今日のレポーターは横道さんとヨシナリさんです。ヨシナリさんは今日がレポーターデビュ―の日です。よろしくお願いいたします。
写真撮影はいつものように松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。
565回目火曜日行動
長崎さん
今日は汗ばむようなお天気になりました。
それもまた、15時過ぎからは雨の予報となっています。
最近、火曜日行動の日に雨が続いていたんですけれども、今日このお天気の中で、第565回!
今日も枚数を綴ったカードをみなさんに見ていただいています。
今日も火曜日バンドのみなさんがこの熱気にいろんな音楽、朝鮮の歌曲、いつも元気づけてくれる音楽を奏でてくれています。
4月も半ばになりました。新学期がスタートし、子ども達も学校に慣れて行ったと思います。先週も朝鮮学校の入学式での感動を、それぞれが自分の関わりのあるハッキョに行かれたと報告がありました。
私も大阪朝鮮初級学校の入学式に参加し、改めて統合された中大阪・第四初級、それぞれの思いを胸に集まり、そして新しいハッキョの歴史を作っていくんだと言う思いでそれぞれが感動され、たくさんのオモニ、そして朝鮮学校の特徴だと思いますが、近隣の方々もハッキョに入学される子ども達を自分の事のように喜んで見守る姿、こんな温かいコミュニティの中で子ども達が育っていることを改めて実感いたしました。
子ども基本法が制定され、それについて3月15日に学習会をいたしました。その中で東京の人権協会で活躍されているソンヘスク(宋恵淑)さんから報告がある中で、改めてこの子ども基本法を見直すよう、共に素晴らしい理念が書かれている。
2012年4月17日から毎週こうやって立っています。
当たり前の、大人が子どもを差別しない、いじめを許さないとか、人権都市○○等の垂れ幕を出しますが、それは何て素晴らしいんだろうと。
ハッキリと朝鮮学校の差別をしながら、と疑問に思います。
くり返しこの場でも、こうした朝鮮学校差別をする時に平然として繰り返す「国民感情が許さない・市民感情の理解が得られない」
差別をするのに理解がいるんでしょうか。いろんな形で差別があった時に、行政の窓口には「自分は○○が嫌いだから・○○に対しての福祉の施策を出さないでくれ」と言ったら、行政は「いや、それは行政は出来ません、行政は全ての人に公平でこのルールに基づいてしなければいけないから。あなたの好き嫌いで差別は出来ないんです。」と言うのが行政でした。
それがどうでしょうか、朝鮮学校に対しての度重なる補助金のカット、朝鮮学校にだけ適用されない子ども達が受けるべき権利を排除しておきながら、なぜ適用できないんですかと言うと「国民感情が許さないとその差別をしろ言う人達に向かって差別は出来ないです、国は差別をすることが出来ません」と言うのが、この大阪府・大阪市の役割じゃないでしょうか。
私達は差別を大人がしない、子ども達の夢を奪わない。その一点で思いをいろんな方々にマイクを渡していきたいと思っています。
今日は若者にアピールをお願いしましょう。
若者
アンニョンハシムニカ
生野西支部で朝青青年活動をしています
梁基石(リャンキソク)ですよろしくお願いします。
今回、22歳で大学を卒業してから朝青と言うところで専従として活動をはじめ、もう6年経つことになります。
こうやって今回、第565回火曜日行動へ来た時に、今までどれだけ参加できたのか、自分の活動が果たして貢献できているのか、すごく疑問に思っています。またいろんな活動をしながら、政治のことも運動の場でも無知ながらこれからもっと勉強しようと思い、頑張っています。
その中で日本社会をとりまく、自分達在日朝鮮社会をとりまくこの世の中で、差別の構造が根深く残っている中で、若者達の中でも在日コミニュニティウリハッキョに通った若者の中でも「運動って何でやるの?差別があってもいいじゃないか」そう言うような雰囲気があります。
その中で自分達が集まって声をあげて起請する運動、コミニュニティと言う所の重要さを今一度、見ているところがあります。
朝鮮初級の入学・入園式を見ながら、ウリハッキョは素晴らしくて子ども達がスクスクと育っていると感じました。自分達のアイデンティティを感じ、堂々と育んでいく、そういった姿を胸に、これからも頑張ります。
一緒に頑張っていきましょう。
カムサハムニダ。
☆ オモニ
わたしは3人の子供を朝鮮学校に通わせて、今はもうその子どもたちが社会人になっております。
長男は31歳になりますが、その長男が高校3年生の時に高校無償化問題が出され、朝鮮高級学校も適用される様子なので、大変嬉しかったのを覚えています。
