ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

”めい”のちょっとだけエジプト紀行(1)

2007-09-23 07:06:44 | ”めい”のエジプト紀行

むすめの”めい”から掲示板に【エジプト】旅行(紅海ダイビングが目的)の写真とコメントが。いつの間にか消えてしまうのは”なんだかなあ”とここにまとめた(事後承諾でごめん)

♪月の砂漠をはる~~ばると~てな感じで行ってまいりました、エジプト!!ピラミッドの歴史をたどって、階段ー>屈折ー>赤ー>そしてギザの3大ピラミッドと見ていくのは、予想してたよりかなりの感動でした。さらにそのあと考古博物館で、まったりと出土品を。。。く~っ!至福の喜び!!”エジプト展”で出張してきたものしか見たことがなかったので、ツタンカーメン関連を含み、あれだけのものが、しかも説明文もほとんどなく、無造作に所狭しと展示してあるのには驚きでした。。 良かったなあ。 あの感激をどう伝えていいかわかんないのですが、とりあえず写真を少し。 真夏のエジプトは死ぬほど暑かったです。 

内部は身長150cmしかない私でも、腰を曲げて頭を下げないと通れない回廊があり、その先に空の石の棺だけが置いてある玄室と呼ばれる部屋があります。何もなくてがっかりする観光客も多いらしいのですが、そこでのかび臭さに、時の流れを感じ、ひとり感激しておりました。

 

ほんのさわりですが、ピラミッドの形は試行錯誤を繰り返しながら、変わっていきました。建設途中で上から崩れ落ちたあとが残っているものもあります。そのなかでわかりやすい三つを。。 1)階段ピラミッド。(最古の遺跡と言われています。2)屈折ピラミッド(バランスが悪く途中で設計を変えたとのこと)3)赤ピラミッド(ギザの3大ピラミッドの形に限りなく近いのですが、まだ底辺が高さに比べてかなり長く、崩れにくくなっています。 こうやって比べていくと、ギザのピラミッドが本当に綺麗な三角形を保っているのがわかります

スフィンクスは、、体の丸みが素晴らしく綺麗にできてて感激でしたよ。 残ってた石の使い道がなく、動かすのも大変だから、じゃあ、彫ってしまおうという考え方がすごいです、古代エジプト人!! 

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”めい”の少しだけエジプト見聞録(2)

2007-09-23 07:05:11 | ”めい”のエジプト紀行

  美しいラムセス二世の像

これはラムセス2世の像です。美しい!!ライオンの像の裏にあるお土産屋さん。これは表の稼業でで、裏では盗掘品を売りさばいておりました。毎週のように何か発掘されているエジプトでは、こういうことは公然の秘密らしいです。はああ。。。だから大英博物館のほうが、エジプトの物多かったりするんだよなあ。。もっと大切にしてほしいです。

さてエジプト人で意外だったのは、あまり日本人を見慣れてないこと。 歩いてると100% ”
Are you Chinese?"と聞いてくる。 ”うにゃ、日本人”と答えると ”OH!! ジャッキーチェン!”とくる。 それ、中国人だってば。。 最初はそんなやりとりも楽しかったのですが、数歩ごとに毎回同じ受け答えとなると、さすがに ”しゃーしく” なってくる。 (注:博多弁で煩わしいの意) 結果、切れちゃった私たちは誰か近づいてくるたび、こっちから ”I'm ジャッキーチェン! Good Bye" と切り捨てておりました。

♪旅の~駱駝が~♪おまけに駱駝乗りも”お決まり”の体験。

想外に楽しかったです。が、駱駝の背は高い!しかも前足から先に折って座るので、その背に乗ってる私たちは必死でこぶにしがみついてないと、頭から転げ落ちそうになります。。現地の人は、こぶの前に座って足を駱駝の首の上に投げ出すようにしてました。なるほどあれなら、足からすべる落ちる感じで怖くないんだな。

カイロ風邪まだ、咳だけ残ってます。。一時間もAirportで、炎天下の中、シャトル待ちをさせられたせいではないかと。。(タクシー利用者を増やすため、シャトルをほとんど走らせないと、現地人に聞きました。) カイロはもうほんとに、スモッグひどいわ、交通ルール無茶苦茶だわ、タクシーに乗るのも買い物ひとつするのも、はては、ツアーやホテルの代金でさえ常識外のぼったくりをしてくるわ、Policeさえチップを要求してくるわと、もう最悪でした。ピラミッドと公庫博物館と紅海はほんとにお勧めなのですが、カイロには二度と行きたくないよー。あんなことしてると、観光客のリピーターってほんとにいなくなっちゃうんじゃないのかな。。

車の量がすごいのですが、人が渡ってない限り、信号も丸無視で車が突っ込んできます。そのせいでもうクラクションがすごい。。あの暑さと排気ガスとスモッグにまみれながらのクラクションは、真夏の日本の蝉の声よりうるさいです。。


なんでもピラミッドのあるギザに、エジプト最大の博物館ができるそうで、カイロの博物館から展示品が移ることを祈ってます。これから行かれる方は、時間と体力をもてあましてない限り、空港ーホテルーその他観光予定地への送迎つきのツアー手配をお勧めします。なお、ピラミッドや博物館の現地日本語ツアーは、ほぼ100%現地人による日本語ツアーとなりますので、そのつもりでお出かけください。

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"めい”のエジプト少しだけ見聞録(3)

