ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

日記詩 「芽が出ましたよ!」

2013-04-17 13:14:49 | 詩・コラム



「芽が出ましたよ!」
           

寒い朝 植木鉢を覗くと
ついに出ていました 桔梗の新芽が!

水やりするたび
まだかまだかと待ちに待った日です

つくしんぼうのような頭は
紫と緑がまざり とても可愛い
良く見ると三つも見えます

6月ごろからはきっと
蕾が風船のように膨らんで
清楚で愛らしい薄紫の星の様な花を
鉢一杯に咲かせてくれる事でしょう

7年前ピョンヤンから持ち帰った根を
鉢植えにして大事に大事に育てました
異国の地でも咲くだろうかと
楽しみでもあり不安でもあった日々

初めて芽が出た日
ジーンとして嬉し涙がでました
異国でも根付いた 祖国の花が!
まるで私たちの様にと

怠け者の私の代わり
いつも肥料をまいてくれる田中さん
この花は近所の田中さんとの合作です

私の国ではトラジと呼ぶ花
民謡にも良く出てくる花
風にも雨にも負けない
朝鮮女性の芯の強さを表す花

昔 母達が山や野で摘んでは
花はかざり 根は生薬に
コチュウジャンで味付けて
キムチにも炒め物にもした根っこ

私はすきです
トラジが 桔梗が
日朝友好の花になりそうです 




 「새싹이 텄어요」 

           
찬바람 불던 날 화분을 들여다보니
드디여 텄어요 도라지의 새싹이!

물을 뿌릴 때마다
이제냐저제냐 고대하던 날입니다

토필같은 머리는
보라색과 록색이 섞여 너무 이뻐요
찬찬히 보니 새싹이 세개나 보여요

6월쯤엔 틀림없이
봉오리가 풍선처럼 부풀어
청초하고 사랑스런 별모양같은 꽃을
소담하게 피워줄것이지요

7년전 평양에서 가져온 뿌리를
화분에 심어 소중히 소중히 가꾸었어요
이국땅에서도 피여날가
기다려지기도 하고 두렵기도 한 나날

처음 싹이 튼 날
코허리가 찡하여 눈물이 나왔어요
이국땅에서도 뿌리내린 조국의 꽃!
마치나 우리들 같다고요

게으름뱅이 나대신
언제나 거름을 뿌려준 다나카씨
이 꽃은요 옆짚 다나카씨와의 합작입니다

우리 나라에선 도라지라 부르는 꽃
민요에도 자주 나오는 꽃
바람에도 비에도 지지 않는
조선녀성의 강한 기질을 나타낸 꽃

지난날 어머니들이 산과 들에서 캐고와
꽃으론 머리단장, 뿌리는 한약으로
때로는 고추장에 무쳐서
김치로도 담그고 찌져서 먹기도 한 도라지

나는요 좋아한답니다
도라지가 桔梗가
조일우호의 꽃이 될것 같습니다



コメント (3)
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4月17日 「今朝の散歩道」

2013-04-17 10:07:40 | 花たち

 4月17日どんより曇っています。

 昨日夜に演劇口演部の練習があり、今朝まで疲れが残っていました。

 でもスクールバス停に向かいました。

 わぁ、テッセンがもう咲いています。





 中大阪の前を通りました。




 信号わたって右折します。



 





