日本政府は閣議で、「従軍慰安婦」「強制連行」という表現を使うべきではないとする答弁書を決定しました。これによって今後教科書ではこれらの表現が使えなくなってしまいました。
県立公園群馬の森にある朝鮮人労働者追悼碑の設置許可を巡る裁判で、東京高裁は8月27日、一審で違法とされた不許可処分を「適法」と判じたのでした。その理由が、市民団体が「強制連行」という文言を使ったために政治的行事と見なされたから、というものでした。こんな形式論理で判決を下す東京高裁に、私は唖然としました。歴史修正主義が、歴史の歪曲がここまで来たのかと。
我々朝鮮人の歴史が抹消されるということは、存在そのものを抹消されるということです。事実において朝鮮人は日本に存在しているがなぜ存在しているかわからない、と考える人にとっては、朝鮮学校は「あなた方のわがまま」であり、補助などするものではない、ということになってしまいます。無償化の問題もここから来ています。
あらゆる歴史を消し去るつもりですか。考えましょう。考えて、行動しなければなりません。
☆長崎さん
駿台予備校で政府見解と異なる内容が書かれたテキストに対して、批判が殺到し、駿台ではテキストを書き換えるということがありました。こんなことがヘイトスピーチを後押しするのです。
私たちの活動の原点は、歴史を知ることです。私たちが見える存在として、ぜひ私たちの訴えを聞いてください。
雨の中レポートを書き続ける木村さん‼️
☆大野さん
日朝市民連帯の大野です。今週は9.11の集会がありますので、ぜひ来てください。
3年前中国の人が被害の掘り起こしをしていました。「慰安婦」は20万人、強制連行の被害者は300万人~400万人に上るそうです。
大阪府職員の皆さん、私たちは差別を助長するのに反対しています。トップのすることに反対できないのはわかりますが、なぜ朝鮮人にだけ差別するのでしょうか。この行動が1,000回になる前に、私たちが死ぬ前に、止めてください。
☆オモニの歌とシュプレヒコール
緊急事態宣言が延長され、体は自宅で、気持ちはここに、という人がたくさん居ます。そんな人たちの気持ちを込めて歌います。
『声よ集まれ、歌となれ』
・大阪府は補助金支給を再開せよ!
・行政が差別するな!
・朝鮮学校の幼稚園に補助金を支給せよ!
・私たちは最後まで諦めない!
「声よ集まれ 歌となれ」を合唱しながらシュプレヒコールです。
大村さんがマイクを持たれました。
☆大村さん
今日で440回目になります。
今日も朝大生が来られています。大学ではオンライン授業も始まっていますが、大学生支援給付金を朝大生はもらえません。バイトができないのは同じなのに。
国連から差別を止めるようにとの勧告があり、それに基づく集会がありました。
大学生が、これまでずっと小学生から高校生まで差別されてきたのにと発言すると、政府側は「制度上の問題であって差別ではない」「国は差別してない」と言うのです。
こんな理不尽があるでしょうか!
これから何年かかっても諦めません。早く差別を止めましょう!
最後の歌は「勝利のその日まで」‼️
いつものように駐輪場での申し送りです。
東京在住の友人が「火曜行動」の皆さんにと、送ってくださった愛のキャンディを配ってくださっています。朴明愛さん、ありがとう!皆さんが食べてくださっていますよ。
大雨にならず本当に良かったです。来週もいいえ、勝利の日まで頑張ろうねと約束しながら帰路に着きました。