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ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

ネット友Nさん初来福。

2018-10-30 11:31:42 | 日々の中で

紅葉も一段と紅色を増してきた。秋の青空・雲・眩しい光、でもギラギラしてなくて、吹く風に誘われて花水木の枯れ葉がクルクル舞い散る。掃いても掃いても次から次に。秋たけなわの気分に心地よく浸っている日々である(画像は散歩道で)

  

PCを始めて15年余り。いつの間にか数人ではあるが、ネット仲間が出来た。スマホなどで知り合った人には怪しい人などがいて、時には事件も起こったりしているとTVで報道があるけど、私は一度も嫌な思いをしたこともないどころか、ほんとに気持ちの良い温かいネット上でのお付き合いをさせていただいている。何人かの人達とは、お会いする機会もあった。

今回四国在住の「なえもんサン」が博多にいらっしゃることになった。クルーズ好きなNさん【飛鳥】などでも楽しんでいらっしゃる。昨年から「来年は博多に寄港して数時間過ごせるので、会いましょう」と仰って、その約束が10月。初顔合わせだ。

博多ふ頭には【ダイヤモンドプリンセス号】が巨大な美しい姿を見せていた。懐かしい!2005年5月【アラスカ・クルーズ】の時の船が【ダイヤモンド・プリンス号】だった。

 ホテルオークラロビー。

娘さんが真っ先に私を見つけて下さった。娘さん・妹さん親娘とで何度かのクルーズ旅経験者。博多観光より「お喋りした方がいい」とずっと仰っていたので、観光案内はやめにして、ホテルオークラで「お茶とお喋りタイム」娘さん達は自由行動で博多を楽しみますとのこと。初対面とは思えないのは、今までのネット上の長年の付き合いがあったからだろう。思っていた通りのおおらかで優しい感じの良い方。あっという間に時間が過ぎた。3時には博多駅で娘さん達と落ち合うことになっているとのことで、一緒に博多駅へ。さて地下鉄博多駅から構内に入ったものの・・・最近の博多駅は目まぐるしく進化発展しているので、私にはまるで他所の街のような感じ。

とりあえずお嬢さんに携帯で連絡。「そこにいて下さい。私が行きますから」若い人は凄いなあ。スマホで確認してさっと迎えに来て下さる。地元の私は??方向音痴だし。ほんとに助かった。

広島に住んでいた頃は、まだそんなものがなくて、よく外人に道や駅などを尋ねられたものだ。片言英語や身振り手振りでなんとなく話が通じて楽しかった「Have a nice trip!」と手を振って別れる、ささやかな国際交流。でも今はそんな小さな交流もなくなった。みな片手にスマホ、それで行きたいところを調べて動いているようだ。便利だけど・・・なんとなく心寂しい気がする。

クルーズは事情が許せば、何度でもしてみたいと思う。私は海が好き、旅が好き。クルーズの間は部屋は固定なので、寄港先には手ぶらで。でっかい船の中は一つの街、いろんなものが備えられていて楽しいし。

中身の濃い時間はあっという間に過ぎて、博多駅で別れを惜しむ。一期一会。縁はなすべきして紡がれるという。大事にしたいなと改めて思った。

帰宅したNさんから、「疲れてるけど、Xmasアレンジ&プリザーブフラワー作製に頑張ったのでクルーズのUPはまだです」とメールがあった。姑も絹の白布を染めて、アレンジメントフラワーを作っていたが、Nさんも同じように、プロ並みの腕前。私は不器用なので姑の手伝いをして、こてを当てたり、茎になる針金に布を巻き付けたり、下ごしらえの段階位しか出来なくて、それも手際が良いとは、自分でも思えなかった。生来のものだから仕方がないや・・・と開き治るしかない。ネットのテディさんはじめ、私の周りには物作りの上手な人達が多い。素敵だなと感心するばかりである。

なえもんさんの許可を得て、UPしました。

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駆け足お江戸滞在記その3(終わり)

2018-10-27 15:32:48 | 横浜滞在あれこれ

アレコレの用件済ませて、ちょっと時間が出来たので、歌舞伎座「昼の部」も飛び込んでセーフ。昼・夜楽しむことが出来た。満足!【観劇記】はそのうちにいつものように「歌舞伎観たまま・思うまま新・新ブログに覚書として記録することに。

