ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

詩 「心の調べ」バイリンガル 明日は43回目の記念日です。

2014-11-20 08:02:30 | 詩・コラム
私事ですが、明日11月21日は、43回目の記念日です。

  3年前の詩ですが再掲いたします。



                      


 「心の調べ」
         

後片付けをやっと終え
ほっと一息ついたとき
隣の部屋から流れる フルートの調べ

異郷の一日がおわり
油まみれの作業着を脱げば
フルートがあなたを待っています

よどんだ心を 洗い流し
そっと やすらぎをくれる
湖水のように清らかなその音色

やりかけの仕事を残したまま
うたた寝してしまったとき
夢の国に連れてってくれた穏やかな調べ

故郷を想うようにウリハッキョを詠む時
いつも支えてくれた フルートの調べ
ニ重奏になりこだました心のハ―モニ― 

数え切れないほどの長い年月
たゆみなく流れつづけた調べ
人生の足跡が深く刻まれた音色です

嬉しいときも 辛いときも
しみじみと胸に響く恋しい調べ
やさしく包んでくれた 心の音です

聞くほどに 湧き出る ちから
迷ったとき そっと背中を押してくれた
この世にふたつとない 心の調べです

   -共に40年―

   2011・11・21

                          



 「마음의 소리」
          

설겆이랑 잡일 다 끝내고
밥상앞에서 한숨 돌릴 때
옆방에서 울려오는 흘류트소리

이역의 하루해가 저물고
기름 베인 작업복을 벗고 나며는
흘류트가 그대를 맞아줍니다

어지러워진 가슴 곱게 씻어주고
언제나 내 마음속에 편안을 주는
호수처럼 맑은 그 소리

글을 쓰다가 저도 모르게 
쪽잠 들었을 땐
꿈나라로 이끌어준 은은한 울림

고향같은 우리 학교 노래할 때엔
랑송을 떠받들어준 정다운 소리
2중주되여 울려퍼진 마음의 화음

하루이틀도 아닌 사십년 세월
한시도 떠나본적 없는 소리입니다 
삶의 흔적이 깊숙이 새겨진 음향 

기쁠 때나 괴로울 때나
백마디 말보다 더 뜨겁게
포근히 안아준 소리입니다 

들으면 들을수록 힘이 나는 소리
생의 고비고비 살며시 등을 밀어준 
세상 둘도 없는 마음의 소리입니다

  -더불어 40년-
   
   2011・11・21 


                         
(2014・11・9 娘と孫と夫の初めての三代コラボ」
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