ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2012・2・16 日記 「4人娘(?)探検隊」

2012-12-19 20:52:14 | 日記


*1年のまとめ

日記 「4人娘(?)探検隊 大阪城公園編」

                          
 今日ウリハッキョはお休みです。
 朝からリファ(幼稚班)、ユナ(1年)、ユニ(4年)、ニョニョ(学童2年)の4人娘がハンメの家に集まりました。

 午前中は各々、オセロやトランプ、動物将棋、なぞなぞ遊び、ピアノの練習等をして、昼食後1時45分に家を出発しました。目的地は大阪城公園、そこまで行くのにいくつ信号に出会うかを数えながら歩いて行きます。ルールはニョニョはユナと、ユニはリファと手を繫ぎ、2列で歩くこと、道々、車道に近いほうに年上が歩くこと、信号を守ること、しんどくなっても最後まで頑張ることです。

 家を出た後、延々と中大阪の校歌を合唱しながら歩きます、一つ目の信号はハッキョの外壁に近い信号です。ふたつ目は校門の前を通り、パーマ屋の前にありました。今里筋を横切り一つ目の路地を右折すると左手に小西塾がありました。その前とおって北に進み、ローズガーデン(パチンコ屋)のガレージ前を又西に進み、突き当りまで行くと左には八坂神社がありますが右に曲がります。全く信号がありません。

 やっと三つ目の信号が出てきました。中央大通りに出ました。そのまま信号をまっすぐ渡りすぐ左に曲がりました。まっすぐ歩いていけば森之宮駅、大阪城公園です。駅に着く前に信号がふたつありました。一つ目は左前にロイヤルホストが見えます。さらに進むと左手に成人病センターがあります。ふたつ目の信号を越え、駅に着くと大阪城公園に入る前に7つ目の信号を渡らねばなりません。時計は丁度2時半を指していました。45分かかりました。

トイレ休憩を済ませ、お茶を飲んだ後、熊の子公園(大阪城公園入り口の公園)でしばらく遊びました。「遊遊スライダー、ひょうたんスライダー,忍びの回廊」など,長い長い滑り台やジャングルジムが一杯です。写真を撮るのが忙しかったけど、子供達の湧き出るような笑顔が素敵です。子供達は勝手にルールを決め鬼ごっこしながら長い滑り台を滑り続けています。



 ニョニョが行きたかったのは梅林です。昨年行きそびれたので今年は必ず行こうと思っていたので3人娘に頼みました。先に梅林に行ってから帰りにゆっくり遊ぼうと提案すると、すんなり同意してくれました。70段もある急な階段を上らねば梅林にはいけません。ニョニョ以外はさっさと走って登って行きます。ニョニョがやっと息を弾ませながら上りきると3人娘が顔をのぞいて「ニョニョ大丈夫?」と云ってくれました。

 それでもリファとユニは息切れするニョニョをほったらかしてどんどん走っていきました。優しいユナがみんなを止めてくれたのでニョニョもやっと追いつきました。

 梅林に到着したけど残念ながら3分咲き程度でした。今年は寒かったので蕾のままの木がほとんどでした。みんなでグルッと一周回って「一重野梅、冬至、寒紅梅…」等の梅を見て写真取った後、天守閣の前の売店で「ソフトクリーム、たこ焼き、みたらし団子、ウインナー」などを買って4人で少しづつ分けて食べました。歩いて歩いて熱くなったのでソフトクリーム買ったのにリファが寒くなってきたと云うのでニョニョが仕方なく食べました。

その後公園に帰ってしばらく遊んでから、家に帰りました。家に着いたのは5時10分、家を出てから3時間25分たっていました。少し疲れたけどみんな又行きたいとルンルンでした。ニョニョは3人娘をとても頼もしく感じました。

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2012・2・14 詩④ 「お花畑が無くなった!」

2012-12-19 12:04:56 | 詩・コラム
*1年の、まとめ

詩4.
    「お花畑が無くなった!」
                 
             

お花畑が無くなった!
なんということだ

毎朝 楽しみだった 孫たちを待つ間
保育園裏門に向かって 左隣の 
☆ ☆自動車(株) 玄関横のお花畑

半坪ほどだけど 四季折々の花が咲いていた
アーモンドの木の詩も アガパンサスの詩も
ここで生まれた ここで花開いた

毎朝交代で 水やりをしていた社員さんと
笑顔で挨拶し お花の名前も教えて頂いた
拙い お花の詩も 差しあげた

何ヶ月か前 工事中の張り紙があり
大きな工事用テントで覆われていた
どんな素敵なお花畑にするのかなぁと
勝手に想像していた 夢見ていた

まさか お花畑が無くなるなんて!
無機質な灰色のタイルの壁に床
雑草さえも 消えて無くなった 

もう 会話を楽しむことも無い
唯のコンクリート砂漠
心の花を無くした この国の現実のようだ

(2012・2.14)

                                
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2012・2・7 コラム⑥ 「甘ちゃん やめんね」 

2012-12-19 11:49:28 | 詩・コラム
*1年のまとめ

日記
     「甘ちゃん やめんね」
                           
 今日はユファの4歳の誕生日だ。朝早くオンマからメールがきて、ユファが「アッパがいい―」(アッパと保育園に行きたいという意味)と、ごねて大泣きしているので、いつもより保育園着くのが遅くなると云うメールだった。

 私が思うにユファはアッパと保育園に行きたいと云うのは口実で、多分欲求不満が溜まっていたのじゃないかなぁと思った。

 ユファは普段はとても静かな子だ。1人で黙々と絵を書いたり絵本を読んだりお人形ごっこをしたりしている。時々一緒に居るのを忘れるくらいだ。でも一度ごねるとテコでも動かない。何分でも下を向いたままだったら、そのままの姿勢で沈黙してしまうのだ。