孫達との時間も一日とることが出来た。「鮪好きなお母さんだから」と娘が三崎港へドライブ。孫達二人と。(婿は海外出張に出かけた)

観音崎のホテルの立ち寄り湯へ。女三人ゆっくり温泉楽しんで。生憎の曇り空が残念だが、露店風呂の向こうには海が広がる。娘と温泉マッサージ器(200円入れてグニュグニュと動くマッサージ椅子)お気楽温泉エンジョイして、三崎へ。小さな漁港の市場のお店は、何処も本当に鮪・まぐろ・マグロ尽くし。休日とあってお店も”待ち”が大勢だったが、「ここまで来たんだから、待ちましょう」とのどかな漁港辺りをブラブラしたりして

  ウインドサーフインを楽しむ人達。           三崎漁港

 マグロ三種丼と柱と野菜の天ぷら。孫達はプラス鮪の唐揚げなど…。素朴だったけど美味だった。

博多は海の幸の新鮮さ・美味しさは売りだけど、まぐろはやっぱり関東の方が美味だと思う。

翌日、勤めに出る娘に送って貰って、センター北から羽田空港行きのリムジンバスで(曇りがちで富士山が見えなかったのは残念)早めに空港に着き、ゆっくりと空港でお茶しながら遠くスカイツリーや海の広がりを眺め、飛行機の発着を楽しんだ。(私飛行機好き。乗るのも大好きなのデス。遠くへ旅している気分を味わえるのが最高)いつもは、こんなにゆっくり空港内にいることもないので。お店一つ一つ覗いたり。

少し曇り空なので、スカイツリーもうっすらとしか見えないが。

 

羽田から福岡までは1時間15分くらいか。真下に白い奇麗な「海岸線、砂浜が見えてきた。福岡の魅力の一つは、この海岸線に広がる白い砂浜だと思う。湘南の海は有名だが、あの黒っぽい砂浜は見るたびに「なんだかなあ・・・」沖縄程ではないけど、九州の海と白い砂浜は、自慢できる一つデス。

間もなく飛行機は福岡空港へと降り立つ。ご隠居が迎えに来てくれた。「お留守番有難う」感謝!!今度はご隠居の股関節養生のために温泉でも~~計画しよう。リハビリ続けてもう正常な歩行や座位、車の運転も大丈夫だが、温泉でゆっくり温めると一段と効果があるかも。

やっぱり家はいいなあ・・・しみじみ。

(いろんな方にお目にかかった今回の上京、これも叔母の遺稿が【芝居小屋から】という博多の芸能史となって世に出たことからの縁だった。博多という地方の小さな出版物が、地方芸能史・文化、演劇に関心ある方達の目に留まった事を、改めて嬉しく感じた次第である)

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駆け足お江戸滞在記その2

2018-10-25 11:09:14 | 横浜滞在あれこれ

歌舞伎座【夜の部】見てその日は近くのホテルで一泊。素泊まりの安宿なので、朝食は外へ。こういう時に良くいく萬年橋の傍の喫茶店【ルノアール】へ。広々としているのがなにより。窓際で急ぎ足で職場へ向かう人々を眺めながら、ゆっくり朝食。傘をさしている人もいる。雨が降り出したらしい。

   そのうちに、サラリーマンらしい人達が増えてきた。朝食摂りながらも、画面に向かっている。同じような女性の姿も多い。暇なのは私だけ?

銀座での用件を済ませ、長野ヒデ子さんの展示会へ。彼女は用事が出来て会場には来られなくなったと言っていたけど、私も次の予定が色々で、時間が動かせない。留守中に青山のギャラリーへお邪魔した。

長野さんとは、彼女がご主人の転勤で太宰府に住んでいた時、子供同士が小学校の同じクラスだったこともあり、【子ども文庫】などをご一緒した。そのうち【布の手作り絵本】で文部大臣賞を受賞・・・プロの絵本作家としてデビュー。絵本創作に紙芝居、イラストレーションなどの創作の仕事やエッセイや翻訳も。