 幼稚班のユファが折り紙でストロー付のかき氷をプレゼントしてくれました。いっぺんに疲れが吹っ飛びました。



 元気が出たところで今日はいつもの逆の道を通って歩きました。1時間。


























































 奈良街道を歩きます。どこもかしこも可愛い花が一杯です。嬉しくなってきました。













































































































 家に到着しました。今日も元気に過ごしましょうね。



























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4月16日  49回目の 「火曜日行動」

2013-04-16 21:38:55 | 火曜日



 4月16日、大阪府庁前において49回目の「火曜日行動」が行われました。

 朝から気温は高く、まるで初夏のような暖かさでした。

 11時45分、大阪城公園の坂道を上ります。



















 大阪府庁前に到着しました。



 東京集会にも参加してくださった藤永先生が、一緒に行かれた大村さんと共に新しいゼッケンをつけて見せてくださいました。



 朋友の魯信夫さんが描いてくださった「ホンギリトン」が大活躍です。東京でもこのゼッケンをつけてデモ行進されたそうです。

 行動が始まりました。




































 大勢の方々がマイクアピールに今日も参加されました。今日は参加者がとても多くてビラが足りませんでした。

 私もマイクアピールに参加しました。

 今日は文学部の金芳順さんが無償化除外反対アンソロジーに投稿してくれた詩とコメントを読ませていただきました。



  「オッコルム」

金 芳 順

陽の光に輝くまばゆい白
胸からゆれるリボンのオッコルム
けして贅沢でない
木綿のチョゴリに体を包むと
なんだか誇らしくて
少しお姉さん気分になる

白いチョゴリの少女は
紛れもない青葉の頃のわたし

自転車を走らせて
朝、
学校への道すがら
そよぐオッコルムは
あの日とおなじ
チング(親友)の名を
楽しげに呼ぶ少女
そのウリマル(母国語)の響きに
私の胸は今もキュンと熱い

時が移り
彼女たちも感じるはず
白いチョゴリの
風に優しくなびくオッコルムのささやき

淡い恋心みたいに
わたしは
いつまでも 眩しく見つめる


  コメント 「チョゴリ」

                       
「 チョッサンと呼ぶ白いチョゴリを身に着けたのは中学1年生の夏のことです。

小学校の四年生から制服代わりにチョゴリを着てもいいことになっていましたが、とても貧乏だったので(皆が貧しい時代でした)お姉さんのお下がりでも身にまとう子が羨ましく感じたのを覚えています。

今「チョゴリ」はウリハッキョの代名詞に、そして心ない輩のバッシングの卑劣極まりないターゲットにされています。
罵られ、刃物で切られ、次には命までも奪うのではないかと感じるほど…

純真な子供たちのこころと記憶に拭えない傷を負わせています。
 歴史の過酷すぎる渦のなか私たちはここで生まれ育つしかなかったのです。

たくさん望んでいるのではありません。多めに何かをして欲しいのでもないのです。
隔たりなく私たちの子供たちにも与えてほしいだけ。
民主主義を掲げるこの国の真価が今まさに問われています。

白いチョゴリは私のアイデンティティーそのものなのです。」



 マイクアピールが続きました。行動も続きます。















 宝塚市民の会の方が号外を持ってこられました。中川さんが宝塚市長に再選された嬉しい記事です。



 アコーゼオンを演奏しながら応援を続けた古賀さんも一緒に祝福を受けました。



 維新の会が推す候補に圧勝しての勝利です。久しぶりに嬉しいニュースでした。

 来週は50回目の「火曜日行動」です。早く終止符を打たねば!

コメント (3)
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日記 「赤ちゃんの笑顔に癒されました。」

2013-04-15 20:39:06 | 日記
 今日は101回目の太陽節です。

 昨年は100回目の太陽節だったので祝賀公演や色々ありましたが、今年は静かにこの日を迎えました。

 テレビニュースや新聞は弾道ミサイルがどうだの、テポドンがどうだのと、連日連夜騒いでいます。

 ウリハッキョは今日祝日でお休みです。いつもなら孫たちと一緒に在宅学童を行うのですが、今日は各々自分たちで都合をつけたようです。

 急に自分の時間ができましたが、予定も立てていなかったので取りあえず、午前中衣替えに精をだしました。

 FBやブログを見ていると、前から赤ちゃんを見に行く約束をしていた後輩が、ご自分のブログで赤ちゃんの事を書いているのを見つけました。

 そうだ、こんな休日めったにないぞ、メール送ってみよう!

 話はとんとんと進み、急でしたが野崎にあるという彼女の自宅を訪問することになりました。

 インターネットで検索してみたら「野崎」というところは鴫野から乗れば5つ目の駅です。

 なぁんだ、こんなに近いのか!

