今年は秋色の中にまだ夏の気配が残ってい、近くの叢にも夏から秋にかけての野の花が秋にバトンを渡したくないらしく、最後の夏色を見せている。
たまたま友人二人から、【散歩で見つけたこの花何かしら】と尋ねられた。最初はわからず「なんだろう?」天人草の種類かしらと思っていたが、近くで同じ花を発見。植物図鑑で調べてみた「ツルボ」というのだそうだ。どういう意味かな。蔓の穂・・・?かしら。薄紫のきれいな花である。
【雑草という名の草花はない】の通り、どんな小さな花にもそれぞれ名前がある。誰がつけたのだろう?と思いながら、ルーペでめしべやおしべの作りの微妙さに感動したりする・・・秋はまたいろんな種類の草花たちが季節を彩り、楽しませてくれる。
そんなまだ日中は暑く、ビールの季節も続いているような中、こんな新聞記事に出会った。
ビール飲めば寝たきり防止?
徳島大学の食品機能学の教授がビールの原料のホップに多く含まれる【プレニル化フラボノイド】が寝たきりの原因の老化を抑止するとの研究結果をアメリカのオンライン科学誌に発表・・・との記事。ただしかなり大量のビールを飲まないといけないらしい。
今のところはマウス実験の結果だが、将来はこのビールのホップに含まれる【プレニル化フラボノイド(舌を噛みそうだ)】を豊富に含む健康飲料や薬の開発が期待できるという。
今夏の猛暑の最中に発表されたら、この際とばかりビール党の人たちは、飲む口実にもなっただろうなとニヤリとしてしまった。
いろんな研究を続ける人たちがいて、さまざまなものが創られていく。日本の政治家サン達の外交力を高める健康飲料?できないものだろうか(苦笑)