代表的な作品にとうさんかあさん」(石風社/絵本日本賞文部大臣賞受賞)「おかあさんがおかあさんになった日」(童心社/サンケイ児童出版文化賞受賞)、「せとうちたいこさん・デパートいきタイ」(童心社/日本絵本賞受賞)、紙芝居に「ねこのたいそう」(童心社)など。また歌舞伎の「ういろう売り』や「暫(しばらく)」を楽しい絵本として表現。

明るい弾むような色使い、生き生きとした躍動感や夢のある楽しい絵本。主婦から絵本作家へ。数々の賞も受けて・・・才能ある人っているものだと凡才の私はひたすら感心している。

 可愛らしい貝合わせ。

 壁には原画も。

雨が酷くなった。キャリアケース引きずっての私を案じて、会社がこの近くなので、婿が迎えに来てくれた。今日はまず娘宅へ落ち着くことにする。夜は娘一家と焼肉など。孫達、ちいちゃんは、年から社会人、ゆうちゃんは大学一年生。今どきの学生の派手な化粧もしてなくて何だか安心。

翌日は中学校以来の友人で、上京した折に時々会っていた友人が、癌治療の途中だが放射線・抗癌剤投与も一区切りついたので「会いたい」と。約束していたのだが、風邪を引いたとのこと、「病院に行くので・・・」と取りやめ。「会える時に会っておきたい」とお互いにそんなことを考える年代なので残念だった。が、体調第一。肺炎になりかけていたとかで、安静が一番。次回の機会には会いましょう!と電話で。お互いに元気でいましょうね!

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お江戸駆け足滞在は・・・ととろさんのドジで始まった。

2018-10-19 06:04:55 | 横浜滞在あれこれ

10月も半ばを過ぎ、空も風も光も秋たけなわ。咲く花達も秋の季節を彩る、心地よい季節となった。

 ご近所の庭の【萩の花】とわが家の白い【ホトトギス】

 

10月4日 お江戸へ。慌ただしかったけどそれなりの旅気分も味わえた。

初日に【まことに恥ずかしながら・・・ととろサン的ドジ!!】やってしまった。

羽田から京急で東銀座へ。ホテルの地図によると(私は今もガラ携、基本的に紙文化の古い人間なんで、地図を印刷して持っていく)地下鉄5番出口から3分とある。荷物引っ張って延々歩き、狭い階段をヨッコラショと上がって・・・予定したより時間がかかってしまった。14:30に人と会う約束が入っている。充分に時間を取って飛行機予約したつもりだったが。後で気が付いたが「木挽き広場」に出れば、せっせと歩くことも階段を上がることもなかったのに。我ながら何とも情けない。

木挽き広場。

地上に出て・・・さてホテルは?自慢じゃないが「地図の読めない女」ご隠居さんに言わせると「君が右と言ったら左が正しい」のだそうだ。

物凄い方向音痴。さてどっちの方角に?歩き出したが、違うような気がして、工事中のおじさんに尋ねる。地図見ながら「え~っと・・・」若い人が寄ってきて「調べます」とさっとスマホで。「こっち側ですね。ここを・・・」と教えてくれた。流石!若者!昨今はアジアの観光客もスマホ片手にどこにでも出没する時代だから。

やっとやっとホテルに着いた。地下鉄5番口から3分?いえいえ、ワタシもっとかかったような。暑くて暑くて。汗拭きふきフロントに荷物預ける前に、キャリアケースから出すお土産や着替えがいるので、カギを開けようとした。

開かない! あれ?何度かやり直す。やっぱり開かない。どうしよう!!約束の時間に遅れる(長い付き合いだが初対面の人)。そんな失礼なことは出来ない。フロントの女の子に「開かないの?見て下さる」とお願いする。彼女も何度か試みて「おかしいですね」若い男性スタッフを呼ぶ。焦っている私。汗は暑いからか、冷や汗か解らない。「壊していいから開けて」私のような人がいるのだろう。いろんなペンチなどの入った箱を持ってくる。こじ開けようとするが開かない。参ったなあ。約束の時刻が気になる。「鍵屋さんに連絡できない?」「は~~」心もとない。とそこへ「どうしました?」とキャリアウーマン的女性が。「ああ、これはこうすれば」パチン!簡単に開いた。彼女がなんと頼もしく爽やかに見えたことか。若い二人も「ああ、そうだったんですね」とほっとしている。