 私は朝に会うだけだから、ユファのごねている姿をあまり見たことは無いが何回かはそんな場面に遭遇している。毎日見ているオンマ、アッパは大変だろうと思うけど、それも子育ての楽しみの一つだから知らん振りして傍観している。

 朝、瞼の腫れたユファに「お誕生日おめでとう」といったら「ユーちゃん、今日から4歳やから、甘ちゃん やめんね」という。園内に入って主任の先生からお誕生日の花(手作りの)をつけてもらいながら、抱負を聞かれると、やはり同じ事をいっていた。

 「甘ちゃん やめんね」

 やめなくても良いのにと思った。真ん中は損だ。私も真ん中だからその気持ち分かる。一番上は初めての子だからみんな一生懸命だ。泣き声の変化にさえ敏感だ。末っ子は末っ子で、最後だからとみんなが可愛がる。でも真ん中は、ほとんどほったらかしになる。(無意識のうちに)

 ユーちゃんの場合、しっかり者の姉には敵わず、自分より体重の重い弟には羽交い絞めにされ、おまけに普段はおとなしい子なので特にほったらかしになる。

 でもユーちゃん。成功している人は真ん中の人が多いんだよ。ほったらかされた分、自立心が育ち、自分の考えで行動できるからね。うちの子だってそうだよ。(私も)

 私より5回り下の同じ子年。顔もなんとなく似ていると良く言われるが、ユーちゃん、心配しないでね、貴方の方が百倍可愛いです。

 何か欲しいものあるかと聞いたら<オーロラ姫>の絵本が良いという。さぁ、あとで学童に行く前に本屋さんに寄ろうかな。夜は本と、一品おかずを持ってユファに会いに行こうっと。   
 
                                   (2012・2・7)
  
        
                          
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2012・2・6  詩③ 「キムチ」

2012-12-19 07:54:59 | 詩・コラム
*1年のまとめ



詩③
   
    「キムチ」
         

思いがけず届いたキムチ
東京の先輩が送ってくれた

甘酢っぱい香りが
思い出させてくれた 遠い昔を

初級学校5年生の時
彼女の姉が音楽の先生だったとき
先生の家で初めて会った彼女

食事を待っているあいだ
ふと卓上に目が留まった
白い原稿用紙にびっしり書かれた文字

北海道が舞台の小説
すずらんの花が今も忘れられない
勝手に人の物を見たと彼女は怒り
二十歳になるまで会う事はなかった

再び巡り会って40数年
辛口な彼女にいつも叱咤されながら
大人になったような気がする

彼女の家に泊まるたび
出してくれる手作りのキムチ
サラダのようにパクパク食べる私
目を細め微笑む彼女…

彼女がまたキムチを送ってくれた
寒さに負けるなと!自分に負けるなと!

*感謝を込めて (2012・2・6)


일기시3.

  「김치」

        
뜻밖에 보내온 김치
도꾜에 사는 선배가 보내주었네

달콤세큼한 향기가
떠올려주었네 아득히 먼 나날을 

초급부 5학년때
선배의 언니가 음악선생님 하셨을 때
선생님집에서 처음 만난 선배

식사를 기다리는동안
문득 탁상에 시선이 갔었지
하얀 원고용지에 빽빽이 메워진 글자

혹가이도가 무대인 소설
은방울꽃이 지금도 잊혀지지 않네
제멋대로 남의 글 보았다고 선배는 성내고
스무살이 될 때까지 만날 일은 없었지

또다시 만난 후로 어언 40여년
쌉살한 선배한테서 질타격려 받으며
난 어른이 된것 같구나

선배집에서 묵을 때마다
밥상에 올려주는 선배손맛이 깃든 김치
쌀라다처럼 덥석덥석 먹는 나를 
살뜰한 미소로 지켜보던 선배…

선배가 또다시 김치를 보내주었네
강추위를 이겨내라고!자신에게 지지말라고!

*감사를 담아(2012년2월6일 씀)

                        
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2012・3・28 孫日記詩⑤手を引く  ⑥「ハンメは良いの?」

2012-12-19 07:38:45 | 詩・コラム
*1年のまとめ



孫日記詩5,6 
  
「リファと一緒に」
              

1. 手を引く


春休み三日目
ユナとユニはクラスの集まり
今日はリファひとり

二人でひさしぶりに
クンハルベのおうち訪問
鳴門屋でお昼をご馳走になった

今年80になるクンハルベは
長い病のため目が良く見えない
早く歩くこともできない

食事が終わり
さぁおうちに帰ろうとすると
リファがさっと立ち上がり
クンハルベの傍に行った

誰もなんにも云っていないのに
リファがすすんで 手を引いた
「クンハルベの手 シワシワや」と
ニコニコ笑いながら 歩いている 

クンハルベの目も
クンハンメの目も
私の目も なぜだか ウルウル
   
*クンハルベ、クンハンメ(大祖父、大祖母)


2.「ハンメは良いの?」


クンハンメの家からの帰り道
歌をうたいながら歩いていたら
大粒の通り雨がポタポタ落ちてきた

早足で歩いたが段々ひどくなる
「雨宿りする?」と リファ
「そのまま行こう いつ止むか
わからへんし」と わたし

しばらく歩いたが 心配になって
大判マフラーを外し リファの頭に
ずきんのように かぶせて結んだ

「ハンメは良いの?」
リファの やさしいひとこと
「おばあちゃんやからええねん
 リファの方が大事や」

「フゥーン」
何がわかったのか知らないけど
黙々と歩くリファ
繋いだ手に力がこもった

もうすぐ1年生です!

 (2012・3・28)

                          
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