ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

【日本棚田百選 つづら棚田】彼岸花咲く里山風景

2010-09-30 14:43:55 | 日々の中で

 

       

           (撮影は夫)

一度行ってみたいなと思っていた浮羽の【つづら棚田(福岡県うきは市浮羽町新川地区)】を訪れた。9月26日までは【棚田inうきは彼岸花祭り】が開催されているとのことで、人出の多いのは苦手な私達は、28日9時半頃に家を出た。少し曇り気味の空だった。家から一時間半くらい、訪れる人の姿もなく静かな里山風景が広がっていた。ちょっと走るとこんなに山の裾野の田園風景があることに感激する。 

    

 

すぐ近くに合川ダムがあった。川の流れもゆたかで【陶器の里巡り】もできるようだ。

 私達が棚田を出る頃から、次々に車が入ってきがじめ棚田のあぜ道を歩くカメラ片手の人達も増えてきた。後で知ったのだが、もっと上の方には棚田が山の方まで続くところがあるらしい。来年はそこまで足を延ばしてみようか。

 例によって道の駅、お立ち寄り。

 【うきは道の駅】は賑わっていた。浮羽は果物の産地。今は栗や葡萄が盛りなので、買い求める人も多い。もう少しすれば柿狩り、梨狩りも楽しめる。そんな果実園が軒並みにあるところである。葡萄は巨峰が主であるが、ピオーネなども出来る。無花果も美味しい。巨峰・ピオーネ・無花果・栗をここで買った。暫く果物に事欠かないなあ。

お昼はちょっと足を伸ばして【木の花ガルテン・オーガニック農園】で。お隣の大分県大山町(良質の梅の産地)にある、”農家もてなしバイキング”のレストラン。我が山村で収穫れる食材を使って、お惣菜風なお料理が沢山並んでいる。その隣には農作物・ご当地手作りジャム・菓子・花その他色々の広い店舗があり、ここでもまた追加買い物をしてしまった。何しろ百種類の料理が並バイキングで、お味も程よい。地元の農作物を食材として、地元の人たちが村お こしで始めたものらしいが。野菜を使った煮物、和え物、酢の物、揚げ物などなどに、サラダ、中華風からカレーライス、和洋のデザート。汁物。ご飯は雑穀米・白米・きのこ炊き込みご飯、季節柄の栗ご飯など。

 ずらりと並んだお料理、残念ながら【お料理の写真は一切お断り】と店内にあるのでカメラは使えなかった。私達が帰る頃には、空席待ちがかなり出ていた。料金は大人1人1,365円。シニア(70歳以上) 1,260円。子供 840円、幼児 420円。地鶏を鉄板で焼きながらコースを追加すると1,680円になる。

 折角ここまで来たからと、ご隠居が。「もしかして?」 やっぱり・・あの熱湯騒動の立ち寄り湯。ハゲの湯温泉(はげという字、パソコンにないんです)【豊礼の湯】このあたりは幾つかの小さな温泉があって、立ち寄り湯も何軒かあるのですが、なんとなくいつも同じところへ。

 青磁色のお湯が心地よい。

またしても、トランクの中からタオルとバスタオルが。ととろサンは何故か替えの下着を密かに忍ばせてたのだ。なんだか、そんな気がしたんだなあ。化粧品までは思いつかなかったので、顔を洗ったあとは完全すっぴん。これからは試供品の化粧水と乳液だけは、いつも入れておこうっと。いつ温泉が降ってわいて来るかも解らないから。

 窓口のおじさんに【今日は大丈夫でしょうね】と念押したら、【完全復活です。何の心配もなく入れます】とすま~~した顔で。確かに!丁度良いお湯加減だった。外のお休みどころでは、数人の人たちが、自分達で温泉蒸気釜で蒸した鶏肉や生椎茸、野菜などを美味しそうに食べている。材料持込み。でも最近は、あれこれ蒸す材料も売ってくれるようになったようだ。温泉の蒸気で蒸すとなかなか美味だとか。卵は6分。今度は試食してみようかな。持ち込みで宿泊できる設備もある。

