7月3日(木) 相変わらず猛暑の日が続く。
7日は牽牛(彦星)と織姫の年に一度の逢瀬の夜。果てしなく広がる漆黒の宙に流れるような銀河を見上げたのはいつだったか、昔の夜は闇が広がっていたが、今はもう銀河を観ることもなくなった。沖縄の離島の夜の海辺で、地球は丸いのだと半球型に広がり、きらめく星の中に星座を探し、、銀河を見たのはいつだっただろうか。
七夕を前にいつもの東山田ケアプラザでの高齢者の集まり【談話室】では、和紙を使った灯籠作りがあった。
講師は子育て支援者でもある篠崎圭子先生(親子のサークル・どんぐりころころ代表者)のてきぱきと明るい指導で、竹ひごを通した和紙に、絵の具やクレヨン・千代紙を使って、灯籠を作る。(私は所用があって、途中で抜け出したので、自分のは未完成のを持ち帰った。)出来上がった時には部屋を暗くして灯りを入れて七夕の夜のムードに。
不器用な私は夏休みの工作の宿題が苦手だったなあと、そんなことを思い出してしまったが、皆さん、先生の助言を受けながら、あるいは物つくりに長けていらっしゃる方はさっさと、皆さん、それぞれに楽し気に取り組んでいらっしゃったようである。
夫が亡くなって4年目。娘宅( マンション)の別棟での独り暮らし。あいにく、横浜には知人も友人もなく、独り静かに暮らす日々。娘が休日の時は、博物館や劇場で楽しむこともあるが。おおむね「お独り様」娘が帰宅して立ち寄るまでは、言葉を口にすることもない時間が続く。マンションの皆さんは、供働きが多いのだろう、人影を見ることもなく、本当に静かこの上ない。誰とも会わず、誰とも話さず、静かに時間が流れていく。それでもすぐ近くに娘一家がいるのは心強いことだ。夫亡きあと独り太宰府の家で過ごしていたら、親戚友人知人は多いけど、不安も募ることだろう。病気もそれなりに抱えているし。やはり横浜に移り住んで良かったと思う。少しずつでもこの地に慣れるため、これからのことなどを考えて、東山田ケアプラザ開催の、月に二度の「談話室(高齢者対象)」に参加させてもらっている。前回は「横浜市歌」があることを知ったし、今回もおやつに出た「八つ橋」の話など、生八つ橋には3つの種類があるといった話などをボランティアの方がして下さったし、七夕の笹もボランティアの方が、竹林で採ってきて下さったとか。お世話頂きながら、少しずつ終の棲家となった都筑区という場所に慣れること。が今後の私の課題かな?涼しくなったら、都筑区アチコチ散歩してみよう。談話室」の皆さんは地元の方が多いようなので、色々教えて頂いて。
恋ひ恋ひて逢ふ夜はこよひ天の河 霧立ち渡り 明けずもあらなむ 読み人知らず(万葉集より)
天の河深き契りは頼めども とだえぞつらき かささぎの橋 宜秋門院丹後(古今和歌集より)
古歌には恋人牽彦と織姫が渡る出会いの橋を「カササギが橋のように羽を広げて連なって、道を作った」と歌われているのが多い。万葉集・古今集共に恋歌として多くの恋歌が詠まれていて、ロマンティックな気持ちになる。夜空に銀河を眺め、星を数え、二人の恋に想いを馳せた古代の人達、何と素敵なことだろうとひと時想いははるかいにしえの時代をさまよい、悠久の時の流れを思った七夕の夜だった。
★カササギは福岡や佐賀ではみかける小鳥で白と黒の鮮やかなコントラストが印象的でお洒落な感じがする鳥だ
カササギ
お嬢様のお住まいの近くにいらっしゃるという事はとても良いことだと思います。お嬢様もお忙しい毎日の中で、ととろさんのことをお考えになり、いろいろ行動してくださることは、とっても感謝ですね。
今夜は七夕
つい日々の生活に追われ、空も見てませんでした。
一年に一度の逢瀬、それも雨が降っていたら会えないなんて辛いですね。私は、まだまだ甘いなあと思ってしまいました。
>今夜は七夕でしたね... への返信
押尾さんのコンサート、楽しい時間を過ごし、その後は京都へ。お忙しい日程だったようですが、大満足の旅だったようで、何よりです。
それにしてもなんという暑さでしょう。まだ横浜は梅雨明けしていないのよね。今朝も曇天。ムシムシしています。ばてないよう気を付けて。お互いに元気で乗り切りましょう。
どんどん参加して仲良しさんが出来ると良いですね
笑顔が可愛く優しいととろさんだから直ぐに気が合う
友ができると思います。この処猛暑続きですからお体に
充分気を付けて下さいね(#^.^#)/
>ととろさん(^^)ノ゙ おはよう... への返信
mituruさん、暑いですねえ。横浜はまだ梅雨明けしていないんだけど、雨も降らず、猛暑猛暑です。
年取って知らない土地への移住は、
心身を衰えさせると言います。そうならないよう、「談話室」に参加したことで、一歩前進かしら。
秋になって涼しくなったら、mituruさん、はつみさんと、数年ぶりにお会いしたいななんて、気持ちだけは前向きなんだけど、体力がついて行くかなあ。
お互いにこの暑さ、何とか乗り切りましょうね。