ところが、わずか数日で朝鮮学校のみが不支給になりました。同時に大阪府、大阪市の補助金も不支給になりました。悔しい、悲しい思いで一杯でした。
それから12年経ちましたが状況は何も変わっていません。苦しい中を父母たち、地域の同胞たちが子ども達を守っています。
わたし達はなにも特別なことを望んでいる訳ではありません。子ども達が学ぶ当たり前も権利を保障してほしいのです。
それでも子ども達は自分の国の言葉、歴史、音楽を元気に学んでいます。
今、国や行政のしていることはネットで流れている差別と変わらないと思います。
一度関心を持って朝鮮学校を訪ねてください。子ども達の学ぶ様子をよく見てください。
それから、良く考えてください。補助金の再開をお願いします。
☆ 崔さん
4月10日の毎日新聞夕刊に非常に衝撃的な素晴らしい記事が載りました。ご覧になられたでしょうか。
1947年から1969年まで、姫路市の小さな島で朝鮮学校が存続した、という記事です。家島朝鮮初級学校です。家島には採石業の日本人、朝鮮人が移り住んでいました。
朝鮮人は民族の言葉を取り戻すために全国に学校をつくりました。
しかし日本政府は1948年と49年に「朝鮮学校閉鎖令」を出し、各自治体は朝鮮学校を潰しにかかり、各地の朝鮮学校は閉鎖に追い込まれました。
かろうじて生き残った学校の一つが家島朝鮮学校です。何故、残れたのか?
みなさん、よく聞いてください。島の町長と住民が「朝鮮学校は残さないといけない」と考えで一致しました。朝鮮人も一緒に働いているのだから、朝鮮学校があって当然だと。ごく自然な当たり前な意見です。
勿論、閉鎖の圧力がありました。しかし町長はじめ島ぐるみで朝鮮学校を守った。日本人、朝鮮人の区別なく砕石業者は砕石一トンに付き5円を出し合って朝鮮学校の運営を支えました。差別とか排外主義とか言う前に、一緒に働く仲間ではないか、一緒に汗を流しているではないか。これが当たり前の人間としての感性なんです。
しかし今の日本は人間の当たり前の感性というものが、欠落していっているのではないか。
そういう面も含めて、しっかり考えていこうではありませんか。
☆ 古川さん
府庁で働くみなさん こんには。
先週の日曜日に「柳本飛行場」跡のフィールドワークに参加してきました。
柳本飛行場は戦争末期、海軍飛行場としてつくりました。神社を潰して1500メートルの滑走路をつくりました。
日本人の女学生や朝鮮人を強制動員してつくりました。説明板は圧力団体によって取り払われましたが、新しいのが出来ています。
参加した90才の人は朝鮮人に命令する日本人のことを話されていました。
私は奈良から近鉄電車で来ますが、生駒トンネルも朝鮮人強制動員でつくられました。われわれはその恩恵を受けています。
大阪府や市はその朝鮮の人々を差別しています。差別は止めてください。朝鮮学校排除は「私は日本人だから関係ありません」では済まされません。先のお話にあったように、人間として許せません。
吉村知事、よく考えてください!
☆同胞女性
女性同盟生野西支部勝山北分会から来ました。
女性同盟も火曜日行動や無償化の学習会に積極的に参加しています。4月29日に京都ウトロ地区のフィールドワークを計画しています。
私の通ったウリハッキョも工事が進み綺麗になっていっていますが、補助金がないために自分達でお金を集めて改修工事をしています。差別の蔓延を感じています。
火曜日行動も一日も早く終われば、と思っています。
今後とも、協力しあって頑張っていきましょう。
参加者の皆さん!
☆オモニたちの歌とシュプレヒコール
♪『声よ集まれ、歌となれ』
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!
・行政が差別するな!
☆ 大村さん
みなさん こんにちは
この火曜日行動を始めたのは、2012年4月17日です。今日は2024年4月16日ですから丁度丸12年が経ちました。こんなに長く続けるとは思いませんでした。
この問題は誰がみても差別だとわかる。ところがいつまでも差別と弾圧は続いている。
この日本社会をほっておくわけにはいきません。
火曜日行動は最初5-6人で始めました。だんだん多くの人が参加してくださるようになりました。最初の頃は配っているビラを目の前で捨てられたこともありました。
ビラを配る子ども達が悲しい思いをすることもありました。
565回という数字は悔しい数字ですが、でもこれだけの人々、仲間が出来たということで、これからも諦めないで頑張りましょう。そういう気持ちを込めて元気よく歌いましょう!
合唱「勝利のその日まで」!!
駐輪場での申し送りです。
来週も頑張りましょう!諦めた時が終わりの日です。