 温泉は今日も貸切り。雲の多い空だttが、久住連山の一つ沸蓋山の稜線をみながら、コバルトブルーの温泉を心ゆくで、我が物顔に楽しんで。まさに、♪いい湯だな♪の心境。

ホカホカになったところで、阿蘇の美味しい【飲むヨーグルト】400円也を飲んで、さあ、帰路へ。このお店は黒川温泉のすぐ近く。ということは、ハゲの湯温泉もすぐ近く。ここを出て我が家まで丁度1時間40分。車の渋滞がないとスイスイ。ウイークデイに移動できるのはシニアの最大の特権だ。彼岸花咲く棚田で遊び、道の駅で新鮮野菜果物買い物、自然食材での割安美味昼食、貸切りの立ち寄り露天風呂・・・・なかなかに充実したシニアの初秋の行楽、良い時間を過ごしたなと満足だった。

(私のカメラ朱の色が余り綺麗に出ないので、ご隠居さんの腕の良い画像を数枚お借りしました)

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海を隔てて、同時に咲いた月下美人に想いを寄せて

2010-09-30 11:49:54 | 日々の中で

                             トコの月下美人                トコ宅の花 名前は?
(掲示板に投稿の娘の画像から。 名前はわからないけどカワイイ花とアメリカでも咲いた月下美人)
久しぶりにカリフォルニアに住む次女”めい”から掲示板にコメントが入っていた。二年前帰省した時にわが家の月下美人の葉を一枚持ち帰って植えたのがぐんぐん伸びて、2年目の今年花を四輪咲かせたそうだ。

昭和52,3年頃だったか、転勤で沖縄暮らしの時借り上げ社宅の庭に咲いていた月下美人、文字通り冴え渡る銀色の月の光に浮かび上がる、真っ白な高貴な雰囲気の花、馥郁たる香りが辺りを染めていた。

そのハッパ1,2枚がわが家の月下美人の歴史の始まりだった。庭弄りの好きな舅が育てて、息IMG_1785子であるご隠居に受け継がれ、幾つもの鉢物となり、親戚・友人宅へ貰われていった。今は4鉢。今年の夏は長かったので、まもなく10月というのに、まだ蕾が8個ついている。

娘達二人がそれぞれの人生を歩みだし、気がついたら私達夫婦も”よい年のシニア”になっていた。長女は横浜、次女はカリフォルニアと離れて暮らすことになったが、わが家からお嫁に行った月下美人が、同じ夜にはるか彼方海を隔てた娘夫婦宅で開花しているという、ただそれだけの事なのだが、何故か嬉しい!

横浜の娘は中学生と小学生の娘と海外出張の多い夫との暮らし。時には仕事で頑張っている父親の代わりもひきうけて、おまけに学校関係その他のこともあるようで、超多忙の日々。だが、部活発表会だの運動会だのをスライドショーで見れるようにアルバムにして送信してくれる。今夏の暑さに夏ばてして、とても運動会を見に上京するなんてことは無理だったので、ホンの少しの間にまた成長した孫達の姿をパソコン上で見て楽しんでいる。

遠く離れて人生を送ることになった娘達。人生は一生に一度。それぞれの生き方を自分達で決めて、生きて欲しいと願った結果だが、時折、近くだったらなあ・・・と思ったりするのは、年を重ねて多少気が弱くなったせいだろうか。でも、今の世の中、飛行機でひとっとび。横浜でもアメリカでも旅を兼ねた滞在の楽しみがあり、密度の濃い娘達との時間が待っていると思えば、これもまた良きかな・・・と思う昨今である。娘達の幸せを願い、路傍の道祖神にも心をこめて手を合わせる朝の散歩は、無心に祈る大事な時間となっている。毎日続けるのは・・・・ちょっと無理なので、体調と気持ちのありようで。もっとも、神様だって、余り真剣に続けて拝まれては、お疲れになるだろうからなあ。なんでも程々が良いのかも。

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久しぶりの映画【悪人】

2010-09-25 16:35:58 | 映画・観劇・コンサートなど

先日 映画【悪人】を観にいった。 (画像はネットからお借りしました)

  ・原作 芥川賞作家 吉田修一の新聞連載小説。

  ・監督  李 相白(フラ・ガール以来4年目ぶりにメガホンをとったそうだ)