鍵差し込んで回すだけでは駄目だったのを思い出した。日頃は鍵を掛けずに機内持ち込みするのだが、ちょっと重くなったので預けようと鍵をかけた私。開け方すっかり忘れていた。我ながら馬鹿だねえ・・・。もう、顔から火が!!恥ずかしかったなあ。翌朝ホテル出る時に、娘宅に持って行くつもりのお土産の中からお菓子を、フロントに。「お騒がせしました」とひたすら謝った次第。

とりあえず出かけることに。徒歩で行くつもりだった指定の喫茶店、時間も押していたし初めての店なので、ホテルでタクシー呼んでもらって。(なんとお迎え料金800円でした。さすが東京!)また、この運転手さんがIさんの詳しい説明のものを手渡したが、目的のビルが解らない。冷や冷やしどうしだった。赤いお稲荷さんの幟も目印なのに。銀座の焙煎珈琲のシックな「三十三間」という喫茶店だった。 

どうにか時間に間に合い、Iさんとお会いして(仕事柄もあるが、叔母の本をじっくり読んで下さって、貴重な本だと興味を持ってくれている)地方演劇のことや歌舞伎のことなど。楽しい時間を持つことが出来た。Iさんは現在国立劇場で「筋書」作成や婦人雑誌などへ歌舞伎のインタビュー記事などを書いている。自書の本も何冊か出されている。すっきり爽やか、頭脳明晰な私の娘くらいの素敵な女性である。

 (ごく最近のは「ミセス」の今月号に「新・染五郎さん」へのインタビュー記事が掲載されている。カメラマンもびっくりの美少年だったようだ)

四時には「歌舞伎座」前で、童話作家長野ヒデ子さんと待ち合わせ。【10月18代目勘三郎七回忌追善興行】夜の部を観るために。どうしても観たい舞台。用件+娘宅+歌舞伎観劇は私のいつもの予定プラン。今回は人と会う回数が多いが。

長野さんとその友人達10人(小説家井上久夫人・編集者・童話作家さんなど)と花横(花道横)の良すぎるくらいの席で並んで観劇。(仁左衛門・玉三郎・勘九郎・七之助他)堪能した舞台だった。終わって「お茶タイム」に行ったお店が「三十三間」銀座で有名な店なのかなあ・・・お店の人が「あら」という笑顔で迎えてくれた。

10時過ぎホテルへ。ご隠居へ今日の一日を報告。観劇の余韻に浸りIさんや長野さん達が叔母の本の価値を認めて下さっていることを嬉しく思いながら、なかなか寝付けなかった。叔母の本から広がる人と人との繋がりを感じる今度の旅だった。

二日目は・・・娘宅へ移動。

コメント (9)
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お上りサンします。

2018-10-04 07:54:32 | 日々の中で

9月4日  小さな庭も秋色に染まってきた。

 紫の【ヤブラン】 

アレコレの用件が出来て、上京することに。お昼には羽田に着きます。もうすっかり慣れている道順の筈だけど、地理音痴の私を案じて、娘夫婦がその都度時刻表などを届けてくれます。

ガラ携とPCのみ使用の私は、本質的には【紙文化】が好きな世代。印刷してバックの中に忍ばせます。今回お会いする方も、落ち合う場所を丁寧に教えて下さったので、それも印刷。青山表参道で友人の絵画個展への道順もバッチリ用意出来ました。癌を克服した友人夫婦とは数年ぶりに。銀座和光で。ここは解り易いので安心。

が・・・極度の地理音痴のととろサン、大丈夫かなあ。ご隠居さんは心配そう。大丈夫。口があるし、目もあるからと本人は思っていますが。周りから見るとハラハラだそうです。ご隠居は股関節リハビリ通院中ですが、日常生活には困らないので、お留守番役。アリガト!!

(勿論歌舞伎も、娘宅訪問も予定にプラス。舞台はいつものように『観て歩き』幾つもは…できませんが、それでも楽しみです。仁左衛門・玉三郎・勘九郎・七之助・・・勘三郎追悼公演。もう七回忌なんですね。息子さん達見事に成長した舞台を見せてくれます。

 物はこれとバック。お土産は差し上げればなくなるので、身軽になります。では・・・・行って来ます。

コメント (15)
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