4月16日、大阪府庁前において49回目の「火曜日行動」が行われました。
朝から気温は高く、まるで初夏のような暖かさでした。
11時45分、大阪城公園の坂道を上ります。
大阪府庁前に到着しました。
東京集会にも参加してくださった藤永先生が、一緒に行かれた大村さんと共に新しいゼッケンをつけて見せてくださいました。
朋友の魯信夫さんが描いてくださった「ホンギリトン」が大活躍です。東京でもこのゼッケンをつけてデモ行進されたそうです。
行動が始まりました。
大勢の方々がマイクアピールに今日も参加されました。今日は参加者がとても多くてビラが足りませんでした。
私もマイクアピールに参加しました。
今日は文学部の金芳順さんが無償化除外反対アンソロジーに投稿してくれた詩とコメントを読ませていただきました。
「オッコルム」
金 芳 順
陽の光に輝くまばゆい白
胸からゆれるリボンのオッコルム
けして贅沢でない
木綿のチョゴリに体を包むと
なんだか誇らしくて
少しお姉さん気分になる
白いチョゴリの少女は
紛れもない青葉の頃のわたし
自転車を走らせて
朝、
学校への道すがら
そよぐオッコルムは
あの日とおなじ
チング(親友)の名を
楽しげに呼ぶ少女
そのウリマル(母国語)の響きに
私の胸は今もキュンと熱い
時が移り
彼女たちも感じるはず
白いチョゴリの
風に優しくなびくオッコルムのささやき
淡い恋心みたいに
わたしは
いつまでも 眩しく見つめる
コメント 「チョゴリ」
「 チョッサンと呼ぶ白いチョゴリを身に着けたのは中学1年生の夏のことです。
小学校の四年生から制服代わりにチョゴリを着てもいいことになっていましたが、とても貧乏だったので(皆が貧しい時代でした)お姉さんのお下がりでも身にまとう子が羨ましく感じたのを覚えています。
今「チョゴリ」はウリハッキョの代名詞に、そして心ない輩のバッシングの卑劣極まりないターゲットにされています。
罵られ、刃物で切られ、次には命までも奪うのではないかと感じるほど…
純真な子供たちのこころと記憶に拭えない傷を負わせています。
歴史の過酷すぎる渦のなか私たちはここで生まれ育つしかなかったのです。
たくさん望んでいるのではありません。多めに何かをして欲しいのでもないのです。
隔たりなく私たちの子供たちにも与えてほしいだけ。
民主主義を掲げるこの国の真価が今まさに問われています。
白いチョゴリは私のアイデンティティーそのものなのです。」
マイクアピールが続きました。行動も続きます。
宝塚市民の会の方が号外を持ってこられました。中川さんが宝塚市長に再選された嬉しい記事です。
アコーゼオンを演奏しながら応援を続けた古賀さんも一緒に祝福を受けました。
維新の会が推す候補に圧勝しての勝利です。久しぶりに嬉しいニュースでした。
来週は50回目の「火曜日行動」です。早く終止符を打たねば!