 ・主演 妻夫木 聡、 深津 絵理、他 柄本明・樹木 希林、宮崎美子、吉田将生、余 貴美子(ちょっとだけ)他

 パンフレットには ・・・九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く・・・とある。

祐一に扮する妻夫木は、いつもの明るい爽やかを投げ捨て、暗くやりきれない日々を送るうちに思わぬ成り行きから殺人者となる若者を見事に演じている。金色に染めた髪と鬱積した雰囲気、口数も少なく表情にも乏しいそんな青年が時折見せる激しいかっとなる場面の落差。彼は本当に悪人だったのか?もし、育った境遇がよかったら~~こういう結末にはならずにすんだ青年だったと思ってしまった。 ふと知り合った女性(深津絵理)は、平凡な日々を平凡に送っている、寂しい女性。彼女も心のどこかにやりきれない情念を抱えている。二人の出会いは「もっと前に会っておけばよかった」という祐一の言葉通りに出口のない逃避行となる。自首しようとした彼を【一緒に逃げて】と止めたのは、彼女のエゴなのか?

 限りなく広がる海の突先の小さな灯台、青い海と白い灯台での、これから先には進む事もできない二人の最後の世界があった。ラスト・シーンの祐一の行動は、せつな的なものなのか?彼女のこれからを思ってあえてした行動なのか?血も涙もない殺人者と思わせることで、彼女を救おうとした彼の真摯な愛の形ではないのか?切ない想いがこみ上げたシーンだった。殺された女の子の現代にありがちな軽さは、殺人はいけない事ではあるが、殺されて当然と思える程だが、その彼女にも娘として大事に思う親がいる。理不尽に殺されてしまった親の悲しみと怒り。彼女を暗い峠の中に置き去りにした、これまた軽い軽いどうしようもない若者(大学生)を探し出そうとする父親。大学生仲間に1人だけ、救いとなる若者がいたことにほっとした。

 現代の若者のありようを浮き彫りにして、犯罪が起こっても仕方がないような無防備さをえぐりだした。地方のうらぶれた漁村や雑然とした小都市の繁華街様々なロケ地は長崎や五島、唐津、福岡市内などなど、身近なところであった。そういえば、妻夫木(福岡県)深津絵理(大分県)出身の俳優さんだ。

悪人3前作の【フラガール】は笑いあり、涙あり、元気をもらえた。今回はう~~ん、興味深い良い映画であったが、テーマは重い。深津絵理は上手い女優さんで、どこか飄々とした演技がいつも好きだが、今回は【モントリオール映画祭・主演女優賞を貰ったとのこと。確かに女のサガと純粋さを持った女性を上手く演じていたが、私は妻夫木の「まるで祐一という青年がそこにいる」くらいになりきった役者としての根性とその表現力に大いに拍手!それを観るだけでもこの映画、行ってよかったと思った。若いタレントと思っていた人が、力をつけて俳優として育っているのを感じるのは嬉しい事だ。

音楽が優しく、柔らかくて、ほっと救われるのは久石 穣 さんだからだろう。脇の皆さん、達者な人を揃えている。映画も演劇も主役だけでなく、脇役がいいと良い映画・芝居に出来上がる。 

驚いたこと!!


今話題作だし、賞はとったし、人気俳優の妻夫木クンの主演でもあるし、映画館はほど満席。ところが、ところがである。途中から子供、それもまだ言葉もハッキリしない幼い子のグズル声が大きく聞こえ始めた。その日は若い女性達が多かったが、若いママさんが赤ちゃんを連れて来ていたらしい。小さな子供にとって、真っ暗な映画館の中で2時間近く過ごすのは至難の技であろう。第一健康にもよくはない。幾ら【この映画館は空気の綺麗な映画館】が謳い文句であったとしても。

熱心に画面を見ていると、下方の左側から子供のぐずる声が聞こえだす(私達夫婦はかなり上の席)気も散るが、私はその子が可哀相で仕方がなかった。暫く続くから席を立つかなと思っていたけど、とうとう最後まで映画を見たようで、子供も激しく泣きはしなかったけど、ずっとぐずりっぱなしだった。し~んとした館内にかなり大きく響き渡る。近くの観客は、さぞ落ち着かなかったことだろう。