 地理に疎い私は彼女の家はとても遠いところに在ると思い込んでいたのです。

 午前中に家の用事を済ませ、2時前に家を出ましたが色々買い物をしていたら鴫野の駅に着いたのは3時5分前でした。

 そこから15分ぐらいで野崎に着きました。到着したと電話を入れると駅近くまで3人で迎えに来てくれました。



 ベビーバギーで赤ちゃんはすやすや眠っていました。お顔が丸々していて本当に愛らしい赤ちゃんです。ヌナはすっかりおねぇちゃんの雰囲気でした。とても落ち着いています。



 しばらく桜を楽しみながら一緒に歩きました。花見に行く必要が無いほど素敵な田園地帯のような感じでした。山もすぐそばに見えます。5月1日からは野崎観音のお参りに来る人がたくさんいててお祭りや出店が4~5日続くようです。







 本当にわかりやすいお家でした。まだ建てて5~6年らしくとても清潔感に溢れた素敵な自宅でした。

 私が家に入ってすぐに偶然お舅さんが赤ちゃんを見にお見えになりました。

 寝ていた赤ちゃんも人の気配を感じたのか起きてしまいました。



 ハラボニムが早速抱っこされていました。

 ハラボニムが帰られた後、私も手を洗って赤ちゃんを抱かせてもらいました。







 生後3か月も満たないのに表情がとても豊かです。泣いたり笑ったり。

 時を忘れ赤ちゃんに見惚れていました。

 ベビーベッドに寝かせればむずかるのに、畳の上のマットに寝かせると足をばたつかせながら一人で遊んでいます。可愛い、可愛い!うちは一番下がもう3歳なので赤ちゃんにはあまり会うことがありません。貰って帰りたいほど可愛い赤ちゃんでした。

 ヌナもおっとりしていて一人で何か工作をしながら楽しんでいます。そして、時々赤ちゃんの傍に行っては何かを優しく話しかけています。

 オンマがゆったりと子供さんたちに接しているせいでしょう。お子さんたちがとても落ち着いていて穏やかな表情を見せてくれました。

 部屋の様子もお子さんたちをどれほど大事にしているかを伺わせます。全てお子さん中心の暖かいお部屋でした。

 1時間だけの約束できましたが、知らぬ間に1時間半が過ぎていました。

 名残惜しいけど赤ちゃんのいる部屋に長居は禁物です。赤ちゃんの生活のリズムを壊しては大変です。

 3人とお別れして駅に向かいました。















 駅のホームから撮りました。



 鴫野駅に着きました。スーパー「コノミヤ」の前に自転車を止めさせていただいていたので申し訳なく、夕食の買い物をこのお店でしました。とても安かったです。

 自転車を走らせました。今里筋線から緑橋に向かうのですが左折れしてして神路公園にぶつかるいつもの散歩コースに入りました。いつも歩いている道を自転車で突風のような速さで飛ばします。

 6時ごろふと西側、今里筋の方を見ると夕日が目の前に迫っていると感じるほど近くに見えました。





 夫が帰る前に家に到着する予定だったのが、5分ほど過ぎていました。

 短い間だったけどとても幸せな時間を過ごさせていただきました。ユハさん、コマッスムニダ、赤ちゃんとヌナもコマワヨ!

 

 
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日記詩 「我が家の植木さん達」

2013-04-15 11:25:31 | 詩・コラム



「我が家の植木さん達」            
           
           

春爛漫
気持ちのいい朝だ

我が家の植木さん達
「アンニョンハセヨ!」




30鉢の植木たち
3段に積んだもの そのまま立っているもの

<チャンフニの木15>と<チャンフニの木1>
アーモンドの木と つつじ寺のもみじの木だ





ピョンヤンから持ち帰った トラジ(桔梗)
井元さんが残してくれた 大きな紅葉の木







お金は無いけど <金のなる木>
里博さんに頂いた 姫リンゴの木も健在だ




夫の還暦祝いに兄が持ってきてくれた
大きな寄せ植え鉢も 毎年満開 嬉しいな



 
田中さんが下さった ムクゲの花も新芽が一杯
金魚草にミニ薔薇 全ては 思い出の花ばかり




長屋に住んでいても いつも心が満腹
毎朝 植木さん達に 感謝している




コメント (2)
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