12月11日、また火曜日がやってきました。底冷えのする32回目の「火曜日行動」日です。
平田さんが初めてマイクを手にされました。長い月日,共にビラ配りをしてきた平田さんを見ていたら、
頭の中で勝手に詩が出来上がりました。
詩26.
「あなたの涙を忘れない」
毎週この場所で会うようになって
もう何か月が過ぎたでしょう
梅雨空のじめじめした日も
カンカン照りの夏の日も
紅葉まばゆい秋の日も
ずうっと一緒でしたね
でもあなたの涙を初めて見ました
あなたは朝鮮の子供たちを想って
涙を流してくれましたね 今日
あまりにも理不尽な差別に怒り
朝鮮の子供たちに申し訳ないと
涙ながらに訴えて下さいましたね
日本人のあなたと 朝鮮人の私
私たちは今日 真の友になりました
垣根は涙と共に流れゆき
熱い想いで 一つになりました
有難う 平田さん
あなたの涙を決して忘れない
あなたのその涙は 必ずや大阪府民の
いいえ すべての人々の胸を
やさしく溶かしてくれるはずです
共に歩むこの道が
笑いに溢れ 希望に満ち
すべての子供たちの幸せに繋がるよう
手と手を取り合いましょう
心温かき わたしの友よ!
(2012・12・11)
「그대의 눈물을 잊지 않으리라」
주마다 여기서 만나게 되여
벌써 몇달째가 되였을가요
지긋지긋한 장마철에도
찌는듯이 무덥던 여름날에도
단풍이 곱게 물든 가을날에도
언제나 우린 함께 있었지요
하지만 그대의 눈물을 처음 봤어요
그대는 조선아이들을 생각하며
눈물을 흘리였지요 바로 오늘
견디기 힘든 차별의 칼바람에 노하여
조선아이들에게 미안하다고
눈물 머금고 호소하였지요
일본사람인 그대와 조선사람인 나
우리는 오늘 진정한 벗이 되였지요
넘을수 없었던 벽이 눈물과 함께 흘러가
뜨거운 마음으로 하나가 되였답니다
고맙습니다 히라타씨
그대의 눈물을 절대로 잊지 않을거예요
그대의 눈물은 기필코 오사카부민들의
아니 모든 사람들의 가슴가슴을
따뜻하게 따뜻하게 녹여줄것입니다
함께 걸어갈 이 길이
웃음에 넘치고 희망에 가득차
모든 아이들의 행복에 어어지도록
손과 손 맞잡고 나아갑시다
다정한 나의 벗이여!
(2012/12/11)
「火曜日行動」が終わり、大阪城公園の中を通って一人住まいのハルモニの家に向かって自転車を走らせました。
公園内はすっかり冬でした。
びっくり、季節外れの桜が咲き始めているではありませんか!
2週間ぶりにハルモニの家に到着しました。ハルモニは仏教の教えを読んでいらっしゃいました。
ハルモニは夜間学校に通い、日本語をマスターされました。漢字はなかなか覚えられなかったけど、
この本はすべての漢字に平仮名がうってあるので、毎日少しづつ読んでいるそうです。
今日もコーヒーを入れてくださっているハルモニ、私が朝、蒸した金時サツマイモを一緒に食べながら楽しくおしゃべりしました。
ほとんどはハルモニがしゃべり私はじっと聞いているのですが、十分会話は成り立っています。
ハルモニのウリマルには済州島の方言が混じっています。お顔をじっと見ながら話を聞いていると、
なぜかオモニの顔とダブって、知らぬ間に涙が出そうになり天井を見つめました。
今日はお孫さんの話を30分間してくださいました。長男さんが亡くなった後、すぐ再婚してしまった元嫁が、
孫を再婚先の姓に代えてしまった話をされながら、声を詰まらされた姿に胸が痛みました。
ハルモニは良く占い師に手相などを見てもらうそうですが、必ず言われることはあなたは男運が無い、
夫に頼らず生きていきなさい、と言われてきたそうです。
「私の運命や。一人暮らしはさみしいけど、大きな病気もせず、自炊しながら生きていけることは有難いことや」と、
いつもおっしゃいます。ハルモニのお話はまるで一編の小説の様です。ドラマチックです。いつか書ければ良いなぁと思いました。