若い母親だって、評判の映画は観たくて当たり前であるが、【何を優先するか】やはり考えて欲しいと思う。いずれはDVDも出るだろうし、昔は子育ての時代に映画を見に行くなんて、考えられもしなかったし、それで当たり前と思って、子育てや家事に専念していた。娘さんみたいに若々しい服装で映画館から三々五々出て、レストランで昼食をとっている女性達。多分子供達は幼稚園や学校に出かけた後なのだろう。そういうことの出来る今の日本は、まだまだ豊かだなと思うし、ママさん達もたまには仲間と映画もランチもしたいだろうと、自分の若い頃に比べて羨ましくもあり、いいことだなと思わぬでもないが・・・あら、いやですねえ、コレって姑根性なのかしら?

『非常識だ。映画館に小さな子を連れ来るなんて!』しばし、ご隠居サンの怒りは収まりませんでした。そういえば、以前やはり映画館に若い夫婦が、子供にはなんの面白みもない映画を観に、子供連れで来ていて、その男の子がぐずると叱りつけてお菓子を与えていて、とても辛い思いをしました。こんな情景、昔もあったのでしょうか。

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地区のみんなで長寿を祝って!

2010-09-21 18:17:47 | 草の根地域福祉

 9月20日今年も恒例の【敬老会】が行われた。太宰府市の招待対象は77歳から。世帯数170余の小さな地区なので、77歳以上は76名。出席者35名(約50%の出席率は太宰府市44地区の中でも多い方だという)欠席の方、入院中の方、施設の方などへは、留守宅や病院に区長と民生委員が記念品を持って訪問することにしている。 

「よくいらっしゃいました」入り口では子供達が胸に花を。
 ご年配の方は腰掛けてフラダンス

 子供達からのお祝いカード              

 ーム(大豆運び)  シニアと子供達、どっちに軍杯?

 子供達の歌のプレゼントは【手のひらを太陽に】でした。可愛い歌声に、皆さん嬉しそうでしたよ。♪花も嵐も踏み越えて・・・♪ 毎回好評の【みんなで歌おう】童謡の他に、昔懐かしいいわゆる流行歌も。

今年は【愛染かつら元区長Tサン(津村浩三)と健康推進委員のHサン(高石かつえ)愛染かつらは三回映画化、さて、誰でしょう?やっぱり第一回の上原謙&田中絹代は皆さんご存知(昭和13年映画化。私勿論生まれてません。でも何故か知っているのは有名だからでしょうね)

二回目は鶴田浩二&京マチ子。

三回目は誰も答えられない、1人正解者あり。Yさん、当時大映撮影所にいて、この映画の撮影に当たっていたそうで、監督名(中村登監督)もバッチリ。主役は吉田輝雄&岡田茉莉子だったそうです。

若いパパさん扮する【花売り娘】とともに、爆笑の渦。(可憐な花売り娘に扮したヤング・パパさん。真っ赤な水玉模様のスカートにスカーフ。画像はちょっと遠慮しました。でも、受けてましたよ!)

こんな愉快な踊りも。 安来節、あら、えっさっさあ!

わが地区の敬老会は、世話人は福祉委員サン達、組長サン、子供会と役員のお母さん達。毎年若いお母さん達には【自分の親に対するような気持ちで、接待の気働きを】と。皆さん、毎年笑顔で楽しそうにくるくる動き、お話し相手をしてくれます。そんな様子を見て育つ子供達、地域のオトシヨリと仲良しです。最後は炭坑節総踊り、まずは若い人から~~。最後は皆さんで。

敬老会は招待者の皆さんも一緒になって楽しめるような企画をと例年計画されています。今は世話役サンではないので、今年はどんな企画かしら?と楽しみでした。以前ご隠居サンが区長を引き受けるまでは『カラオケ・タイム』があって、なんとなくダラダラってこともありましたので、思い切って今のような形にしました。『みんなで歌おう』は以来毎年好評です。アトラクションはその年によって色々工夫。とにかく、招待者も一緒に参加して楽しめる!が目標です。歌って踊って、子供達と指先使うゲーム。

来年もお元気でご出席を!!

区長サン、役員の皆さん、子供会の役員のお母さん達、今年もお手伝い有難う!お疲れ様でした!