2007-09-23 06:15:32 | ”めい”のエジプト紀行

世界五大透明度の紅海

紅海は、世界5本の指に入る透明度を誇ります。約30Mの深さで潜っていたのですが、そこから上を見ても下を見ても、どこまでも見渡せるのです一体どれくらいの透Photo_3明度があったんだろ? 水を打ったようなという表現がぴったりの、それはそれは綺麗な海でした。スノーケPhoto_4ルでも楽しめます。10フイート(約30メーター)の深さを”一本”で一時間潜るのですが、上を見あげても、下を見下ろしても、何処までも澄み切って見張らせる 本当に綺麗な海でした。

一面の海うちわとアネモネ(ニモの巣)が見渡す限り一Photo_5面に広がる中、さまざまなトロピカル・フイッシュ(熱帯魚)とともに、エイ、海亀、ナポレオンなどが姿を見せます。



 

沖に見える残骸は、タンカー船のように見えるのですが、もうぼろぼろになっててわからないんです。スエズ運河につながる海のせいか、貨物船の座礁もたびたびあったようです。そして観光ポイント?になってしまったらしい、バスタブと、トイレの群れをみせられました。(一緒に行った子は座らされてた)うーん、個人的には綺麗にクリーンナップしてほしいですけどね。 Cap022 P1010282 他にも戦時中の飛行機やCap072船が沈んでいて、ダイビングポイントとなっています。



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思わず見上げたこんな空

2007-09-18 12:39:03 | 日々の中で

 台風11号も12号も、今回は日本を迂回して去ってくれた。夏に大きな台風来襲、その被害が大きかっただけに、二百十日の初秋の頃は”台風”の二文字にドキッとする。

その台風11号接近間近か・・・の夕方の空はなんともいえないほど不気味だった。ひとしきりの夕立のような雨のあと、沈みゆく太陽の姿は見えず、ただひたすら見渡す限りの空が、薄紅色に染め上げられていた。立って見上げている私の顔も赤く染まっていたのでは。

私の拙い写真ではあの不気味なほどの赤い広がりは、とらえることが出来なかった)このあとまた、激しい雷鳴がとどろき、夜空に光が踊った。雨はたたきつけるように降り、大粒の雨しずくを跳ね上げた。

自然のかもし出す不思議な色合いに、驚く時がある。月食の夜も、あの不気味なまでの赤味がかった月に、畏れのようなものを感じたものだったが、古代の人々が宇宙、地球のかもし出す不思議さに惧れを感じ、敬虔な気持ちと人知の及ばぬ神秘の世界を垣間見て、人間の営みや生き方を考えたのも無理はない。科学や文化の発達は、時として人間の心を不遜なものとし、立ち入ってはならない自然にまで、手を加えたり壊したりを繰り返し、それが今の地球温暖化なるものを生み出したのだと思うと、この赤い不気味な空一面を覆う夕焼けに、立ちすくんでしまった。遅ればせながらの、温暖化防止策は間に合うのだろうか。

私は・・・MY買い物袋、MY箸(出来るだけ割り箸を避ける。たかが割り箸イチゼン、されど”ちりも積もれば凄い量の材木が消費されているのだ。しかし・・・山や高原散策はいいけど、お店でMY箸ってのは使いにくい)。やたらごみを増やさない・・・そんなささやかなことでは、おっつかないことは解っているけど。

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暦月の呼び名・・・続き

2007-09-16 08:30:09 | 日々の中で

 秋桜(コスモス)が風に揺れる~~そんな光景が見られるようになった。



昨日は台風11号接近で34度という蒸し暑い一日だったが、それでも紛れもなく季節は秋へと移り、草花たちは夏から秋へのバトンを受け取っている。

先日【シンプル・ライフ】目指して片付けものの時に出てきた古いノートに、暦月の古来からの呼び名があり、ちょっと面白いなとブログに。今朝はその後日談。

6月【水無月は水の無い月・・・と思っていたが、そうではなく【水の月】の意味とだだったと書いたら、ネット仲間のTさんから「じゃあ神無月は??出雲大社に全国の神様が集まるので、神様不在の月」と思っていたが??とコメントいただいた。そうだよね、でもノートには先生が言われたことをメモしたんだからと気になってしまった。思いついたのが、最近リタイアした高校の国語教諭の友人Gさん(月に一度の”読書会”の仲間でもある)のこと。早速メールで問い合わせてみた。

古文にとくに私の苦手な文法助動詞だの助詞に詳しいと名を馳せている(なんて書いたら、彼女怒るだろうなあ、”それは大げさよ”って。でも、本当のことです)人なのだ。さすが!折り返しレスが来た。それによると。

★【水無月】の【な】は格助詞。今の”の”にあたるとのこと。だから【水無月】はもともとは、水のある月で、田んぼに水を引く時期なのでそういう風に呼ばれた・・・というノートは間違いではなかったんだ。

※ ついでに・・・と彼女のメールは続く。

★【春な忘れそ】の【な】は、【な・・・そ】で禁止をあらわしますが、今は【・・・・な」で禁止という風に変わってきています。

★【神無月】は陰暦10月、神様が出雲大社に集まって、国中の神様がいなくなるから”神のいない月”説と、先の【な】と同様、”神祭りをする月”という意味もあり、他にも諸説あるようです。

 とありました。Gさん、有難う!

【神無月】が神様のいない月・・・として使われるようになったのは、中世のころかららしい。そのころには出雲では10月を【神在月】(神のおわします月】と言ったとか古来からの長い歴史の間に、言葉の持つ意味も変化するものである。1月から12月まで。昔の人たちは、自然の中で暮らし、習慣やお祭りを大事にし、そこから月の呼び名も生まれた。風流なことだなあ・・・と改めて思う。若いころには、手紙の終わりに、【弥生の月に】なんてちょっと気取って書いたりしたものだったなあ。青臭い文学少女・・・という勿れ。乙女チックな青春といって欲しいなあ(笑)、それとも雅なレディとでも(爆笑)

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