ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

長い夏とPC復活

2009-08-23 02:11:15 | 日々の中で

今年も月下美人も愛でて…夏を送る。

今年も月下美人が真っ白な高貴な面差しの花を、何度も見せてくれた。夜8時ごろに開き始め、馥郁たる香りがただよい、朝にはその命を終わる一夜限りの美しい花。沖縄からこっそり持ち帰った1枚の葉を義父が丹精し、義父亡き後は義母が、義母亡き後は夫に受け継がれ、義兄義妹はじめ色々なところに、花の縁は広がってもう30数年。眺めるたびにさまざまな想いで、胸が熱くなる、そんな花、我が家の月下美人である。

パソコンが動かなくなったのは7月24日だったか。どうしてかは、PC知識のないととろサンには??。困った時の娘頼み。「色々弄らないでそのままにしていて」とのこと。娘一家はお盆前の1週間帰省の予定でしたので。

一家4人でやってきた娘夫婦にPCを預けました。例年の如く、阿蘇・久住で高原や温泉を、海では海水浴やお魚などを、地元太宰府では九州国立博物館の【阿修羅展】などを楽しみ、私立中学合格お礼の、太宰府天満宮・菅原道真公へのお参りも果たしました。

何度も阿蘇に行ったのに、風向きなどで直前ストップがかかったりで、火口を見る事が出来なかった”ちいちゃん”、今回はちゃんと念願果たせました。

お盆前に横浜へ。自宅に一泊(笑)次は婿の実家茨城へ移動。毎年お盆は婿の実家で過ごします。良いことだと思っています。実家が離れているのは大変ですが!あっちへこっちへ移動の夏。でも若い家族にとって、それは親孝行でもあり、楽しみでもあるのだと思っています。

ととろサン夫婦は同じ福岡の産(笑)なので、一度で済んでいましたが、それでも昔は大変でした。小さな子と赤ん坊連れて、オムツなど持って寝台車で。紙おむつなどない時代でした。それでも夏と冬の休みは、故郷へ帰るのがとても楽しみでした。親に孫を見せる、それだけで、親は喜んでくれるものですから。

 で、PCは・・・実はすぐ治ったんですって。なぜ治ったか?それもやっぱり解りません。聞いても解らないから、聞いていません。だけど、白内障の手術後だったので、娘夫婦が「私達が帰るまでPCは治ってないことにしておいて、お母さんのためだから」と夫さんと示しあわせていたのだそうです。


マウスの接続も悪くなっていたので、婿が「同じならコードレ スが便利ですよ」と買ってきてくれました。(やはり私は指よりマウスの方が使いやすいので)ついでに、埃を掃除するスプレーも。帰省した時は、夫さんと私のPCをチェックして、綺麗にしてくれますので、「PC修理人、掃除人」の帰省は、心強い限りです。手のひらにすっぽり入る濃いピンクのマウス、嬉しくなりました。

今夏は思いがけない大雨(太宰府は三日間で三か月分の雨量とか)で、山口、岡山など被害も大きかった。日照時間も少なく湿度の高い日が続いた。お盆を過ぎた頃からやっと夏らしくなったが(暦の上では立秋の頃から)なにか、すっきりしない夏だった。だらだらと長く感じてしまう。それでも朝夕はふと涼風を感じることもあり、庭の片隅で水引草が立ち始め、はぜも色づきはじめた。烏瓜もその蔓を梅や椿の木に絡ませて秋近しと待っているようだ。今日もツクツクホウシの声。ワシワシと大仰に啼く蝉より、どこか細やかで寂しげで、やはり秋はそこまで忍び寄っているんだなあと流れる汗を拭きながらも思うこの頃である。

コメント
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