 ブログ引っ越しでミスして画像が無くなりました。 バックアップもしてなかったというお粗末な私・・・

一昨年のが残っていましたので、ちょっとそれをUP。

   

 同じく20日、某地区の敬老会にもお邪魔する事になりました。この地区は600世帯程とはるかに大きいからでしょうか。敬老会も招待者と楽しませるために本格的な日本舞踊や華やかなフラダンスなどなど、舞台を使って見せる側(接待側)とに、分かれているようでした。わが地区の方針とは、ちょっと違った感じを受けました。子供達の出演はありませんでした。

一昨年うちの地区は寸劇【恋模様 今は昔の物語】を上演し、大受けしたので、それを某地区が「うちもやりたいので」と台本を借りに来て、昨年はその地区で上演。

 今年も寸劇上演。それをちょっと覗きに行きました。

題して【弥次サン喜多サン 太宰府膝栗毛 紅葉の賑わい】

お江戸日本橋をスタートして東海道を旅していた筈の二人が、何故か太宰府に来てしまって、そこに坂本竜馬サンとおりょうサンが日本初の新婚旅行と西郷隆盛ドンに会うためにやってくる。追ってをペストルで追い払った竜馬サン。茶店で竜馬サンたちに梅ヶ枝餅勧める博多弁のおばあさんは、私の30年来のサークル仲間で民生委員のIさん。演出は元職場演劇していた、この人もサークル仲間のKサン。活躍ぶりと芝居の仕上がり振りを拝見してきました。舞台には、何故か【君の名は】の春樹と真智子(80代の)が天満宮の橋の上で再会する場面もあり、二人の甘い恋のシーンに当てられた、喜多サンが弥次サンに重大な告白をしてしまいます。『実は・・・おいら、イヤ、アタシ女だったの。弥次サンのことが好きで男装して旅についてきてしまったの』オヤオヤ、天満宮で一部始終を見ていた道真公までがお出ましになり、SFもどきに鹿児島から戻ってきた竜馬サンたち、うち揃って某地区の敬老会へと出かけます・・・・

 初めは【冬のソナタ】のピアノ曲流して、【ヨン様】が行方不明になった恋人を日本に探しに来る・・・という設定を入れたところ、どうもお年よりは【ヨン様】をご存じない・・・これじゃあ、つまりません。ということで、Iさん達が急遽昨年受けた【君の名はシニア編】今回は数寄屋橋ならぬ天満宮朱塗り太鼓橋というところに変えて。

この旅役者一座風のお芝居、会場大いに沸いていました。受けまくっていましたね。台詞忘れるのもご愛嬌だし・・・

【東海道膝栗毛】は江戸時代の戯作者、十返舎一九の代表作。

 見事に工夫した扮装で驚きました。かなり稽古を重ねたようでした。そのまま施設などへ慰問出来るような仕上がりでした。 台本では、ヤジさん・キタさんはちゃきちゃき江戸弁、竜馬サンは土佐弁、おりょうさんは京都弁、茶店のおばあさんは博多弁、道真公は公家言葉・・・・だった筈だけど・・・なにやら怪しげなイントネーションではありましたが。で、この愚にもつかない台本を書いたのは【恋模様、今は昔の物語と一緒で、おふざけも好きなととろサンが、その30年来の友人IさんとKサンに頼まれて書いたものです。お二人から依頼されると、ない智恵絞らないわけには行きませんでした。

そういえば、高校2年の時、【卒業生を送る予餞会】を今はなき九電ホールでした時、演劇部に頼まれて、こんな調子のシナリオ書いたのが初めだったなあ。台詞やト書きを入れてシナリオ作り。舞台を想像しながら作り上げていく、面白いものですね。少しシリアスなものも書いてみたいなって思う反面、某地区の弥次さん達の扮装見て、オトシヨリのアイドル氷川きよしの【箱根八里の半次郎】をもじって【太宰府往路の梅次郎】で人情股旅ものはどうだろう?なんて。

