昨日29日の夕焼けは、不気味なほどの赤さが一面に広がっていた。(2階の窓から)
梅雨の時期とはいえ、比較的穏やかな天候が続いていた(時々雨も降るし蒸し暑くもあったが)だが、昨日の天気予報はでは、この辺りも大雨警報が出た。小石原焼の窯元のある東峰村辺りは、今回も相当の降雨量、まだ復興途上にある人達は、どんなにか不安なことだろう。
昨日その悪天候の中、広島在住のネット友人のYさんが、九州国立博物館の特別展を観に来られた。嬉野温泉や有田焼や伊万里などに足を延ばされるので、宿なども予約していらっしゃったので、予定通り決行とのことだった。
Yさんは美術や花などが大好きな方で、お互いのブログを通して、いつの間にか仲良くお付き合いするようになったネット仲間だ。彼女は広島在住。私も夫の転勤で広島に6年程住んでいたので、そんなことがきっかけに親しくなったように思う。ご自分も身体のリハビリなどを続けながら、90歳を過ぎたお母さんの施設を毎日訪問なさっている。「主人が車で連れて行ってくれるから出来るの、感謝している」といつもYさんがおっしゃる。お目にかかったご主人様は、ほんとに穏やかで優しい感じの方だ。お互いのブログやメールで、境遇や趣味や時には病気のことも含めて、解りあえているので、お会いしてもすうっと気持ちが通じ合うのがネット仲間の良い処かも知れない。それぞれの地方のことなども知ることが出来て、視野が広くなる感じがすることもある。ところ変わればなんとやら・・・珍しいなあと思う風物やしきたりなどのことも。
ネットなどでは、怖いことや嫌なこともニュースに出たりするが、私の場合、数人の方とのお付き合いがあるが、皆さん本当にそれぞれ良い方々で、ネット仲間、また良からずやという感じである。良い方達と私は巡り会っているのだろう。嬉しいことだ。
以前にも特別展にいらっしゃった時に、お目にかかったので、今回は二回目。お互いに「次にまた会えたらいいね」と言っていたのが実現した。優しい旦那様と弟さんご夫妻とご一緒の、博物館・温泉・焼き物の里巡り~~の良い企画の旅だ。
Yさんが展示会をご覧になった後で、我が家に立ち寄って頂くつもりだったが、今回は跡のスケジュールがあるとのことで、博物館の一隅にあるカフェで【お茶タイム】お互いに手を取り合って「会えたわねえ」(Yさんも私も次に会えるか否かが。頭をよぎる年代なのである)最も私よりだいぶ若かったネット仲間の方は・・・半年ばかりの闘病でアッという間に亡くなられたという辛い悲しいこともあるから、トシだけでいうことは出来ないだろうが。
丁度近くの福岡女子短大の生徒さん達のミニ・コンサートが開かれていて。ピアノやホルンの演奏をバックに・・・あれこれと話のタネは尽きない。
色々お喋りしているうちにアッという間に時間は過ぎた。
「また次もきっと会えるわよ」と約束して、お別れした。
今夜(30日)の20時頃、電話が。「今帰りついたのですぐ電話した」と。雨風が酷かったので、嬉野温泉から有田の里巡りなどは大変だっただろうと、ご隠居と案じていたので、ほっとした。帰宅に時間はかかったが、お元気で帰宅されて、私との時間も旅の色々もとても喜んでいらして、私も嬉しくなった。
Yさん、お疲れ様、悪天候の中だったので、暫くゆっくり過ごして下さいね。
私も友達も口にする言葉がある「いい旅だったけど、やっぱり家が一番だね」旅から帰った時の最初の言葉・・・である。
博物館ではこんなイベントもある。落語家さんによる夏の夜の怪談噺。なんたって博物館迄我が家から10分足らず、行ってみようかしら。
10月には四国からやはりネット仲間のNさんがみえる。クルーズ船が博多港に入って数時間博多での自由時間があるということで、お会いすることになっている。クルーズ好きなNさんとはその時が初対面となる。四国もご隠居が中四国担当で(広島に住んでいた頃)、私も何度も四国を訪れ、温暖でカツオのたたきはじめ美味しい物も多くて・・・道後温泉にも何回か。そんな話題から親しくなったNさんもとても良い方だ。太宰府にいながら、違う地方にお住まいの方とお会いできるのも、ネット・ブログのおかげ。嬉しいことである。