【瞼の母】など名作を書いた故長谷川 伸先生にどやされるかな? しかし、こんな他愛ない遊びしている時は、PCがあってよかったな~~と思います。字を書くよりは画面でキイを打つ方が頭と直結しているようで、楽だし楽しいから。十返舎十九センセイも呆れてらっしゃるでしょうが、まあ、そこは洒落の好きな戯作者だから、草葉の陰で見てみぬ振りをして下さったと思っておきましょう。
井上ひさしサンの作品【手鎖心中】にしても、江戸時代には、他の時代にない、伸び伸びし   た洒脱な面白みのある文化があるのが、ととろサンにとっては魅力なのです。(某地区区長サンの役柄は”ちょっとだけよ劇団”の座長さん、なりきっておいででした)                                                                          

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倉庫?の中でのお買物

2010-09-19 20:08:37 | 日々の中で

 先日久山トリアスという福岡市郊外の商業施設の一角にある、【コストコ】に行った。横浜の娘から会員カード(ご隠居と私それぞれに)を貰ったのだ。「このカード、アメリカでも使えるから」とのこと。車で片道40分、ちょっとしたドライブ気分を味わいながら。

    

(アメリカで近くのコスコへ)  広大な倉庫の中のようなお店。  買い物カートの大きさも

半端じゃない。みんなこれに山積みにして買っていってた。

 カリフォルニアに住む次女のところに滞在した時には、時々買物に行ったのでなんとなく親近感がある 。シンプルにして機能を重要視するアメリカらし【倉庫店】なのだ。日本には現在8つのコストコ・倉庫店がある。

大きな倉庫の入り口でカードを見せ、裏面に写真をその場で写して印刷。入店すると・・・最初行った時は驚いた。でっかい、広い倉庫である。ついでながら、COSTCOはアメリカではコスコと言う。マクドナルドを日本ではマックというが、あちらではマックでは解らない。これらも和製英語なのだろう。

とにかく何でも量が凄い。要するに【まとめ買い】でお安くなるというシステム。日用品から食品、医薬品・タイヤ・セールもある。お菓子・肉・魚・ハムなどにしても、トイレペーパーなどにしても半端ではない。トイレペーパーは36個入り。洗剤などもアメリカサイズ。勿論日本製品も多い。子供連れの家族や若いママさん仲間で賑わっている。飲食店をしている人などが業務用として買物に来るようだ。

二人暮らしだから、ど~~んと食べ物などは持て余してしまうので、必然日用品、つまり家庭消耗品のトイレペーパー、テイッシュペーパー、洗剤といったものや醤油も料理酒も大瓶、日持ちするトマトのフォール缶やマギーのコンソメスープ・キュウブ(100個入り)などなど購入。特別高級なもの、お洒落なもの、美味なものはないが、日常生活に欠かせない商品や子供達のおやつ類・食品など、かなり安価で買える。

お昼は店内でホットドックを食べた。和食が多い食生活だが、たまにはこんなものが食べたくなる。映画を見に行った時はふとマクドナルドなどに入りたくなったりする。気分の問題かなあ。

ホットドックは200円、紙コップがついてくる。飲み物は自由にどうぞ!ホットドックの中身は、微塵切りのピクルス・オニオン、辛子、ケチャップなどを機械のハンドルを回して好きなだけ挟む。これまた機能的なセル フ方式。若い子連れのママさんやパパさん(ウイークデイでも男性の姿も多い??)に混じって、シニアの我ら、ホットドックを頬張る。何でも好奇心旺盛のととろサン、こんなのも時に楽しくて。

ご隠居が、アメリカで食べたステーキが美味しかったのでとステーキ肉を。 少ないもので3枚いり。海を越えてくるとやはりかなり高くはなっているけど、それでも三枚で2400円。こちらで買うステーキ肉はいつも厚さが薄いなあと思う。今回のは厚みが1,5センチいやもっとあるかな。和牛のようにコクがあってとろ けるようだ・・・なんてのではないが、結構イケルものだということを知った。肉の部位の選び方でかなり違うようだ。今夜はカリフォルニア・ワインをあけて、ステーキディナーと洒落よう。クリームスープは、手抜きでキャンベルの缶をダースで買った。

二人暮らしにしては珍しくカート一杯に商品積んで、駐車場へ。車のトランクに入れて、近くのカート置き場に置いておく。さあ今度来るのは・・・何ヶ月も先のことになるだろうな。

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